冬の澤乃井を訪ねる会
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<ご報告>
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2月19日、雨の予報で心配しましたが、寒かったものの青梅の澤之井はギリークラブご参加の方の熱気で熱く盛り上がりました。
沢井駅まで小澤社長が出迎えていただき、そのまま醸造場に直行、当日休業ではありましたが社長自らの案内で清酒造りの現場を回らせていただきました。(案内役、ガイド役の説明ではなく蔵元、社長自身からの説明というのもなかなか得がたい経験です。)
その説明の端々に清酒に関しての深い愛情と知識、経営者としての姿勢、お客さんに対する気遣い、ほっとするユーモアのセンスが感じられ、参加者の興味と気持ちをひきつけていただきました。
そして社長のご自宅に入って澤乃井を飲みながら「蔵鍋」を堪能しました。
小澤社長の説明でこんなお酒を飲みました。
三段仕込 澤乃井
別吟醸 水乃記憶
大吟醸 澤乃井
純米吟醸 春ノ雪
木桶仕込 彩は
熟成 蔵守
いや〜、昼の酒は効きます。
そしてこんなに飲んだら当たり前ですが、みんな気持ちよく・・・
途中青梅マラソンのランナーが走ってきましたが、庭に出て応援、観戦です。
ゼッケンを見ながら「早稲田がんばれ!」とか皆で叫び旗を振ります。
まるで酔っ払いです。(本当に酔っ払いですが・・・)
観戦のおかげですっかり体が冷え切り、またまたお酒と鍋がありがたい室内です。
なんか宴会を2回やった気分、2倍飲んだ気もします。
<皆で堪能した蔵鍋の説明文にこうあります。>
晩秋のある朝、蔵人は田舎のバス停に集合、それぞれの家族に見送られて故郷を後にします。夕方には蔵に着くでしょう。正月に一度帰郷が許されるにしても春までの五ヶ月間、この仲間たちと男だけの合宿生活が始まります。
毎日の食事に不満はありませんが、時々パァーっとやりたくなるのは男の性、しかし自分たちの都合でやるわけで金も手間も自分持ち、金も出したくないし面倒くさいのもいやだ。そんな状況の中で生まれた鍋料理を総称して蔵鍋と呼びます。
そもそも廃鶏を使った鳥鍋でした。蔵鍋の日は朝から蔵人たちの機嫌がいいのでそれと分かります。単調な合宿生活の中で 最大の楽しみだったようです。その鍋自体はグロテスクで人様にお勧めする気にはなりません。
今日の蔵鍋は関西の酒蔵のものだそうですが出所はわかりません。前記の条件を満たしながら中々完成度の高い鍋で、これならお客様にもお出しできます。
材料
(具)豚バラあるいはロース、豆腐、白菜
(タレ)醤油、大根おろし、ワケギ、刻み柚子、七味
土鍋にどぼどぼと酒をいれ着火、熱くなったら酒に火をつける。
小鉢にたっぷり大根おろしを入れ醤油をかけ、ワケギ、刻み柚子、七味をふりかける。
酒の火が消えたら豚肉をいれ、タレをたっぷり乗せて食べる。
続いて豚肉、白菜、豆腐を入れて同様にする。最初から白菜豆腐を入れないのは酒を吸って食べにくいため。
汁が減ってきたらお湯(酒)を足す。最後は雑炊かうどん。
蔵鍋の材料の買出しから準備は大変ですし、もちろんあと片付けもです。小澤社長ご自身、奥様、お嬢様方に心より感謝です。本当にありがとうございました。
澤乃井社長のご自宅に上げていただき皆で盛り上がる、なんと贅沢な会なのでしょうか。我々にできるお返しは今後しっかり澤乃井を飲むこと、周囲に勧めること、と誓い合って夕方の蔵元を後にしました。
帰りの電車では青梅マラソンに参加されたランナーの方が山ほど乗ってきて、かたやスポーツ愛好家、かたやギリークラブ昼酒酔っ払い集団、と異質な雰囲気で車内は混み合っていました。お疲れ様でした。
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<ご案内>
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東京の銘酒『澤之井』は多摩川の上流、青梅にあります。
ギリークラブでは3年半前の夏、そして昨年2月と訪問させて頂きましたが、今回も厳冬の季節、多摩川沿い、本当に寒い青梅の冬です。
しかしある意味ではお酒造りが一番感じられる時期になのです。
<昨年開催時の様子>
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2005/0205.shtml
今回もこの時期にしか食べられない『蔵人料理』を食べさせて頂きます。
お酒造りにいそしむ蔵の方がこういうものを食べているのだというものを食べて、澤之井というお酒がどのような作り方をしているのか、蔵元小澤順一郎氏からお話を伺います。もちろん蔵元見学もします。(但し日曜なので稼動はしていませんが)
そして・・・蔵元に行って清酒を飲まないなどという事はないでしょう。
色々な種類のお酒を試飲させて頂きます。(試飲の範囲で留まる事を願っていますが)
人数限定で恐縮ですが、滅多にできない体験です。
ご参加お待ちしています。
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<実施概要>
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●日時 2月19日(日)
10:00 集合(小澤酒造) “工場見学&清酒の基本を学ぶ” 案内:小澤社長
12:00 蔵人料理と澤乃井を味わう
15:00 終了予定 その後自由にままごと屋や青梅の多摩川上流を散策
●会費 ギリークラブ会員、5,000円 ビジター 7,000円
●募集人数:15名限定。
(どうぞお早めにお申込み下さい。)
●会場 小澤酒造
青梅市沢井2-770 TEL: 0428-78-8215
http://www.sawanoi-sake.com/
【申込みフォーム】 (不参加の場合は返信不要です)
ギリークラブ事務局 渡辺幸裕行き
●2月19日の冬の澤乃井を訪ねる会に 参加
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号: (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
携帯メールアドレス: (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
○同伴者 無し 有り( 様)←何れか選んで下さい。
○ギリークラブ入会状況(既会員・今回入会・ビジター参加)←何れか選んで下さい。
※分からない場合はお問い合わせ下さい。
※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。
年間通信費が5,000円ですので初回参加時に今回会費の他に15,000円必要です。
※ギリークラブの詳細はサイトをご覧下さい。
http://www.gillie.co.jp/g_club/index.shtml
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