ご案内中のセミナー(トップページ)|2012年セミナーカレンダー|12月8日(土)
セミナーご案内
和・倶楽部 文楽セミナー&観劇会 〜名作を事前解説で学び、文楽を楽しむ〜 |
セミナーご案内
和・倶楽部の大人気シリーズ、文楽の鑑賞会です。この12月も人形浄瑠璃の世界に浸ってみませんか?「苅萱桑門筑紫いえづと」という作品は初めてでとても楽しみです。
チラシであらすじを確認したのですが、なかなか凄い話ですよ
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/H24-12bunnraku-ura.jpg
一方、「傾城恋飛脚」(けいせいこいびきゃく)は有名な作品、私も何回か観劇していますが、文楽ならではの迫力で義太夫節がぐぐっと心に入ってくる名作です。
文楽はいま本当に大変な状況なのです。ご存知の方も多いかと思いますが、橋下大阪市長の補助金カット問題から始まるへんな動き、ツイッターを見ていると悲しくなります。
また文楽最高峰、竹本住大夫師匠の病気休演、(11月の大阪公演「仮名手本忠臣蔵」)これも本当に心配で、気が気ではありません。
でも、だからこそ皆頑張っているのです。この12月公演は特に若手に大きな役が付くチャンス、その姿を見て、皆で応援しようという月間でありますし、学生の為の普及公演ともいう「鑑賞教室」もあります。
セミナーの講師は、イヤホンガイド解説者の高木秀樹氏、分かりやすさと内容の深さに定評のある方です。初鑑賞作品ですから、少し知っておいた方が良い事を、皆さんとご一緒に学びたいと思います。
文楽デビューの方に向けてはその前の時間に、渡辺から「基本の基」をお話します。(参加自由です)初めての方、基本を知りたい方、どうぞお出かけ下さい。
「文楽鑑賞教室」は7日(金)18:30からの会です。靭猿(うつぼざる)という作品を観た後、技芸員による解説「文楽の魅力」があり、その後「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」という名作です。
終演後には技芸員の方との交流会を考えています。(調整が出来次第ご案内します)
「和・倶楽部」とはギリークラブの日本文化シリーズの事、2002年開始ですが、10年間一貫して変わらないコンセプト、超初心者の日本文化入門会です。
この会で文楽に出会い、素晴らしさに驚いた方は多く、今ではご自身でチケット手配して足しげく通っている方もいます。和・倶楽部がそんなきっかけになるのはとても嬉しく、いつまでも超初心者の為の会を続けております。
和・倶楽部ではどんな初歩的な質問もOKです。出来るだけ専門用語を使わないように心掛け、覚えておいた方が良い事、知らなくても良い事を、多くの技芸員の応援を頂戴しながら進めています。
なぜならギリーとは「案内人」の事であり、皆様に素敵な場にご案内したいという気持ちからです。奮ってのご参加お待ちしています。
<参考>
<文楽を知るためのサイト>
●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/
<文楽とは> 正式には人形浄瑠璃という芸能、通称「文楽」と言います。太夫が義太夫節で語る浄瑠璃に合わせ、人形が演じます。三味線は決して伴奏ではありません。というような事をレクチャーでお話しします。 江戸初めから隆盛し、歌舞伎と人気を二分した大衆芸能、300年以上続いているので、伝統芸能と呼ばれていますが、当日の日本人を知る貴重な情報がここにはあります。 もちろん娯楽ですから単に楽しめばよいのですが、現代とは違う事も多いので、少し知っておくと楽しめます。これはイヤホンガイドの解説などで知ることが出来ます。 真の国際化とは自分の国を知る事です。文楽や歌舞伎を知っておくと、自分が豊かになり、かつビジネスをする際にも幅が広がってきます。 |
実施概要
和・倶楽部 文楽セミナー&観劇会 〜名作を事前解説で学び、文楽を楽しむ〜 | |
日時 |
12月8日(土) 15:00文楽デビューの方の事前勉強会 15:30 文楽セミナー 講師:高木秀樹氏(イヤホンガイド解説者) 16:30 終了・劇場へ移動 17:00 公演観劇 <鑑賞作品> 「苅萱桑門筑紫いえづと」(かるかやどうしんつくしのいえづと) 守宮酒の段 高野山の段 「傾城恋飛脚」(けいせいこいびきゃく) 新口村の段 出演・配役に関しては以下のサイト(チラシ)をご覧ください。 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2012/1780.html 20:30 終演予定 引き続き忘年食事会の予定 |
会場 |
・セミナー:伝統芸能情報館3F (国立劇場裏手) ・文楽観劇:国立劇場小劇場 (国立劇場への行き方) http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/access/ ・食事会:未定 |
会費(各日) |
ギリークラブ正会員 9,500円 ビジター 11,500円 ・チケット代、プログラム代、謝礼&諸経費分担金 |
募集人数 |
30名 正会員優先、先着順で申し受けます。 |
締切 |
10月30日(火) ・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。 ・キャンセル待ちもできます。 ・締め切り後でもセミナーのみの参加は可能です。 ※当件はチケット物、申し込み後のキャンセルは不可です。ご協力をお願いします。 |