<GILLIE>株式会社ギリー
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レクチャー付きオペラ鑑賞 『トゥーランドット』

<ご案内>

ギリークラブのレクチャー付きオペラ鑑賞シリーズ、レクチャーの会と本公演、同時に案内します。シリーズ概要は、以下ご参照ください。

まずは第一回目、今回の作品はあの『トゥーランドット』です。新国立劇場さんから届いた説明文をお読みください。

プッチーニ最後の作品である、オペラ「トゥーランドット」は舞台が中国・北京ということもあり、我々が接する機会の多いオペラのひとつです。しかし、この国で知名度がぐ〜んと上がったのは、なんといっても、2006年2月のトリノ・オリンピック金メダリスト荒川静香さんの功績です。アリア「誰も寝てはならぬ」を知らない人は誰もいないくらいでした。

 絶対的な権力を持ち、絶世の美貌を誇る王女のトゥーランドットが、お婿さんを選ぶのに、三つの謎々を出題し、答えられれば、お婿さんとして迎えるが、しかし答えられないと首をちょん切っちゃうと宣言し、何人もの王子を血祭りにあげていた。こんな破天荒な設定から、オペラは展開していきます。子供だましのようなお話しにもプッチーニの音楽は、なんのとも言えない夢の世界に誘ってしまうのです。プッチーニの面目躍如ですね。

王女・トゥーランドットの美貌に魅せられた西方の国の王子・カラフは、ペルシャの王子が謎解きに失敗し、首をちょん切られる場面に遭遇しますが、彼を慕う美しい娘・リューのアリア「王子様、お聞きください」での必死の制止も聞かず、無謀にも?果敢にも?謎々に挑むと言ってしまいます。ほんとうに男ってやつは・・・

そして、謎解きに挑戦したカラフは見事に3つの謎を解いてしまいます。ひとつ、ひとつの謎々も、なんや〜という程度のものなのですが、この場面をドラマティックな緊迫感で展開するのもプッチーニの音楽のなせる業!

プライドの高い王女・トゥーランドットは、謎解きをした王子の名前が判るまでは、誰も寝てはならないと命令しますが、それを聞いた王子カラフがアリア「誰も寝てはならぬ」♪♪誰も寝てはならぬ、誰も寝てはならぬ、お姫様!あなただって!!♪♪と絶唱します。その後、リューは王女・トゥーランドットの拷問の最中、アリア「冷たい心もやがては溶けるでしょう」と歌い、短刀で胸を突き刺して自害してしまいます。王子への愛による自己犠牲です。今だったら、有り得な〜い、ですよね。

そして、大団円。リューの死という大きな犠牲によって目を覚ました王女・トゥーランドットは、カラフの求愛を受け入れます。そして「王子の名前がわかった! その名は愛」と歌い上げて幕がおります。

可愛そうな、首をちょんぎられた多くの王子たち!
そして、可愛そうな、リュー!!
こんな多くの命の犠牲の上で、二人は幸せになれるのかなあ・・・

プッチーニは答えてくれません・・・・

今回のスタッフ、キャストは世界第一級のメンバー
指揮のアンネッロ・アッレマンディはミラノ生まれの気鋭の指揮者。イタリア、スペイン、ドイツなどヨーロッパのオペラハウスでイタリア・オペラをレパートリーに活躍、2005年にはNYのメトロポリタン・オペラ・ハウスにデビューしています。演出のヘニング・ブロックハウスはドイツ生まれですが、演劇などを学んで、オペラ、演劇の演出を手がけています。タイトル・ロールのイレーネ・テオリン。ヴェルディなどのイタリアオペラだけなく、ワグナー作品までもレパートリーとして持っている、ドラマティックなソプラノ。

