ご案内中のセミナー(トップページ)|2011年セミナーカレンダー|2月18日(土)
セミナーご案内
伏見の蔵元 「月の桂」 訪問&交流会 〜蔵元見学、きき酒(新酒から古酒まで)、楽しい京都のお酒談義〜 |
セミナーご案内
京都のお酒、伏見の清酒ですが、料理と同じように「優しいお酒」です。澤乃井の小澤社長も蔵元でそのように解説されていました。
後藤加寿子さんと京料理の会をやった時に、増田さんにも来て頂き、月の桂をいろいろ飲みました。
元祖「にごり酒」も楽しみ、毎回のおばんざいに合わせ、優しい酒を頂戴した事を覚えていますが、やっぱり京料理には伏見のお酒だと思います。
「月の桂」自体はそれ以降もいろんな場で飲み、楽しく頂戴していますが、今回念願かなって、京都のお酒造りの現場に行ける事になりました。平安時代、風光明媚な地として皇室や貴族の別荘がおかれ、豊臣秀吉も伏見城を築城し一大城下町を形成しました。
江戸時代には京都と大坂を結ぶ淀川水運の玄関口として栄え、幕末には坂本龍馬をはじめとする勤王の志士たちとともに近代の夜明けの舞台となりました。伏見で作られるお酒は、京都の歴史と共にあります。
当日のスケジュールは増田徳平衛さんと調整中ですが、蔵元見学、月の桂のお話、そして試飲・・・どうぞ楽しみにしていて下さい。
月の桂のサイトに「口上」があります。ご一読下さい。この蔵元に伺います。
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当世はものみな、合理化と加算の美徳がすすめられて、日本酒独特の モ個性モが失われつつある昨今でございます。
“日本酒の特徴は、その季節性にある”と、醸造発酵の神様・故坂口謹一郎博士も指摘しておられますが、まことに季節性こそは日本酒を愛する者にとって根本要素であり、生命そのものであると 申せましょう。
私どもでは、芳醇な酒の個性をどこまでも守り育てつづけるために、手づくりにより厳冬期にのみ仕込みをするという、昔ながらの酒づくりの方法を大切にいたしております。
合理主義第一の今日では、この姿もいささか”変わり種”として大方の目に映るかもしれませんが 、真に酒を尊び、酒を愛する多くの方々の御期待と御要望にお報いすべく、また 三百年余り(延宝3年:1675年)この方”酒ひとすじ” に打ち込む者のひたすらな矜持(きょうじ)として、日本酒本来の伝統的な酒づくりにこの上とも 精進してまいる所存でございます。
「清酒月の桂」「原酒琥珀光」「大極上中汲にごり酒」は、おかげをもちまして広く江湖の御好評 をえ、御愛飲を頂いております。就中、「大極上中汲にごり酒」は発泡性があるのが、昔ながらのにごり酒の基本ですので、発売当初より発泡性が命として“これぞ季節がそのまま息づいている、昔なつかしいうま酒”として愛飲家のみなさまからお喜びとお賞めの言葉を数多く頂戴いたしております。
弊店吟醸のこれら“手づくりの酒”が、現代にモ個性モをたずねる手蔓ともなりますれば、まことに 光栄に存じます。どうか末永く御愛飲たまわりますよう、伏してお願い申し上げます。
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という事で、奮ってのご参加お待ちしています。
<参考>
●増田徳平衛商店
http://www.tsukinokatsura.co.jp/
●伏見酒造組合
http://www.fushimi.or.jp/
●伏見の酒・京の地酒
http://www.erratum.jp/sake-shop/
実施概要
伏見の蔵元 「月の桂」 訪問&交流会 〜蔵元見学、きき酒(新酒から古酒まで)、楽しい京都のお酒談義〜 | |
日時 |
2月18日(土)14:30〜16:30 (当日の別企画「象彦漆美術館 & 京都六盛で手をけ弁当ランチ」参加の方は一緒に移動) |
ご案内 | 十四代目 増田徳平衛社長です。 |
会場 |
増田徳平衛商店 京都市伏見区下鳥羽長田町135 TEL:075-611-5151 http://www.tsukinokatsura.co.jp/ |
参加費 |
正会員2,000円、 ビジター4,000円 交通&宿泊はご自身で手配して下さい。 |
参加人数 |
20名 正会員優先、先着順で申し受けます。 |
締切 |
1月31日 ・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。 ・キャンセル待ちもできます。 ※17日(金) 京都で以下の会実施です。 ウイスキー蒸留所訪問&京都で夕食 http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2012/0217.html |