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「半可心中――濱次お役者双六」江戸時代小説の作家、田牧大和氏の最新刊、名代下の大部屋女形、梅村濱次シリーズ4作目です。
読んでいると江戸時代の歌舞伎小屋にタイムスリップ、不思議な気持ちになるのですが、妙にはまっており、渡辺はバーチャル役者、濱次ファンクラブ会員です。
以前、第三作目が出たときに実施した飲み会、江戸時代の歌舞伎がテーマの飲み会ですが、これが本当に楽しくて、勉強になって、またやります。
何せそれを調べている作家が一緒ですから、本当に詳しいし、歌舞伎を観ようという気持ちになります。前回も江戸時代の長屋話や、上方と江戸の話、食べ物や祭り、幕府の統制など話題は多岐に渡り、本当に楽しくてためになる時間を過ごしました。
少しばかり「濱次ファンクラブの集い」的要素もあるので、出来れば濱次シリーズを読んできて欲しいです。
文庫本4冊は無理にせよ、1冊くらいは・・・ね。
以下をお読みになってください。そして、ご興味のある方は是非お出かけください。なお、「半可心中」が田牧さんの20冊目の本です。
「濱次お役者双六」シリーズ(講談社文庫)
(1)「花合せ」\520(税込)
(2)「質草破り」―二ます目― 文庫書きおろし \630(税込)
(3)「翔ぶ梅」―三ます目― 文庫オリジナル \660(税込)
(4)「半可心中」文庫書きおろし \810(税込)
第1巻「花合せ」
森田座の中二階女形・梅村濱次は、芝居小屋きってのおっとり者。
ある日、見知らぬ娘から半ば無理矢理預けられた奇妙な鉢植えを、奥役・清助がこっそり品評会なぞに出してしまったから、さぁ大変。
第2回小説現代長編新人賞受賞作。
第2巻「質草破り」
いちばん大事なもの――「芸」を質に入れておくれ。
ちょっとした(?)しくじりが元で、住み慣れた長屋を追い出された濱次。
引っ越した先の長屋は、家主姉弟も店子も訳ありだらけ。
おまけに清助が、家主の姉に一目惚れしてしまい――。
第3巻「翔ぶ梅」
あたしには真似できない、根の深い芝居莫迦さ。
・濱次が、森田座の看板役者と恋の鞘当て!?
・なんと中村座から、あの濱次に引き抜き話が――。
・香風と仙雀、若き日の出来事。全3編。
第4巻「半可心中」
ちょっとした、出来心だったんで、ございます――。
大竹松馬は、座元、森田勘弥にそう打ち明けた。
気弱な森田座立作者の、ちょっとした出来心が、
濱次をとんでもない崖っぷちに追い込んでいく。
呑気な大部屋女形、梅村濱次の起死回生、なるか。
<参考>
●濱次シリーズとは?
http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/hamaji/
このサイトには登場人物のイラストもあります。
ここに書いてあるコピーです。
2007年に単行本刊行された「花合わせ 濱次お役者双六」から始まる時代小説シリーズ。「花合わせ」は選考委員の絶賛を浴びて小説現代長編新人賞を受賞した、田牧大和のデビュー作である。
主人公は、江戸の歌舞伎小屋「森田座」の名題下女形・梅村濱次。役者としてはまだ修行中の身分だが、野心に欠けるおっとりとした性格が災いして稽古もさぼりがちだ。そんな濱次が、道端で見知らぬ娘から奇妙な鉢植えを預かったことから、とんだ騒動に巻き込まれる。謎の娘は何者なのか。そして奇妙な鉢植えは何を意味するのか?わずかに織り交ぜられたファンタジーの要素が結末の余韻を増す、ほのぼのと味わい深い時代ミステリーだ。
シリーズ第二弾「質草破り」では、濱次が長屋に引っ越し。個性的な住人が続々と登場。シリーズ第三弾「翔ぶ梅」では、伝説の名女形・有島香風の在りし日が描かれる。そして、最新刊となるシリーズ第四段「半可心中」では、濱次がなんと看板役者・野上紀十郎の相手役に大抜擢されるのだが・・・。読み進むほどに夢中になれる時代小説シリーズとして、着実にファン層も拡大中である。
<田牧大和(たまき・やまと)プロフィール> 1966年、東京都生まれ。2007年「色には出でじ 風に牽牛(あさがお)」(『花合せ 濱次お役者双六』に改題)で第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー。小説誌への寄稿も多く、今もっとも注目される若手時代小説家のひとり。特に、魅力的なキャラクター作りには定評がある。 田牧大和公式サイト「木挽町だより」 http://yamatotamaki.kachoufuugetu.net/ |
実施概要
江戸歌舞伎テーマの飲み会 | |
日時 |
6月6日(金)19:00〜21:30 |
講師 | 田牧大和氏(作家) |
会場 |
未定(参加者にご連絡します) 実は…魅力的な会場を交渉中です。 ちょっと高いのですが、気分が高揚する店でと思っています。 |
会費 |
(予定)ギリークラブ正会員 8,000円 ビジター10,000円 (食事代、飲み物代、謝礼諸経費分担金) たくさん飲む人は自分で清算してください。 |
募集人数 | 5名(先着順・正会員優先です) |
締切 | 6月4日(水) ・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。 ・締め切り後でも席があればお受けしますので、ご連絡ください。 ・キャンセル待ちもできます。 |