和・倶楽部 坂東玉三郎 中国・崑劇 合同公演
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<ご報告>
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<ご案内>
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3月6日に京都南座で中国の崑劇に挑戦する玉三郎を観劇します。
1月7日の記者発表に行ってきました。
玉三郎さんご自身がどうなるか分からないと言っていましたが、翌日から蘇州に行って練習をする、中国語を特訓中であるなどのお話で、今回の公演に向けて大変気合が入っている様子でした。
舞踏家であり、歌舞伎役者である玉三郎が、中国語の芝居、崑劇に挑戦、一人で加わって舞台を務めます。(唄も歌うのかも・・・)どうなるかとっても楽しみです。
私も、というか昆劇を観た事のある人が少ないのですが、玉三郎さんによると、大変素晴らしいものだそうです。夢の世界に連れて行ってくれるそうです。
・ご一緒に歌舞伎発祥の地、京都に行きませんか?
・四条の南座に入って坂東玉三郎の芝居を観ませんか?
・日本で初演の崑劇を観ませんか?
・と同時に、3月の京都を楽しんでみませんか?
そんな企画です。東京から行かれる方も京阪神に在住の方も、とっても貴重なチャンスです。
ご希望の方に観劇チケットの斡旋をします。今回は様子が掴めないので会食はしませんが、事前に見どころ解説をしてから本公演の鑑賞をしたいですが、何せ初めての公演なので、まだ事情が分かりません。
実現させるべく努力はしますが、まずはチケットの確保です。1月末までにご意向をお聞かせ下さい。ご一緒に観劇する日は3月6日の初日です。
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<参考>
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●公演の概要
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/2008/03/post_9.html
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<< 今回鑑賞作品 南座パンフより >>
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●牡丹亭(ぼたんてい)
ゆるやかに流れる水のように優美な歌声としなやかな舞い、そして笛の音。2001年にユネスコ世界文化遺産に認定された中国江南地方の芳しい文化の粋・昆劇は、能とほぼ同じおよそ六百年ほど前に生まれ、明朝から清朝にかけての二百年あまりにわたり、劇壇の王座を占めてきました。その後に流行した京劇の、力強く明快な色彩とは異なり、豊潤で繊細な江南の風土に育まれ、貴族や文人好みの優雅で洗練された味わいが特徴です。陶然と歌いながら舞うその演技術には、細部にまで極められた厳しい要求があって、深くきめ細やかな表現に長けています。
梅蘭芳ら名優たちも昆劇を学び、ほとんどの地方劇に計り知れない影響を与えました。また劇作家が筆を尽くして創作した脚本は文学性が高く、理想的な才子佳人・杜麗娘と柳夢梅の甘美で数奇な恋愛を描いた明の湯顕祖作の全55幕の大作『牡丹亭』は、昆劇の最高傑作とされます。昆劇の詩(言葉)・歌(音楽)・舞(演技)の美の極致の中に再び生まれる、作者と演者と観客たちとが愛してきたこの「情」と「命の輝き」こそ、『牡丹亭』の魂です。今回演じられる「遊園・驚夢・堆花・写真・離魂」は、よく上演される前半の名場面で、百花咲き乱れる春の庭での幻想的な夢の恋の歓喜と、一転、日に日に命を削りついには儚く世を去る麗娘の哀れが、沁み入るような調べとともに胸を打ちます。
●楊貴妃(ようきひ)
「楊貴妃」は言うまでもなく中国を代表する美女の名です。時は八世紀前半。唐の皇帝だった玄宗は名君でしたが、楊家の娘、すなわち楊貴妃を後宮に迎えてから、彼女を熱愛するあまり政治がおろそかになっていきました。楊貴妃に対する帝の寵愛をよいことに、権勢をふるう楊一族への反発もあって、やがて地方豪族が反乱を起こします。玄宗はついに反乱軍の要求をのみ、涙ながらに楊貴妃の命を絶つのでした。
玄宗と楊貴妃の悲恋物語は、のちに白楽天が漢の時代に置きかえて、長編詩『長恨歌』に美しくつづりましたが、この詩の後半には、幻想的な後日譚が創作されています。
玉三郎の『楊貴妃』は、現代の創作舞踊で、扮装は京劇の形を応用し、振付・演出には京劇、能、歌舞伎舞踊などの技法を融合させた新しい踊りの形が生み出されました。初演以後も練り上げられ、いまや玉三郎ならではの魅力にあふれた財産演目になっています。
南座では待望の初上演となります。
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<実施概要>
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●和・倶楽部 坂東玉三郎 中国・崑劇 合同公演
●日時:3月6日(木)
12:00 見どころレクチャー(未定:可能になれば実施します)
13:00 昆劇 開演
16:00(?)終演 詳しいスケジュールは確定し次第お知らせします。
<観劇作品>
●牡丹亭(ぼたんてい)
●楊貴妃(ようきひ)
●チケット代金は、以下の通りです。
1等席 16,000円 2等席 8,000円 3等席 5,000円
大半の席が1等席ですが、南座は割合小規模な劇場ですので、
2等席でも舞台からそんなに遠くないとのことです。
ギリークラブ会員の方はチケット代金+郵送実費をご予定下さい。
ビジターの方は1枚に付き1,000円の手数料をお受けします。
※レクチャー実現の折には謝礼金の分担をお願いします。
※詳細は参加者にご連絡します。
●〆切り 1月31日(まとめて発注します。期日をお守り下さい。)
●会場 京都四條 南座
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/about.html
(南座への行き方)
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/map.html
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<和・倶楽部>
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「日本人に生まれたことを喜びたい。」 それが『和・倶楽部』の考えです。
多くの方が自国の文化に直接触れ、自らの感性を研ぎ澄ませると共にビジネスに、役立てて頂きたいと思っています。気になっていてもなかなか自ら手配して見に行くことがおっくう、日本文化とはそういうものでありませんか?
同じく日本文化初心者の渡辺が、皆様に成り代わってこういう機会をアレンジいたしますので、どうぞお気楽に参加して下さい。もちろんお一人でも結構です。ご一緒に体験しませんか?こんなに素晴らしい事が日本にはあります。国立劇場さんはじめ、色々な方が我々の活動に注目し協力していただいています。
和・倶楽部と称していますが、ギリークラブ活動の一環、そしてギリークラブは決して無理に入会されなくて結構ですし、初めての方はまずはビジターでのご参加をお勧めします。その後継続参加したいと思われた時にご入会という手順で考えていますので、決して無理をなさいませんように。もちろん、ずっとビジターでも結構です。(但しメンバー優先になることだけはご理解ください。)
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