ご案内中のセミナー(トップページ)|2014年セミナーカレンダー|7月20日(日)・21日(月)
セミナーご案内
<和・倶楽部 大阪で文楽デビュー> 〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜 |
セミナーご案内
今回はギリークラブとしてはかなり過激な案内です。
関西の方、文楽を観ましょう!和・倶楽部の人気シリーズ文楽鑑賞会、本場大阪での観劇会ご案内ですので、出来れば関西地区の方にぜひ文楽デビューをして頂きたいと思います。
人形浄瑠璃・文楽は大阪が生んだ芸能、そして世界遺産です。最近富岡製糸場が世界遺産に認定され大いに話題になっていますし昨年は富士山や和食の登録も話題でしたが、能狂言に次ぎ、歌舞伎よりも早く文楽は2002年にユネスコが世界人民共通の価値ある遺産として認定した日本の誇る芸能なのです。
それなのに大阪の方はいまいち文楽に冷たいと私は思います。過去多くの方をお誘いしたのにも関わらず、観劇もしないで「つまらん」「興味がない」という人が多すぎます。もちろん娯楽ですから無理して興味のない物は観ることはありませんが、一番公演数が多い本場なのにいつも空席が目立ち、竹本住大夫師匠が引退するとなったら満員になる、でも次の公演には関心が低い・・・なんかやりきれない感じです。
このままだと世界遺産没収にもなりかねないと真剣に心配していますが、大阪の方はそれでもしょうがないと思っているとしか考えられません。もしくはいつも満席でチケットがとりにくい東京に本拠地が移ったら良いとお考えなのでしょうか?
竹本住大夫師匠がおっしゃっています。
「文楽はええもんでっせ。ようできてまっせ。」
その、ええもん、ようできている、大阪が生んだ芸能は大阪の人が守り存続させて頂きたいと切に希望します。大阪の方にお任せできないのであれば日本全体、世界人民で守り次世代に継承する動きをしなくてはいけません。文化が滅ぶ国は衰退すると言います。まずは観ようではありませんか。
という事で過激な事を書きましたが、文楽を愛し次の世代に引き継ぎたい一心で、このようなプログラムで文楽デビュー企画を実施します。関西在住の方、この機会に文楽は如何ですか?この世界遺産の芸能・人形浄瑠璃を今後どのようにサポートするのか、まずは体験して、そしてご一緒に考えて頂けませんか?奮ってのご参加お待ちしています。
<参考>文楽を知るためのサイト
●今回公演サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2014/3424.html
●チラシ(表)
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201407haiyaku_omote.jpg
●チラシ(裏)解説・ストーリーなどがあります。
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/bunraku/gazou/201407kaisetsu_ura.jpg
<参考>文楽を知るためのサイト
●楽文楽(らぶんらく 渡辺が編集長です)
http://labunraku.jp/
●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
●財団法人 文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%A5%BD
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/
実施概要
<和・倶楽部 大阪で文楽デビュー> 〜本場だから出来るプログラムで、楽しく触れる〜 | |
日時 |
・7月20日(日)18時開演 第三部観劇会 【鑑賞演目:女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)】 徳庵堤の段/河内屋内の段/豊島屋油店の段/同 逮夜の段 油に滑りながらの凄惨な殺人事件という実にひどい話なのですが、文楽ならでは、人形ならではの動きが本当にすごいです。そして、5月の東京公演ではなかった「逮夜の段」がついています。これを見ると救われるという方もいらして、「これにて一見落着!」という感じでしょうか。終演後は若手の三味線の方と親しく食事をする会を予定しています。 ・7月21日(月)この日が文楽デビューセミナーの日です。 12:30 文楽デビューセミナー 超初心者向け、本当に易しい「文楽とは何か」のセミナー 不肖渡辺がお話しさせて頂きます。 14:00 第二部観劇 【鑑賞演目:近松門左衛門没後290年】 ・平家女護島(へいけにょごのしま) 鬼界が島の段 有名な“俊寛”の話です。文楽デビューにピッタリの作品です。 ・鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら) 浜の宮馬場の段/浅香市之進留守宅の段 数寄屋の段/伏見京橋妻敵討の段 これも近松門左衛門、「三大姦通物」の一つで名作です。 面白いです! ※ここにストーリーがあります。 http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/guidance/top_yari.html 17:30 人形衣装セミナー 本場大阪だからこそできる衣装のセミナーです。衣装係の方が人間ではなく人形の着物を準備、維持するためにどれだけのご努力をされているのか、文楽を支える大切な仕事の一つを学びましょう。これを知ると次に舞台を観る楽しみがまた増えます。 18:30 終了・解散 |
会場 |
国立文楽劇場 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10 TEL: 06-6212-2531 (国立文楽劇場への行き方) http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/access/ 地下鉄堺筋線・千日前線 「日本橋」下車 7出口より徒歩1分 ※ 宿泊・交通の手配は各自行って下さい。 |
参加費 |
7月20日(土)正会員 6,000円 ビジター 7,000円 (良席チケット代 プログラム代、) 食事会会費は当日集金します。 7月21日(日)正会員 7,000円 ビジター 8,000円 (良席チケット代、プログラム代、謝礼分担金) |
募集人数 | 各日10名 |
締切 |
7月11日(金) ・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。 ・キャンセル待ちもできます。 ・締め切り後でも席があればご参加可能です。 ※ 本件はチケット物、申し込み後のキャンセルは不可です。ご協力をお願いします。 |