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セミナーご案内
気楽な読書会 at 文庫Café 〜「笑う、避難所」で災害時対応を考える〜 |
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文庫Caféという店があります。寺島実郎さんの事務所、寺島文庫ビルの1階ですが、アカデミックなイベントをするのに最適な空間です。
名前は文庫ですが新書、書籍、映像などのテーマに、少人数で毎回のテーマに興味ある方が集まる場、ギリークラブの為にあるようなCafé だと思っていました。
いろんな出版社や作家の方、コンテンツホルダーの方に、「この場所で新しい形の読書会、交流会を」と提案しています。著者、編集者、読者、関係者が一堂に会する会場です。
ギリークラブで過去に実施している形式ですが、著者の方に、直接質問したり感想を言い合える場、書ききれなかった事や、「その後」が聞ける貴重な時間になります。
まずはこの第一回です。テーマ図書:『笑う、避難所』(集英社新書)頓所直人著・名越啓介撮影 定価756円(税込)
東北大震災の日、未曾有の巨大津波に襲われた宮城県石巻市。難を逃れて勤労者余暇活用センター明友館に136人もの人々が避難してきた。「指定避難所」ではないため、行政の支援が届かず、食料も水も枯渇する極限状態に追い込まれるが、傑出したリーダーのもと自主的に物資を調達し、全員に行き渡るよう共同で食事を作り、相互に助け合う集団へと変貌する。段ボールの仕切りもなく、唯一のルールは「ウンコをしたら水を流す」。風通しがよく単純明快な規律のもと、避難生活を送る人々には笑いの絶えない日々が戻る。そして、支援物資が届かない在宅避難者や児童施設に救援物資を届ける「支援する避難所」にまで姿を変えることになった。人とかかわりながら生きることの意味を、避難生活を送る人々の姿を通して伝えるルポルタージュ。避難所での暮らしを活写した口絵のカラー写真も出色。
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0626-n/
読みました。泣きました。そして大いに考えさせられました。
私も「料理ボランティアの会」での活動で、昨年は石巻に行きましたし、2月末の会も、石巻がテーマの食事会でした。(530名の会!大変だった)
石巻の光景を思い描きながら読んだのですが、第一回目はこの本の会です。まずはお読みになって下さい。
当日は、著者の方、写真家の方に来て頂き、
・本に採用されなかった写真も見せて頂きながら、
・石巻の現状、今後何を応援すれば良いのか、
・危機に陥った時の一つの形、
などを皆さんで考える時間になればと思います。
平日昼間ですが、奮ってのご参加お待ちしています。
<参考サイト>
●集英社新書
http://shinsho.shueisha.co.jp/
●笑う、避難所
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0626-n/
<頓所 直人(とんしょ なおと)さん プロフィール> 一九七六年東京都生まれ。週刊プレイボーイの記者として、政治、経済から殺人事件まで幅広く取材。精神医療現場や貧困など社会問題をテーマにした特集に取り組み、好評を得る。震災後は福島はじめ、被災地での取材に軸をおいて活動中。 <名越 啓介(なごし けいすけ)さん プロフィール> 一九七七年奈良県生まれ。写真家。大阪芸術大学卒業。九七年から世界各地で廃ビルや廃屋を不法占拠して住み着く、スクウォッターたちとの共同生活を撮影。著書に『EXCUSE ME』(トキメキパブリッシング)、『CHICANO』(東京キララ社)、『SMOKEY MOUNTAIN』(赤々舎)がある。 |
実施概要
気楽な読書会 at 文庫Café 〜「笑う、避難所」で災害時対応を考える〜 | |
日時 |
4月5日(木)14:30〜16:00 (14:15 受付開始) |
会場 |
文庫カフェみねるばの森(千代田区九段北1-9-17寺島文庫ビル1F) 地下鉄東西線・半蔵門線・都営新宿線 九段下駅(5番出口)徒歩3分 JR・各地下鉄線 飯田橋駅 徒歩7分 http://www.terashima-bunko.com/bunko-cafe/access.html |
ゲスト |
頓所直人氏(取材・ライティング)、名越啓介氏(写真家) |
会費 | 正会員 1名2,000円 同伴ビジター 4,000円 |
参加人数 | 申込先着順 20名限定(正会員優先です) |
締切 |
4月2日(月) それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。 ※満員の際、キャンセル待ちは可能です。 |