(資料:新国立劇場サイトより抜粋)
●トゥーランドット
芸術監督・若杉弘第2シーズンのオープニングは、プッチーニの遺作にして傑作である『トゥーランドット』を上演いたします。演出家に世界中で活躍しているヘニング・ブロックハウスを起用。歌手陣は、トゥーランドット役に、ヨーロッパを中心にこの役をレパートリーとして活躍している、イレーネ・テオリン。カラフ役に世界中で絶大なる人気と実力を誇る、ヴァルテル・フラッカーロ。リュー役に、近年パリと日本での活躍が著しい浜田理恵。ティムール役に、日本が誇る世界の名バスの妻屋秀和をキャスティング。指揮者にイタリア作品を最も得意とする、アントネッロ・アッレマンディ。万全の布陣で新シーズンを開幕します。

<レクチャー付きオペラ鑑賞シリーズ 概要>
事前レクチャーでは
・このオペラはどのような作品なのか、
・どのようなストーリーか
・登場人物と役柄
・ハイライトシーンを過去作品のビデオで鑑賞
・見どころ、聞きどころ
・オペラの基本
などを新国立劇場のレクチャールームで実施します。

もちろん、ギリークラブは交流会ですから、新国立劇場のオペラ担当者に何でも聞ける場で、参加者同士が楽しみながら交流する会です。
A これは観劇したい、という作品を申し込んで頂く、 そのような流れになっています。
全作品の観劇は、時間的にも経済的にも難しいと思いますので、まずはレクチャー(無料です)で内容を確認して下さい。今シーズンはレクチャーを平日に実施しますので、レクチャー終了後の交流食事会も価値ある時間となります。

レクチャーも交流会も「超初心者向け」で実施しますので、どのような素朴な疑問もOK、恥ずかしい事はありません。オペラは贅沢なエンタテインメント、高価な公演が多いので、特に初心者はじっくり選んで鑑賞したいものです。

高価な入場料で、オペラは金持ちの文化イメージが強いのは事実、歌手や裏方、関係者の数、舞台装置など現実を知ると、『ああ、そうなのか』と納得しますが、絶対額はやはり・・です。

ただ、世界の上流階級の方と同じ話題に乗るために、初歩の初歩だけ、常識としてのオペラ知識も必要です。教養として、楽しみとして、オペラ入門の場がこのシリーズです。

どんなきっかけで入っても、オペラは本当に楽しい!それがここ2,3年詰めて観劇している感想です。

人生のある時期、多くのオペラ作品に集中して接すると、その人の人生がますます充実したものになると思います。ギリークラブのオペラシリーズはそんな場にご案内します。

<参考サイト>

今回公演『トゥーランドット』の案内

トゥーランドット - Wikipedia

新国立劇場トップ

オペラ入門

<実施概要>

●レクチャー付きオペラ鑑賞 『トゥーランドット』

会場はレクチャー、本公演、共に新国立劇場(京王新線 初台下車 直結)です。
渋谷区本町1丁目1番1号
TEL:03-5351-3011
http://www.nntt.jac.go.jp/about/index.html

<レクチャー>
○日時:9月11日(木)19:00〜22:00
18:30 受付開始
19:00 レクチャー開始
20:30 終了 交流会会場に移動
22:00 交流会終了
○会場:新国立劇場 5階 情報センター
○講師:飯島 健氏(新国立劇場営業部 主幹)
○会費:無料
終了後 軽食&ドリンクで交流会を実施します。(別会費・自由参加)
○募集人数:30名(ギリークラブ会員優先)
○締切:8月25日

<本公演鑑賞&交流>
○日時:10月15日(水)18:30開演
○会場:新国立劇場 オペラ劇場
○会費:ギリークラブメンバー 32,000円 ビジター35,000円
(S席のチケット、終演後の交流会費)
○交流会のゲスト:飯島 健氏(新国立劇場営業部 主幹)他
○募集人数:申込先着順 15名(ギリークラブ会員優先)
○締切:9月15日
※締め切り前でも満員の際には閉め切りとなります。
※チケット確保の都合上、申し込み後のキャンセル不可です。
ご理解とご協力をお願いします。