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セミナーご案内

和・倶楽部 大阪で文楽正月公演
〜初文楽を大阪で観劇&三味線セミナー〜

セミナーご案内

和・倶楽部の人気シリーズ、文楽鑑賞会ですが、毎回少人数ですが、本場大阪での観劇会を続けています。

正月の文楽劇場には特別の雰囲気があります。まず舞台上には「にらみ鯛」があります。このぺ^ージに写真があります。ご覧ください。
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/bunraku/24/1998.html

関西の劇場では戦前まで正月ににらみ鯛が飾られていたましたが、時代とともに途絶えていたのを1985年国立文楽劇場開場を機に正月に復活、新春の縁起物として毎年舞台上部に飾られています。この「にらみ鯛」に関してはこのメールの最後をご参照ください。

大阪発祥の芸能、人形浄瑠璃=文楽、世界無形遺産に認定されて既に10年です。我々が楽しみ、理解して次世代に伝承すべきもの、それにはまず観る事です。観なければわかりません。

この会で文楽に出会い、素晴らしさに驚いた方は多く、今では自身でチケット手配して通っている方もいます。そんなきっかけになるのはとても嬉しく、いつまでも超初心者の為の会を続けております。

どんな初歩的な質問もOKです。長年観ていると結構詳しくなりましたので、私でもお答え出来る事は何でもお話します。

出来るだけ専門用語を使わないように心掛け、覚えておいた方が良い事、知らなくても良い事を、多くの技芸員の応援を頂戴しながら進めています。

ギリーとは「案内人」の事であり、皆様に素敵な場にご案内したいという気持ちからです。

関西在住の方、この機会に文楽は如何ですか?大阪の生んだ世界遺産の芸能・人形浄瑠璃を今後どのようにサポートするのか、ご一緒に考えませんか?

今回観劇する作品は名作揃い、文楽の良さが分かる場面、それもハイライトシーンで構成された公演です。

「二人禿」は、人形による舞踊劇です。禿(かむろ)とは遊女になる前の見習い中の少女で、赤い振り袖での羽根突きなど、可愛らしい振り付けです。

「源平布引滝」 九郎助住家の段源平合戦の物語ですが、人形ならではの演出があったり、「実は・・・」というお決まりのパターンがあったりと、文楽らしさを満喫できる演目です。

「傾城恋飛脚」 新口村の段
文楽の人気演目で、近松門左衛門作の『冥途の飛脚』を改作したもの。この段は死ぬ前の父子の分れ、義父と嫁、最初で最後の出会い、江戸時代の在所の様子などが雪景色の中で展開します。

そんな有名作品をご一緒に観劇する1月の企画、正月に大阪で文楽デビュー!これも良いでしょう。奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考>文楽を知るためのサイト

●文楽応援サイト「楽文楽」
http://labunraku.jp/
*渡辺が編集長です!

●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html

●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/

●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%A5%BD

●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/

●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/


<文楽とは>

正式には人形浄瑠璃という芸能、通称「文楽」と言います。太夫が義太夫節で語る浄瑠璃に合わせ、人形が演じます。三味線は決して伴奏ではありません。というような事をレクチャーでお話しします。

江戸初めから隆盛し、歌舞伎と人気を二分した大衆芸能、300年以上続いているので、伝統芸能と呼ばれていますが、当日の日本人を知る貴重な情報がここにはあります。

もちろん娯楽ですから単に楽しめばよいのですが、現代とは違う事も多いので、少し知っておくと楽しめます。これはイヤホンガイドの解説などで知ることが出来ます。

真の国際化とは自分の国を知る事です。文楽や歌舞伎を知っておくと、自分が豊かになり、かつビジネスをする際にも幅が広がってきます。


<にらみ鯛>

正月や結婚式の席に飾り物としておく鯛。その場では食べないことからいう。
正月三が日に食卓に出される尾頭付きの鯛の焼き物
正月 三が日の間は、一切箸をつけず、
食事のたびに縁起物として膳に上げては、箸をつけずに下げられる
1月4日になってから改めて、温められたり料理されて食べられる

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実施概要

和・倶楽部 大阪で文楽正月公演
〜初文楽を大阪で観劇&三味線セミナー〜
日時 1月18日(土)11:00〜16:00(予定)
観劇作品 「二人禿」 (ににんかむろ)
「源平布引滝」(げんぺいぬのびきのたき) 九郎助住家の段
「傾城恋飛脚」(けいせいこいびきゃく) 新口村の段
14:55 終演予定
   引き続き三味線セミナー
セミナー講師 鶴沢清志郎氏(文楽三味線)
公演概要 ※公演の概要・配役に関しては以下のサイトをご覧ください。
◆公演のサイト
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2013/2937.html
◆チラシ表
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201401bunraku_poster.jpg
◆あらすじ
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201401bunraku_kaisetsu_ura.jpg
◆配役
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/files/bunraku/pdf/H2601bunraku_haiyaku.pdf
会場 国立文楽劇場
大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL 06-6212-2531
(国立文楽劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/access/
地下鉄堺筋線・千日前線 「日本橋」下車 7出口より徒歩1分
※宿泊・交通の手配は各自行って下さい。
会費 ギリークラブ正会員 8,000円 ビジター 9,000円
*観劇チケット代、プログラム代、謝礼&諸経費分担金
募集人数 10名
正会員優先、先着順で申し受けます。
締切 1月10日(金)
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・締め切り後でも席があればお受けしますので、ご連絡ください。
・キャンセル待ちもできます。 

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