ご案内中のセミナー（トップページ）｜2016年セミナーカレンダー｜2016年8月22日（月）
セミナーご案内
|
新しい日本料理を考える 第二章 〜季節を愛でる和食 秋編〜 |
セミナーご案内
「新しい日本料理を考える第一章」、6月に開催しましたが、補助席を出さねばいけないほどの関心の高さでした。
この日は「獺祭」の米粉・酒粕を活用したメニューで、今までとは違う味わい、物語のあるメニューで盛り上がり、美味しいお酒も相まってとても盛り上がりました。
その場でも予告した第二章ですが、今回は基本を学びます。日本料理というか、日本文化の大きな特徴の一つは四季です。この暑さの中で原稿を書いていますが、もうすぐ秋です。
紅葉の季節が過ぎると寒い冬、梅が咲き桜の便りが届くと、きっと外国人の花見客が沢山いらっしゃるでしょうし、新緑が過ぎたらあっという間に梅雨、明けて夏！もう自分の頭の中で四季を楽しんでしまいました。
「日々の歳時記」という厚さ4センチの文庫本があり、毎日のように今日はどんな日かな？とめくっています。こんな厚い文庫本はなかなかありませんが、とても良い本です。
本日（7月20日）の項にこう書いてあります。
晩夏
二十四節気 小暑（この時期に梅雨が明け暑くなる）
七十二候 鷹乃ち技を習う。たかすなわちわざをならう。
（鷹の雛が巣立つ準備をする）
・今日の名句 打水やまだ夕立の足らぬ町 正岡子規
日本っぽい解説がくどくど長くなり申し訳ありません。ウエスティンホテル沼尻総料理長、岩根料理長と話し、日本人が料理で季節を楽しむ事を忘れていないか？基本を学ぶ企画を年4回やろうという事になりました。
まず第一回は「秋」です。暦の上の立秋は8月7日ですが、それではあまりに早い、猛暑の中でも、、ということで、8月下旬にしました。（地球温暖化の影響と、旧暦と新暦の影響です）
今回は「日本料理、秋の基本」を学びます。次の季節の変わり目は立冬、今年は11月7日ですが、それまでの秋に楽しめる食材、魚、野菜、茸、果物、、、どんな物がありどんな料理があるのかも学びます。
その季節に出てくる食器も学びます。陶器、磁器、漆器、木工、銅製品、、、皿や鉢、汁碗、飯碗、、、見ても楽しいのが和食器です。
この日のメニューは岩根料理長が考案中ですが、ひょっとして他の料理人も参加するかもしれません。料理を食べながら、「季節を愛でる和食」の話もしましょう。
「自分はこんな話をしたい！」という方、お申し出ください。当日5分のお話をして頂ければと思います。
和食は世界遺産ですが、「日本食」を意識した時、実は知らないし、食べていない事が多すぎます。詳しい方、ご年配の方の常識でも新日本人には非常識です。
そんな事知らなくても美味しい料理は食べられますが、せっかく日本人に生まれたのなら、少しは知りたいし、知ったらよりおいしい時間が持てると思います。
この企画、他のホテルやレストランの日本料理の料理人達も大勢興味を持って参加しています。実はなかなかない企画だそうです。
ギリークラブは「真の国際化は自分の国を知る事」を提案、様々な切り口でイベントや記事、授業もその一環に、多くの仲間を巻き込んで活動しているのはご存じのとおりです。
どんなに時代が変わっても我々は日本人であり、過去からの流れな変えられないし、自分のDNAの中には、しっかり「日本」が入っています。
楽しみながら真剣に“日本料理”を考えましょう。この企画、旭酒造の桜井社長に共鳴して頂いてますので、当日は勿論、秋の日本料理と「獺祭」です。
奮ってのご参加お待ちしています。
＊9月8日（木）には別の切り口の企画も考えています。第三章になるかどうかはわかりませんが・・・
＜参考サイト＞
●日本料理
https://ja.wikipedia.org/wiki/
●「獺祭」旭酒造
https://www.asahishuzo.ne.jp/
実施概要
|
新しい日本料理を考える 第二章 〜季節を愛でる和食 秋編〜 | |
| 実施日 |
8月22日（月）18:00〜21:00 ・18:30 トークセッション「秋の日本料理」 ・19:00 食事会開始 ・21:00 終了予定 |
| 会場 |
ウェスティンホテル東京 日本料理 “舞” 目黒区三田1-4-1 TEL: 03-5423-7000 http://www.westin-tokyo.co.jp/jp/access |
| 会費 | ギリークラブ正会員 10,000円 ビジター12,000円 （セミナー代、食事＆お酒、全て込みです） |
| 募集人数 | 15名（正会員優先 先着順） 希望者多数の場合は枠を拡大します。 |
| ゲスト | 沼尻寿彦氏（ウェスティンホテル東京 総料理長） |
| 調理 | 岩根和史氏（同ホテル 日本料理 “舞” 料理長） 他（ご期待下さい！） |
| 締切 | 8月10日（水） ※満員の際、キャンセル待ちは可能です。 ※8月15日以降のキャンセルは会費のご負担をお願いします。 |