<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

オペラ「ラ・ボエーム」観劇&交流会

<ご報告>

   

<ご案内>

ギリークラブ、超初心者のためのオペラシリーズ、レクチャー会を実施してからの本公演鑑賞、今回の「ラ・ボエーム」はレクチャーを11月17日に実施しましたが、最後には渡辺は涙を流していたのですが、(泣き虫なんです)

ラ・ボエム = ボヘミアンる意味がよく分かりましたし、この舞台になっている、19世紀のパリの裏町の人間模様、時代を超えて人の心を打つものがあります。

物語、大きな流れ、登場人物それぞれの性格としぐさ、それぞれのアリア(独唱)の素晴らしさも盛り上げに大いに役立ってます。

その本番公演!大いに期待できます。レクチャーに参加されなかった方もぜひご一緒しましょう。この作品でオペラデビューするのは、素敵な事かもしれません。

(オペラ用語はここで・・・)
http://www.nntt.jac.go.jp/bravo_opera/introduction/introduction_dic.html

ギリークラブならではの、観劇後の茶話会付です。記憶と感激が新鮮な参加者だけの交流会、新国立劇場の桑原さんももちろん参加、大変盛り上がります。ということで、ご興味のある方はぜひお出で下さい。

<オペラ・ラ・ボエーム情報> 
BRAVO! 新国立劇場ホームページより転載

プッチーニが作曲した青春オペラ「ラ・ボエーム」

貧しいお針子のミミ。そのミミと恋に落ちて恋人同士となる、詩人のロドルフォ。ミミの友人ムゼッタ。そのムゼッタの恋人でロドルフォの大親友でもある画家のマルチェッロ。この4人を中心として繰り広げられる、純愛と青春のオペラが「ラ・ボエーム」です。

この作品は、「若者の恋の喜びと、別れのせつなさと未練、そして病の末の抗えぬ死」を描いており、その物語そのものに、このオペラの最大の魅力があります。ドラマは抒情的で繊細なプッチーニの音楽とともに悲しい結末へと進んで行きます。

一幕にはミミがロドルフォに自己紹介をする「私の名はミミ」、二幕にはムゼッタがマルチェッロの気を引こうとして歌う「ムゼッタのワルツ」という有名なアリアがあります。この2曲はこの作品の大いなる聴き所です。また、三幕での、ミミがロドルフォと別れる「喜んでもとのところへ」は純粋なミミの気持ちにグッと引き寄せられることでしょう。そして四幕で死期をさとったミミが、ロドルフォとともに二重唱「みんな行ってしまったのね」を歌い最期を迎えるところは、涙なしには観られません。

この作品は、新国立劇場で3回目の再演となり、新国立劇場の主要なレパートリーのひとつです。演出は粟国 淳。非常にオーソドックスで、忠実な時代考証の舞台設定です。指揮は、イタリアオペラのエキスパートである、マウリツィオ・バルバチーニがタクトを執ります。

出演者は、ミミ役に、豊かな才能でヨーロッパを中心に大活躍しているマリア・バーヨ。ロドルフォ役に、“光り輝く卓越した美声”を誇る佐野成宏。マルチェッロ役に、イタリアを中心に活躍が著しいヴィットリオ・ヴィテッリ。ムゼッタ役に、抜群の歌唱力と演技力を持ち幅広く活躍している塩田美奈子と、魅力的なキャストが揃いました。レクチャーと併せて、観劇のお申し込みについてもお待ち申し上げております。

<公演説明 〜プレスリリースより〜>
ラ・ボエーム
全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
作曲:ジャコモ・プッチーニ/Giacomo Puccini
台本:ジュゼッペ・ジャコーザ/ルイージ・イッリカ/Giuseppe Giacosa/LuigiIllica

原作:アンリ・ミュルジェ/Henri Murger

<作品について>
プッチーニが作曲した青春オペラ。時代考証を忠実に再現した演出は素晴らしく、キャラクターに感情移入できるプロダクション。出演者はバランスがとれたキャスティングとなっていて、ミミ役のマリア・バーヨ、ロドルフォ役の佐野成宏、そして、ムゼッタ役の塩田美奈子。音楽はプッチーニの全4楽章の交響曲のような充実したオーケストレーション。音楽創りに指揮者のマウリツィオ・バルバチーニに注目が集まる。各幕に美しく魅力的なアリアが起承転結の流れで進行し、幕切れの場面では主人公のはかなさが際立つ恋愛悲劇。最終景ではきっと涙を誘われる。

<あらすじ>
第1幕 パリのあるアパートの屋根裏部屋。4人の放浪芸術家がここで貧乏な共同生活をしている。クリスマス・イヴの夜。詩人ロドルフォと画家マルチェッロは寒さに震え、ロドルフォはついに自分が書いたドラマをストーヴにくべて暖をとる。哲学者コッリーネは金策に失敗して戻ってくるが、音楽家のショナールはアルバイトで稼いだ金貨や食料をもって帰る。皆がカルティエ・ラタンに繰り出そうとするところへ、大家のベノアが家賃の請求に現れる。一同はあわてるが、マルチェッロが機転を利かせてベノアから色事の自慢話を引き出しその上で「不道徳な奴だ」と騒いで大家を部屋から叩き出してしまう。新聞記事の執筆が残っているロドルフォだけを残して、一同は先にカルティエ・ラタンヘ向かう。隣人のお針子ミミがロウソクの火を借りにやって来るが、鍵を落とした上、風で部屋中の火が消えてしまう。ふたりは月明かりの中で恋に落ち、一緒に友人たちが待つカフェ・モミュスヘ出かける。

