『京都のおばんざい(2) 葵祭り』
〜後藤加寿子さんと考える日本の家庭料理 2006〜
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後藤加寿子さんと共同で長期に渡り継続させていく日本の家庭料理シリーズ、2006年のテーマは“おばんざい”、その2回目です。
(1回目不参加の方でも全く問題ない内容です。ご安心下さい。)
1回目は3月に実施、テーマは『ひな祭り』でした。
そのときの様子がここにあります。
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2006/0302.shtml
後藤加寿子さんから今回の料理に関してのお話と実演、特に、おだしの簡単なとり方には皆さん納得されていましたし、ひな祭りにちなんだ“えびちらし”、それも京風のばら寿司と関東風とのまぜ寿司との違いに、今更ながら気が付かせてもらい、とても新鮮で美味しい時間でした。
今回も京都伏見のお酒を用意し、懇親会の時にはそれで盛り上がり、後藤さんとご参加者、参加者同士も盛り上がり、これも重要だと再認識しました。
そして折角だからと調べたひな祭りのあれこれ情報、ご参加者からも参考になったとの話があり、嬉しい次第でしたが、こういう事でもないと調べません、一番渡辺が勉強になったと感謝しています。
今回はその2回目、5月は葵祭りがテーマです。
ただ、この時期は春から初夏に向かう時期、食材も美味しい時期です。
そんな季節を感じていただくためにも、後藤さんにこの季節の京都はどんな?ということをお聞きしました。
(このメールの最後に付けておきます)
四季のはっきりした日本で、その季節をしっかり感じ、そしてその時期のおばんざい(京都のお惣菜)を学びたいと思います。
単に美味しく食べる会ではありません。料理教室でもありません。
日本の家庭料理の楽しさを学びたいと思って企画しています。
“伝統と創造”
昔から京都の家庭に伝わる“おばんざい”ですが、現代の生活、食材に合うものが増えているのは当たり前です。
しかし、何でも現代風にしたら良いとか、全て昔どおりという訳ではありません。
そのための工夫も当日後藤さんから詳しく説明して頂きます。
2006年は以下のプログラムです。
(3回目以降は予定です。変更の可能性もあります)
(1)3月2日(木) テーマ:ひな祭り 実施済み
(2)5月15日(月) テーマ:葵祭り 今回ご案内
(3)7月14日(金) テーマ:祇園祭り
(4)10月20日(金) テーマ:時代祭り
(5)12月26日(火) テーマ:京のおせち
<このシリーズ、開始時の趣旨は以下です。>
日本の家庭で普通に作り食べてきたおかず、その地方でその季節に取れる魚や野菜を使って、母から娘に(時に息子に)伝承されてきました。お客様用ではなく日常家族で食べるためのおかずとしての料理です。
従来料理教室ではこういう日常料理は家庭で出来るのが大前提として、家庭ではできない料亭の料理やフレンチやイタリアン、など夢のある料理を教えて来ましたので、外で教わる場がなかったというのが現実です。
それがファーストフード、ファミリーレストラン、コンビニ、デパ地下・・・便利さと引き換えに現代の家庭内で普通の料理を作る機会が減ってきました。それは時代の流れですし、家族のあり方も働き方も以前とは異なってきましたので、これは当たり前のことです。
後藤加寿子さんはそんな状況に危機感を感じていらして、今回このような企画を一緒に考えました。
・1週間に一回でいいから、一品で良いから、普通の家庭料理を作ってみませんか?
・それが大変経済的で、そして健康に良いのですよ。
・そのための秘訣をお教えします。という主旨です。
デパ地下のお惣菜は本当に便利です。また様々な飲食店でもメニューを一生懸命作っていますが、家庭で食べる食事を自分で作らないと腕がなまります。技術は間違いなく落ちます。そして次の世代に家庭料理の技術や自分の家の味を伝承するためには、自分で作った方が良いに決まっています。
この企画は料理教室ではありませんが、男女問わずこの主旨にご興味のある方、特にメディアの方に体験して頂きたいと考えています。
一品だけ作り方を教わりますが、今回は“えびちらし”です。お雛様にちらし寿司はつきものです。それ以外のメニューは食べながら後藤さんにお話を伺います。
最近家庭で料理をしていないなと思う方、今後そういう企画を考えたいなと思っているメディア関係者、マーケティング関係者、IT関係者・・・そういうコンテンツにご興味のある方にとっては見逃せません。大変貴重な機会です。ぜひお出で下さい。奮ってのご参加お待ちしています。
<今回のメニュー>
ホタテのマリネ
鱒の木の芽焼き
焼き豆腐 ふき シーチキンの炊き合わせ
豆ご飯
あらめ
お酒は京都・伏見の銘酒、月の桂を準備いたします。
http://tsukinokatsura.co.jp/
【後藤加寿子氏プロフィール】
武者小路千家第13代家元夫人で、茶懐石料理研究家の第一人者でもあった、故・千 澄子さんの長女として京都に生まれ,澄子さんの料理より多くの薫陶を受ける。NHKきょうの料理・TBSはなまるマーケットを始め、料理雑誌での連載多数。
2005年4月から家庭画報で「後藤加寿子さんの季節の献立帖」連載中。主な著書に、「和の味12ヶ月」 「和のきほん いつもの味をおいしく、手早く。」
(後藤加寿子さんへ、5月の京都に関するご質問)
(Q ) 5月半ばごろ、京都はどんな気候ですか?
