和・倶楽部 「歌舞伎へのいざない」&バックステージ見学
観賞作品:蘆屋道満大内鑑 −葛の葉−
(あしやどうまんおおうちおかがみ くずのは)
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<ご報告>
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<ご案内>
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3月の国立劇場の歌舞伎は「鑑賞教室」です。有名作品を観る前に、解説「ようこそ歌舞伎へ」と題して、初心者にも分かりやすい歌舞伎解説が付きます。
初めて歌舞伎をご覧になる方にとっては大変分かりやすく、良くご覧になっている方にも、な〜るほど、という内容です。これは本当に分かりやすい内容です。
歌舞伎は大変有名な作品、「葛の葉」です。初めてご覧になる方には長さも丁度良いし、随所に歌舞伎らしい華やかな演出がありますし、特に子別れの場面では心にぐんと入り込んでくる内容です。
300年も前、竹田出雲という人形浄瑠璃作家が書いたこの作品(ちなみに近松門左衛門の弟子であったようです)時代を超えて生きており、人間の愛は変わらない事を教えてくれます。(作品概要はこのページの後半を参照下さい)
そして・・・終演後に我々だけが特別企画、舞台見学です。花道を歩いて大劇場の舞台に上ります。そこは今まで役者が葛の葉を演じていた場所、舞台から見る客席の近い事!
役者はこんな気持ちで舞台で演じているんだ、という事は分かりませんが、同じ視線だけは感じられます。そのような特別な体験もギリークラブならではの事です。
終演後、ご希望の方は食事会を実施します。今回は劇場の方とは一緒しませんが、皆で盛り上がりましょう。どうぞ奮ってのご参加お待ちしています。
今回も雑誌「演劇界」を1冊差し上げます。
(演劇界:http://www.engeki.co.jp/)
ギリークラブでは来年は「演劇界」ともご一緒していきます。先日もその打ち合わせをしたばかりですが、どうぞお楽しみにお待ち下さい。
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<参考>歌舞伎を知るためのサイト
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●日本芸術文化振興会(国立劇場)
http://www.ntj.jac.go.jp/
●伝統歌舞伎保存会
http://www.kabuki.or.jp/
●歌舞伎・演劇
http://www.shochiku.co.jp/play/index.html
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●歌舞伎座
http://www.kabuki-za.co.jp/
●日本俳優協会
http://www.actors.or.jp/index2.html
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<今回の鑑賞作品> 国立劇場ちらしより
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芦屋道満大内鑑 - 葛の葉 -(あしやどうまんおおうちおかがみ くずのは)
人間に命を救われた動物が、美女に変身して妻になるという民話と、陰陽師・安倍晴明の母親が白狐であったという伝説とを組合せて作られた、幻想的なロマンあふれる名作です。
陰陽師・安倍保名(やすな)の女房葛の葉は、実はかつて保名に命を救われた白狐。恩義を感じた狐は、保名の恋人である信田(しのだ)の庄司の娘・葛の葉姫に姿を変え、夫婦になったのでした---。保名との間にもうけた幼な子を世話しながら、今日も機織り(はたおり)に精を出す葛の葉。そこへ庄司夫婦が娘の葛の葉姫を連れて訪ねてきます。庄司は、娘と瓜二つの葛の葉を見てびっくり仰天。外出先から戻ってきた保名も不審を抱きます。もはやこれまでと悟った葛の葉は、障子に別れの歌を書き残し、わが子を置いて家を出て行くのでした。
一人の俳優が狐と人間の二人の葛の葉を演じる「早替り」や、口に筆をくわえて障子に歌を書く「曲書き」など、ケレンと呼ばれる派手な演出で、視覚的にも面白い作品。クライマックスの「子別れ」の場面では、人間も動物も変わらない、親子の情愛が切々と描き出されます。情感豊かで気品のある演技が魅力の芝雀(しばじゃく)が、狐の葛の葉と本物の葛の葉姫の二役を勤める、期待の舞台です。
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<実施概要>
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●和・倶楽部 「歌舞伎へのいざない」&バックステージ見学
観賞作品:蘆屋道満大内鑑 −葛の葉−(あしやどうまんおおうちおかがみ くずのは)
●日時 3月9日(日)
14:20 受付開始
15:00 歌舞伎 開演
竹田出雲=作
蘆屋道満大内鑑 −葛の葉−
第一場 安倍保名内機屋の場
第二場 同 奥座敷の場
<公演情報>
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/1635.html
(出演)
中村 芝雀
中村 種太郎
ほか
16:50 終演予定
その後バックステージ見学会
●会費 ギリークラブ会員、5,000円 ビジター 7,000円
※今回ご参加の方には雑誌『演劇界』を1冊差し上げます。
●募集人数:30名限定 (お早めにお申込み下さい)
●会場 国立劇場大劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access
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