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劇団四季ミュージカル『壁抜け男』観劇&交流会

<ご報告>

 

<ご案内>

10月12日に実施する劇団四季ミュージカル『壁抜け男』の会ですが、この9月9日、『壁抜け男』の初日を観てきました。席に座って幕が開いて最初の唄が始まったとたん、ずどんと記憶が甦り、以前見た時も“おしゃれな時間”を感じたことを思い出しました。

はっきりいって、“キャッツ”や“オペラ座の怪人”、“ライオンキング”などとは全く違う、いかにも古き良きパリ、おフランス!がある、ある意味、変な言い方ですが、“ゆる〜い”時間に浸れました。大人がとっても楽しめる時間かと思います。

NYのブロードウェイ、ロンドンのウエストエンドとは全く違う世界です。台詞も唄の、シャルル・アズナブールの世界そう、あの“シェルブールの雨傘”的な楽しみ方ができます。いまや死語になってしまった“パリのエスプリ”に浸ることができる2時間です。

最後に“人生は素敵だ”、“人生は最高”と歌うのですが、私は、このミュージカルを見終わったら、フランスワインにバケットとチーズ、そんなもので余韻を楽しみたい作品です。

思わず2枚組みCDを購入してきましたが、ほぼ毎日車の中とか、夜寝るときに聞いてますが(睡眠薬代わりですね)、α波が出てくるのが分かります。こういうデジタルな時代だからこそ、持ちえない貴重な時が流れます。

どんなに説明しても観なくては分からない作品であることは事実なのですが、10月12日開催のギリークラブの 『壁抜け男』観劇&交流会、まだ大丈夫ですが、ご検討されませんか?

ご連絡お待ちしています。

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【ストーリー】
1947年、戦争も終わり、平和な日常を取り戻したパリ。郵政省の苦情処理係デュティユルは、平凡な独身男で、切手集めとバラの手入れだけが趣味。要領のいい同僚たちは、こつこつときまじめに仕事をする彼を馬鹿にしていた。
 午後5時、デュティユルは仕事を終える。娼婦や絵描き、新聞売り…、陽気な隣人たちが住むモンマルトルのアパルトマンに帰りつくと、いきなりの停電。毎晩のことに彼はうんざりするが、今夜はいつもとどこかが違う。ドアを開けてもいないのに、電気がつくと彼は部屋の中に入っている。そして再び電気が消えた時、まるで壁がなくなったかのように、彼は外の廊下に立っていたのだ。

 気が狂ったのだと思いこんだデュティユルは、あわてて精神科に駆け込むが、医者は驚くでもなく、長い病名を並べ立てて薬を処方してくれた。曰く、「壁を通り抜けることに疲れたら、この薬を飲めばいい」と。
 突然“壁抜け男”になったデュティユルはとまどい、普通の人間に戻りたい、平凡な役人のままでいたいと嘆く。ところがその思いとは裏腹に、職場で新任の上司に罵倒され、腹を立てたデュティユルは、何度も壁から頭を突き出して、その上司を錯乱させてしまう。

 この出来事は、デュティユルの心に変化をもたらした。帰路、彼はふいに自分の力を試してみたくなり、パン屋の壁を通り抜けてパンを盗み出す。自分の“特技”に自信を深めたデュティユルは、とうとう宝石店の壁を抜け、宝石を手に入れる。すっかり英雄気分の彼は、義賊よろしく、盗んだ豪華な首飾りを娼婦の首につけてやる。
 今や、壁抜け泥棒“ガルー・ガルー”として、町の人気者となったデュティユル。欲しいものは何でも手に入る彼だったが、たったひとつ手の届かないものが、同じ町に住む美しく薄幸な人妻イザベルの心だった。
 夜、銀行の貸金庫に忍び込んだデュティユルは、警報が鳴る中、悠々と貸金庫の中身を物色する。そこへ、2人の警官が駆けつけた。自らガルー・ガルーだと名乗った犯人を捕らえる警官たち。デュティユルは、すべてはイザベルへの恋心からしたことだと彼女に知ってもらうため、マスコミを呼んでくれと要求するのであった・・・。


『壁抜け男』の魅力 劇団四季HPより抜粋

【壁抜け男とは?】
ミュージカル『壁抜け男』のもととなったのは、マルセル・エイメ(Marcel Ayme 1902-1967)による同名の短編小説。子ども時代には彼の童話集を読む、というほどフランスではポピュラーな作家で、日本でも短編小説集「壁抜け男」(角川文庫)が出版されています。また映画化された作品も多く、この『壁抜け男』も映画やドラマで採り上げられています。壁を抜ける――。一見奇抜な能力ですが、誰もが心のどこかに持っている願望なのではないでしょうか。ミュージカルの舞台となっているモンマルトルには、エイメが壁を抜けているところを模した彫刻があり、モンマルトルの住人達の生活を見つめています。