第2幕 クリスマス・イヴで賑わうカルティエ・ラタン。ロドルフォはミミに帽子を買ってやり、カフェ・モミュスで仲間たちに彼女を紹介する。一同が楽しく食事していると、マルチェッロのかつての愛人ムゼッタが現在のパトロン、参議院議員アルチンドロを荷物持ちのように扱いながら現れて、近くに席を取る。派手派手しい美人のムゼッタには誰もが注目するのに、マルチェッロだけは意地をはって知らんふり。そんな彼の気を引こうとムゼッタは皿を割ったり、歌ったりと目立つ行動をする。彼女はついに大芝居を打って、足が痛いと騒ぎ立てる。彼女は靴を買ってきてと金切り声で叫んでアルチンドロを追い払い、再びムゼッタの魅力の虜になったマルチェッロと抱き合う。ムゼッタは仲間たちの勘定書きをアルチンドロの勘定書きに追加し、一同はちょうど通りかかった軍楽隊の行列の混乱に乗じてその場を抜け出す。

第3幕 パリのアンフェール関門。2月末の凍てついた夜明け前。ムゼッタが歌い、マルチェッロが看板描きの仕事をする酒場が見える。ミミがマルチェッロを訪ねてくる。ミミとロドルフォは同棲していたが、最近ふたりの仲がうまく行かず、ついにロドルフォが家出してしまったので、彼女はマルチェッロに相談に来たのだ。酒場で眠り込んでいたロドルフォは、ミミが立ち聞きしているのを知らず、ミミは結核だが自分は貧乏で治療費を出せないから、彼女を救うには別れるしかないと涙ながらに語る。ミミはショックを受けるが、ロドルフォの愛を信じて別れに同意する。一方、マルチェッロも浮気っぽいムゼッタと口論になり、喧嘩別れする。

第4幕 第1幕と同じ屋根裏部屋。ロドルフォとマルチェッロはまた元のような共同生活をしている。彼らは別れた恋人を忘れられない。ショナールとコッリーネが持ってきたわずかな食料で、一同は架空の大晩餐会を始める。ふざけて決闘騒ぎをしている最中にムゼッタが飛び込んできて、ミミが死に場所を求めてやってきたと告げる。瀕死のミミのために仲間たちは薬や医者を求めて街へ散って行く。ふたりになったミミとロドルフォは愛を確認し合い、楽しかった昔を回想する。やがてミミはムゼッタが持ってきたマフを手に巻いて眠り込み、そのまま静かに死んでしまう。
●小畑恒夫:2004年9月公演プログラムより転載

<参考情報>

♪そもそもオペラって?
ルネサンス後期の16世紀末、フィレンツェで“古代ギリシャの演劇を復興しよう”という流れからギリシャ悲劇を模範に、<歌うようなセリフを用いる劇>が考えられたのがオペラの起源といわれています。つまり、オペラを一言で説明いたしますと“セリフが歌で表現されているドラマ”なんです。

♪オペラの魅力は?
第一に、歌手の“声の魅力”をご堪能ください。
世界で一流と言われる“歌手の声”はまさに芸術品です。聴いていると、心地良かったり、圧倒されたり、涙が出てきたり。この素晴らしさを説明するのは言葉では非常に難しく、体験していただくことが一番の近道なのですが、それをあえて言葉で説明いたしますと、「凝っている肩にクーッとツボ゛に入ってほぐしてくれる、ゴッドハンドのエステシャン」のように、皆様の心に歌手たちの歌声は染み渡るでしょう。

第二に、“ストーリーの展開と音楽の融合”をご堪能ください。
オペラは、優れた文学作品を台本化して、そのストーリーに合わせて作曲家が曲を作曲して完成した作品がほとんどです。そして「オペラのドラマは“男と女のドラマ”がほとんどである!」と申し上げて過言ではございません。恋愛ドラマに素晴らしいBGMは不可欠ですが、その原点はオペラにあるのです。

第三に、“視覚的にドラマを支える舞台セットと照明と衣裳の融合”をご堪能ください。
<最愛な人に対する“愛の告白”にはロケーションがとても重要>という意見に、皆様ご賛同いただけると思います。デザイン空間で繰り広げられるストーリー、雰囲気を盛り上げるドラマティックな照明効果、キャラクターに合わせてデザインされた衣裳。視覚的にもすべてが“芸術作品”の中でオペラは公演されるのです。

<参考サイト>

●今回公演「ラ・ボエーム」のホームページ
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000010.html
●新国立劇場トップ
http://www.nntt.jac.go.jp/
●オペラ入門
http://www.nntt.jac.go.jp/bravo_opera/index.html

<実施概要>

●オペラ「ラ・ボエーム」観劇&交流会
●日時:1月26日(土)14:00〜19:30
13:30 受付開始
14:00 オペラ開始
17:30 交流茶話会
19:30 終了
●会場 新国立劇場 (京王線初台駅直結)
●交流会のゲスト:桑原 貴氏(新国立劇場制作部 オペラ広報)
●会費:クラブメンバー 22,000円 ビジター 24,000円
(S席チケット代+終演後の交流会会費+雑費)
●参加人数:申込先着順 20名限定
●応募締め切り:12月20日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)