(A ) 湿気の少ない新緑の美しい、一年で一番過しやすい頃です
(Q ) どんなものが美味しい時期ですか?
(A ) 豆(えんどう)・しのごんぼ・山椒の実・生節・はちく・
(Q ) それをおばんざいとしてはどんな料理にしてますか?
(A ) 豆ー豆ご飯 豆のくず引き 豆のシロップ煮 ・おから
しのごんぼー生節としのごんぼの炊き合わせ・しのごんぼと豆の炊き合わせ
山椒の実ー佃煮・ちりめん山椒・鰯と煮る
(Q ) その中で後藤さんが好きなのは?
(A ) 豆ご飯(全て大好きですが・・・)
(Q ) 葵祭の時には後藤さんは何かしていますか?
(A ) 北山の方へ新緑を見に行く。
この頃、葵祭りの牛車や衣装についている葵の葉のもとになっているふたば葵が北山の方にはえて白い美しい花を咲かせています。
(Q ) 同じく、京都の人(といっても関係者?)はどんな気持ちになるでしょうか?
(A ) 季節もよくお祭り月なのでウキウキたのしい気分の月です
(Q ) お祭りにあわせて飲み食いする習慣でこの時期にある他のものは?
(A ) さば寿司・赤飯
(Q ) おばんざいではないけれど、料理屋ではこんなものが出てくる・・・
(A ) 小鮎・菜の花の漬物・柏餅・じゅんさい・
(Q ) その他、行事とおばんざいにかかわるものがあれば教えてください。
(A ) 京都の柏餅はこしあんは葉の中を表に包み、味噌あんは表を外に包みます
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<実施概要>
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●ギリークラブ 『京都のおばんざい(2) 葵祭り』
〜後藤加寿子さんと考える日本の家庭料理 2006〜
●日時:5月15日(月)19:00〜21:30
18:30 受付開始
19:00 セミナー開始
19:30 食事開始
20:45 交流会開始 (講師を囲んで、参加者同士の交流会です)
21:30 終了
●場所:はごろもサロン
日比谷線八丁堀駅下車 徒歩3分
住所 104-0032 中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル8F
電話番号 03-3206-0083
●ゲスト:後藤加寿子氏(料理研究家)
●会費:ギリークラブ会員 12,000円(今回入会可) ビジター15,000円
●参加人数:申込先着順 20名様限定 (メンバー優先です)
※ギリークラブメンバーになるには・・・
会の主旨を理解して終身会費10,000円をお支払い下さい。
別途年間通信費5,000円ですので、初回には参加費の他に15,000円が必要です。
詳細はサイトをご覧下さい。http://www.gillie.co.jp/g_club/
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【参加申込みフォーム】
★ギリークラブ事務局行き(必要事項を記入し、不要な部分を消してご返送下さい。不参加の場合は返信不要です)
●5月15日(月)「後藤加寿子さんと京都おばんざい(2) 葵まつり」に参加
会社名:
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号: (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
●ギリークラブへの入会状況 ←何れか消して下さい。
□既メンバー □ビジターで参加
□当日入会希望(終身登録手数料10,000円、2006年度通信費5,000円ご準備下さい)
●ご同伴:なし あり( 様)←何れか記入して下さい。
●領収書発行:□不要 □希望(宛先: )
●今後のシリーズへの継続参加希望も募ります。希望日をお知らせ下さい。
・7月14日(金)(テーマ:祇園祭り)、
・10月12日(木)(テーマ:時代祭り)、
・12月26日(火)(テーマ:京のおせち)
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