【フランス人を納得させた三ツ星の味わい】
ミュージカルと言えば、ニューヨークのブロードウェイ、ロンドンのウェストエンドが主流ですが、ついに芸術の都パリから生まれたヒットミュージカルが『壁抜け男〜恋するモンマルトル〜』。頑固なまでにミュージカルを受け付けないと思われていたフランス人を魅了し、1996年11月にパリのブッファ・パリジャン劇場で幕を開けると、フランスの演劇界では異例とも言える1年2ヶ月間のロングランを記録したのです。

【ミシェル・ルグランによる珠玉の音楽】
「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」など映画音楽で有名なミシェル・ルグラン。ゴダール、ジャック・ドゥミといった監督達とのコラボレーションでも知られる彼は音楽環境に恵まれ、幼い頃から天才ピアニストと呼ばれていました。作曲のみならずジャズ・アレンジなども行い、現代のフランスを代表する音楽家である彼が「上演の予定さえないのに作曲をしていた」というのが、ミュージカル『壁抜け男』なのです。「新しいミュージカルの形を模索していた」というルグランは、ファンタジーとユーモア、そして人間性を備えるエイメの世界を、シンプルで心に響くメロディにのせて私達にプレゼントしてくれました。

【個性的なキャラクターたち】
ミュージカル『壁抜け男』の主役は、切手集めとバラの世話が趣味というしがない郵政省の一役人デュティユル。彼があこがれるイザベルは、横暴な夫に外出を禁じられている籠の鳥の人妻です。そんな2人の恋を、モンマルトルの空を色とりどりに染めてきた画家と昼間は八百屋に変身する娼婦、新聞売りの少年たちが優しく見守ります。その他にも怠けてばかりのデュティユルの同僚役人、アル中の精神科医、袖の下大歓迎の警官たちや生活に疲れてしまった刑務所長など、『壁抜け男』には現代を風刺した個性的なキャラクターが総出演。ひょっとしたらあなたの隣にもモンマルトルの住人が住んでいる?!

 撮影:山之上雅信

<参考サイト>
●壁抜け男 オフィシャルサイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/kabenuke/index.html
ストーリー、キャスト・スタッフなど様々な情報があります。

<実施概要>

●ギリークラブ 劇団四季ミュージカル『壁抜け男』観劇&交流会
●日時:10月12日(木)18:30〜22:30
18:00 受付開始
18:30 ミュージカル『壁抜け男』 開演
20:40 終演後 交流会開始
22:30 終了予定
●会場 自由劇場 (四季劇場「春」「秋」とは異なりますでご注意下さい。)
105-0022 東京都港区海岸1-10-53
JR山手線・京浜東北線 浜松町駅 から徒歩7分
(サイトに詳しくあります。)
http://www.shiki.gr.jp/theatres/shiki/map.html
※交流会会場は未定です。ご参加の方に連絡いたします。
●交流会のゲスト:小藤田千栄子氏(演劇・映画評論家)&劇団四季の皆様
●会費:ギリークラブ会員 17,000円 ビジター 19,000円
(交流会費を含みますが、沢山飲んだ時は追加清算します。)
※夫婦割引があります。ぜひ「夫婦でミュージカル」にお出かけ下さい。
 金額はメンバー、ビジターによって異なります。お問い合わせ下さい。
●参加人数:申込先着順 20名
●応募締め切り:9月15日
(満員の際はそれ以前でも締め切りますが、キャンセル待ちもお受けします)

※この日の都合が付かないけれど、「壁抜け男」ご鑑賞を希望の方、
希望日をお知らせいただければ、斡旋させていただきます。(1枚10,500円)
お気軽にご連絡下さい。そしてお洒落に楽しんでください。

※ギリークラブメンバーになるには・・・別途入会書式をお送りします。
会の主旨をご理解頂き、終身会費10,000円&年間通信費5,000円をお支払い下さい。
(但し、初回はビジター参加して下さい。)
詳細はサイトをご覧下さい。
http://www.gillie.co.jp/g_club/

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【参加申込みフォーム】
★ギリークラブ事務局行き
(必要事項を記入、不要部分を消してご返送下さい。不参加の場合は返信不要です)
●劇団四季ミュージカル 『壁抜け男』観劇&交流会 に参加
会社名:
ご氏名:
電子メールアドレス:
携帯電話番号:          (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
携帯メールアドレス:       (←当日連絡用です。必ずご記入下さい)
●ギリークラブ入会状況(既会員・今回入会・ビジター参加)←何れか選んで下さ い。
※分からない場合はお問い合わせ下さい。
●領収書発行:□不要 □希望(宛先:               )
●ご同伴者 :□なし  □有り(        様)
●質問(あれば):
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