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セミナーご案内

和・倶楽部 大阪で文楽を楽しむ会
〜「仮名手本忠臣蔵」を通しで観劇〜

セミナーご案内

和・倶楽部の人気シリーズ、文楽鑑賞会ですが、今回はいま話題の大阪で観劇します。橋下市長の補助金カット問題が話題ですが、それと関係なく、本場での観劇を楽しみましょう。

11月の公演は「仮名手本忠臣蔵」が全通しです。チラシにはこのように記してあります。

元禄赤穂事件(1701〜1703)は、様々な文芸に取り上げられましたが、事件47年目の寛延元年(1748年)に大坂竹本座で人形浄瑠璃として初演されたのが「仮名手本忠臣蔵」です。3人の合作者は、当局に配慮して『太平記』の設定を借り、本望を遂げる苦難を訴え、関係する人々の苦悩を描いています。歌舞伎をはじめ、現代の文藝・芸能・映像作品にまで影響を与えている日本の戯曲史上重要な作品です。今回の公演は、一日がかりで一つの作品を上演する、“通し狂言”で平成16年以来となる本格的なものです。竹本座の伝統を受け継ぐ文楽が、総力を挙げて取り組みます。

そう、これは物凄い事なのです。三大狂言(演目の事を意味する言葉で、能狂言とは異なります)とは、この「仮名手本忠臣蔵」の他に、「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」を指しますが、その中でもやはり一番有名なのが忠臣蔵でしょう。

観劇に行くと、文楽でも歌舞伎でも、名場面には出会えます。そういうのを「みどり狂言」と呼びます。名場面は勿論それだけの意味があって、何回観ても飽きないというか、新しい感激や発見があるのです。

でも初心者には実は分かりにくい、「一体この前はどんな話なのだ?」「この後はどう展開するのだろう?」13週連続ドラマの3話とか5話だけを観た感じです。

でも最初から最後まで通してかかる事は滅多にありません。忠臣蔵を最初から最後まで観るという事は・・・滅多にない事が11月! これは観た人勝ちの経験です。

ただ全部観ると9:30〜21:00まで座り続ける事になります。大夫、三味線、人形遣いの方の大変さを思うと恐縮ですが、単に座っているだけですが、ちょっと我々には無理、腰は痛く、集中力は途切れ、朦朧としてしまうかも・・・(お時間が無い方は気合を入れて1日で通して下さい。)

時間が無い方は順番は逆になりますが、1日目に第二部、2日目に第一部を観れば、1泊2日で全部制覇できます。(この際はどうかご自身でチケット手配して下さい)

和・倶楽部はあくまでも順番にこだわり1日目に第一部、2日目に第二部とします。関西以外にお住まいの方は2泊3日となりますが、忠臣蔵はやはり最初に刃傷、最後が討ち入りです。

観劇以外のプランは体力温存を考えて無理せず、第一部終演に感想を言い合う茶話会、2部終演前に文楽デビュー講座と終演後の食事会を考えています。

「和・倶楽部」とはギリークラブの日本文化シリーズの事、2002年開始ですが、10年間一貫して変わらないコンセプト、超初心者の日本文化入門です。

この会で文楽に出会い、素晴らしさに驚いた方は多く、今では自身でチケット手配して通っている方もいます。そんなきっかけになるのはとても嬉しく、いつまでも超初心者の為の会を続けております。

どんな初歩的な質問もOKです。長年観ていると結構詳しくなりましたので、私でもお答え出来る事は何でもお話します。

出来るだけ専門用語を使わないように心掛け、覚えておいた方が良い事、知らなくても良い事を、多くの技芸員の応援を頂戴しながら進めています。

なぜならギリーとは「案内人」の事であり、皆様に素敵な場にご案内したいという気持ちからです。

特に関西在住の方、この機会に文楽は如何ですか?大阪の生んだ世界遺産の芸能・人形浄瑠璃を今後どのようにサポートするのか、ご一緒に考えませんか?、奮ってのご参加お待ちしています。

公演の概要・配役に関しては以下のサイトをご覧ください。

公演のサイト
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2012/11104.html?lan=j

公演チラシ(表面)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/H2411bunraku_p.jpg

公演チラシ(裏面:あらすじ)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/img/H2411bunraku_kaisetsu_ura.jpg

公演チラシ(配役)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/H2411bunraku_haiyaku.jpg

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<参考>

<文楽を知るためのサイト>

●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html

●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html

●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/


<文楽とは>

正式には人形浄瑠璃という芸能、通称「文楽」と言います。太夫が義太夫節で語る浄瑠璃に合わせ、人形が演じます。三味線は決して伴奏ではありません。というような事をレクチャーでお話しします。

江戸初めから隆盛し、歌舞伎と人気を二分した大衆芸能、300年以上続いているので、伝統芸能と呼ばれていますが、当日の日本人を知る貴重な情報がここにはあります。

もちろん娯楽ですから単に楽しめばよいのですが、現代とは違う事も多いので、少し知っておくと楽しめます。これはイヤホンガイドの解説などで知ることが出来ます。

真の国際化とは自分の国を知る事です。文楽や歌舞伎を知っておくと、自分が豊かになり、かつビジネスをする際にも幅が広がってきます。

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実施概要

和・倶楽部 大阪で文楽を楽しむ会
〜「仮名手本忠臣蔵」を通しで観劇〜
日時 ・11月3日(土)10:30開演
「仮名手本忠臣蔵」第一部観劇
大  序  鶴が岡兜改めの段
      恋歌の段
二段目   桃井館本蔵松切の段
三段目   下馬先進物の段
      腰元おかる文使いの段
      殿中刃傷の段
      裏門の段
四段目   花籠の段
      塩谷判官切腹の段
      城明渡しの段
五段目   山崎街道出合いの段
      二つ玉の段
六段目   身売りの段
      早野勘平腹切の段

16:00 終演
その後感想を話し合う茶話会を企画します。

・11月4日(日)16:30開演
「文楽デビュー」セミナー
(15:30頃からと考えていますが、まだアイディア段階です)
文楽初めて、初心者の方に最適なコンテンツです。

観劇するのは・・・
七段目   祇園一力茶屋の段
八段目   道行旅路の嫁入
九段目   雪転しの段
      山科閑居の段
大  詰   花水橋引揚の段

21:00 終演
その後食事会を予定しています。(別会費・自由参加)
アレンジ出来たら参加者にご案内します。
会場 国立文楽劇場
大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL 06-6212-2531
(国立文楽劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/access/
地下鉄堺筋線・千日前線 「日本橋」下車 7出口より徒歩1分
※宿泊・交通の手配は各自行って下さい。
会費(各日) ギリークラブ正会員 7,000円 ビジター 8,000円
・チケット代、プログラム代、謝礼&諸経費分担金
(茶話会・食事会の実費は当日清算します)
募集人数 各日20名
正会員優先、先着順で申し受けます。
締切 9月30日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
・締め切り後でも席があればご参加可能です。

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