ご案内中のセミナー(トップページ)|2014年セミナーカレンダー|12月10日(水)/12月13日(土)
セミナーご案内
満員御礼 和・倶楽部 12月文楽観劇企画 |
セミナーご案内
「和・倶楽部」とはギリークラブの中での、日本文化超初心者向け企画のシリーズ名です。和・倶楽部ならではの12月文楽公演の案内です。
渡辺は12年前から東京で毎公演文楽を観ていますが、最近の国立小劇場の混み具合は異常です。何せ男性のトイレがずらりと並ぶのです。
トイレの数が少ないという事もありますが、男性ファンが本当に増えたと実感じますし、他の舞台とは異なる層が文楽には来ています。
私が文楽デビュー講座でお話しする時に、文楽は「大人の語り物人形劇」と説明しますが、人形劇で泣かされ、考えさせられ、唸らされます。
「人形浄瑠璃」が古来からの呼び方であり、浄瑠璃=語り物に合わせて演技する人形と、語り(文楽の場合義太夫節)に酔うのです。
文楽は三業一体の芸能と言われます。三業とは大夫、三味線、人形であり、実は序列もそうなので、大夫が命です。
和・倶楽部は三業の技芸員の方に大変お世話になっており、裏を知りたいからでなく、次の舞台が楽しみになる為、ご参加の方に大変喜んで頂いております。
技芸員の方の話には共通に感じる事があります。修行には長い時間がかかり、稽古につぐ稽古の日々、長い伝統を持つ文楽を支え、次世代に繋げる強い意志、その頑張りは「尊敬」の一言です。素晴らしいです。
そんな方に文楽の魅力を優しく教えて頂く時間、この12月のテーマは「三味線」を企画しました。セミナー、観劇、交流という、和・倶楽部ならではの、皆で学び、楽しむプログラムでお届けします。
大阪の夏公演の時、三味線若手鶴澤寛太郎さんと、三味線に色々な種類がある事も知らない我々素人に、文楽の太棹三味線はどんな特徴があるのか、テキニックだけでなく、情景や心情をの弾き分け、伴奏ではないと言われる大夫との関係などをぜひ話し頂き、弾いて頂く機会をお願いしました。
まずはこの12月に第一回をやろうという事で、本公演観劇とは異なる日にじっくりと企画しました。これは本当に楽しみです。
公演自体の内容です。12月は文楽鑑賞教室と若手による本公演です。鑑賞教室は本来学生向けの公演ですがデビューに最適、料金もお安く鑑賞できますし、解説も付いています。「二人三番叟」「絵本太功記」共に文楽ならではの作品です。
ここにストリーがあります。
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/h26-12bunraku-kyoshitsu-ura022.jpg
本公演は「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)と「紙子仕立両面鑑」(かみこじたてりょうめんかがみ)「伽羅先代萩」は11月の歌舞伎公演と同じ演目、歌舞伎と文楽で同演目を鑑賞できる貴重な公演です。「紙子仕立両面鑑」は東京で41年ぶりの上演、殆どの人が初めての鑑賞になると思います。
ここにストーリーがあります。
http://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/kokuritsu/img/leaflet/h26-12bunraku-ura.jpg
一人で参加しても同好のかたとすぐに打ち解け、共通の話題で盛り上がり、新しい仲間が出来ます。この機会にぜひ和・倶楽部デビューをしませんか?
<文楽を知るためのサイト>
●文楽ポータル 楽文楽(らぶんらく)
http://labunraku.jp ※渡辺が編集長です。
●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
●文楽(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/bunraku/
実施概要
満員御礼 和・倶楽部 12月文楽観劇企画 | |
日時 |
(1)文楽鑑賞教室 ●12月13日(土)11時開演 鑑賞作品: 「二人三番叟」(ににんさんばそう) 解説 文楽の魅力 「絵本太功記」(えほんたいこうき)尼ケ崎の段 希望者は開演前に文楽デビューセミナーを行います。 (2)本公演観劇会 ●12月13日(土)17時開演 第2部観劇会 鑑賞作品: 「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ) 竹の間の段 御殿の段 「紙子仕立両面鑑」(かみこじたてりょうめんかがみ) 大文字屋の段 終演後に技芸員を囲む食事会実施 (3)特別セミナー「太棹三味線の魅力」 ●12月10日(水)18時〜21時(予定) ・講師:鶴澤寛太郎氏(文楽三味線) ・会場:調整中 |
会場 |
国立劇場小劇場 千代田区隼町4-1 http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/access/ |
参加費 |
(1)文楽鑑賞教室 正会員 4,500円、ビジター 5,500円 (2)本公演観劇会 正会員 7,500円、ビジター 9,500円 ※S席チケット、プログラム、 ※食事会は別会費になります。 (3)特別セミナー ・会費:3,000円程度を予定(正会員・ビジター同料金) 会場・会費が確定し次第、サイトに掲載し、 ご参加者の方に直接連絡いたします。 |
募集人数 | (1)10名(2)20名(3)20名 |
今回締切 | 10月29日(月) |