“たけのこの刺身、掘って、食べて”
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<ご報告>
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バスを仕立てのギリークラブは初めて、遠足気分でしたが、ちょっと様子が分からず心配していましたが、遅刻者もなく問題なく実施できました。
この1日は何といっても、飯野良治さんご夫妻と阿見町の皆様方の心遣い、一生懸命さに感激しました。
参加者が筍掘りに夢中になっている時に、竹林の中には袴をはいた女性が奏でるお琴が4台も入り、琴の音を聞きながらの筍掘りという雅な時間、そんな会は他に聞いたことがありません。
竹林での野点も、なかなか体験できるものではありません。着物や足袋が汚れるのも厭わず、お手伝いの方が一生懸命、手作りのお菓子を出していただき、お茶も勿論美味しく頂戴しました。
竹林での竹の子尽くしを味わう時間、次から次に出てくる心づくしの料理、竹の子の味噌汁、竹の子ご飯、竹に入ったおから、生のかぶ、、、食べるのは数分ですが、そこに至るまでの時間と気持ちを考えたら・・・本当に感謝です。美味しかった!
葉っぱが置いてあるテーブルセッティングに、竹を切った手作りカップで飲む清酒澤乃井の『蒼天』(小澤社長、差し入れ有難うございました)も美味しかったし、食事を美味しくする様々な演出も、参加した45名の心をわしづかみにするものばかりでした。
農家の方達が、都会人に喜んでもらおうと心を込めた演出、そのひたむきな気持ちを感じ、喜んでいるご参加者の表情を見て、ああ、やってよかった!と心底思えた時間でした。
飯野さんの考えの根底には、こういうものがあるのだと思います。
日本の農業の現状を見て欲しい。
マスコミで触れるだけでなく、現場で体験して欲しい。
竹の子掘りの難しさ、掘れた時の喜び、
森を歩く清清しさ、農家が立ち並ぶ道を歩く新鮮さ、
昔は綺麗な田圃だった谷津の現状、
放棄田になるとセイタカアワダチソウだらけなり、
もう少しすると木まで生えてしまう、自然の強さ。
ジャージー牛・うら太郎君のつぶらな瞳、谷津に響き渡る鳴き声、
農業は本当に大変だけど、こんなに楽しい事もある。
お金を出したらすぐ手に入る時代だけど、ここに至るまでかかっている時間と手間を知る意味。分かったら美味しさが違うし、分からないのは問題・・・
そんなメッセージをいろんな演出の元で、都会人に向けて出してもらったのだと思います。渡辺は農家と都会人との交流をお手伝いしただけですが、そこに関われた事に大満足です。
微力ながら、ギリークラブという自分のメディアで、自分のできる範囲、手法でこの交流を続けていきたいと思います。真の交流を通じて、この国の農業をしっかり見続けていきたいと思います。
こういう実体験をした方が感じた事が、次の企画や施策になって現れ、世のため人の為になればと願っております。『農村と都会の交流』これも新しいギリーのシリーズですね。よろしく応援をお願いします。
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<ご案内>
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【満員御礼】
今やたけのこ前線北上中、春の味覚をお楽しみと思いますが、そのたけのこを掘ってみませんか?4月26日に茨城県阿見町(霞ヶ浦の近く)でたけのこ掘りです。
掘りたては刺身で食べられるのですが、食べた事がありません。新鮮なたけのこは焼いて食べても美味しいだろうな、そんなことを妄想していたら、知り合いの農家の飯野さんから、“掘りたての筍”“筍の刺身”を食べるのはこの日しかない・・・と教えてもらい設定したのが4月26日(土)です。
大型バスをチャーターしていますので、9時ごろ丸ビル前(予定)から出発し、夕方帰着する遠足です。1年でこの日がベストだそうです。筍掘りに行きませんか?私も初めて、わくわくどきどきしています。
たけのこ掘りは午前中だけです。(長くやると素人は疲れて使い物にならないそうです)まずは掘り方を教えてもらい、皆で掘りましょう。さて、どんな風に掘れるのか、わいわいやりましょう。
そして、竹林でたけのこ尽くしの昼ごはんを食べます。飯野さんと奥さんが作り、NHKの取材も受けた“たけのこの胸騒ぎ”
http://nipponsyokuiku.net/kenko/17/001/aji1.html
というたけのこご飯を用意してくれるそうです。
たけのこの味噌汁、たけのこの刺身、皮ごと焼く、掘りたて焼きたけのこのあつあつ、それも竹林の中で食べますから、こたえられないでしょう。
お酒は持ち寄りでいいですね。飲みたいものをお持ち下さい。竹のお箸、器、皿、お猪口、も用意して頂きます。食後には竹を削って自分の箸やお猪口を作ったり、そんな楽しみもあるかもしれません。
竹林の野点、“竹林の茶会”も提案されていますし、食後、労働後に日本農業の現実を飯野さんはじめ、茨城の農家の方からお聞きするのも意味があります。
近くのうら谷津に散策に行っても良いですし、子供は遊び、大人は酒を飲みつつ話し合う、そんな一日は如何ですか?
バス代は多分一人往復で4,000円程度かと思います。(人数が増えれば安くなります)あとは農家さんへの謝礼です、お昼も作って頂きますし、何人もお手伝いに来て頂けるようです。
そんなこんなで大人7,000円、子供4,000円と設定、ビジターの方は8,000円です。(金額がこれから大きく変わったら相談させて下さい。)
JRだと電車賃+駅からのタクシー代がかなりかかるし、自動車は高速代、ガソリン代もかかるし、エコの観点からも、これは皆でバスにしようという試みです。バスならば車中も楽しめますからね・・・ギリークラブ初の遠足が、たけのこ掘りです。
もちろん、たけのこ掘り放題、お持ち帰り自由です。掘りつくしてしまったら、と心配したら、“そんな馬鹿な心配は無用”と一笑に伏されました。15:00頃にはたけのこを持ってバスに乗ります。
農家の方と親しくなると、とても勉強になります。飯野さんは近くにある茨城大学農学部の学生と一緒に、放棄田を再生して古代米を作ったり、様々な取り組みをしている、大変進歩的な農家さんで、また熱い人なんです。お邪魔して話をしていると何時間でもたってしまいそうです。
そんな飯野さんもご紹介し、GW前の春の一日、ギリークラブの遠足でご一緒しませんか?奮ってのご参加お待ちしています。
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<参考サイト>
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● たけのこの胸騒ぎ
http://nipponsyokuiku.net/kenko/17/001/aji1.html
今回食べさせていただくたけのこご飯が。飯野さんご夫妻も写っています。
● うら谷津再生プロジェクト
http://www.geocities.jp/urayatusaisei/
飯野さんが中心になって谷津田を再生しようというプロジェクト
●タケノコ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/
● たけのこ(筍)- 食材事典
http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/A2003/Takenoko.htm
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<実施概要>
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●ギリークラブ
“たけのこの刺身、掘って、食べて”
●日時:4月26日(土) 【満員御礼】
9:00 都内出発 17:00帰着予定
(雨天決行:大雨時は違うプログラムを用意します。)
●会場:茨城県稲敷郡阿見町の竹林
●ゲスト:飯野良治氏(茨城県 県南農民組合県南リーキ部会長)
●会費:ギリークラブ会員 7,000円 ビジター8,000円
(小学校6年以下のお子様は4,000円)
●参加人数:申込み先着順40名限定 (メンバー優先です)
●応募締め切り:4月11日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
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