ご案内中のセミナー(トップページ)2024年セミナーカレンダー|2024年7月2日(火)

セミナーご案内

リモート会 文楽「夏祭浪花鑑」に近づく 

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文楽をデビューするにもこの作品は良いと思います。9月東京公演でかかる「夏祭浪花鑑」、いかにも大阪の夏です。

観終わったら劇場の外で待っている、大阪のあのむわっとした空気、「これが大阪の夏やでぇ」と暑さまで自慢する愛すべき関西の友人!(笑)昨年夏の大阪もそうでしたが、今年9月の東京もそうでしょう。

この動画をご覧ください。4分弱でこの作品が分かります。
https://www2.ntj.jac.go.jp/
しかしこれを観ると、劇場で見るあの興奮が蘇ってきます。

何回同じ作品を観ても、息を飲んでしまうのが文楽の特徴ですが、凄惨な義父殺し、祭り神輿の大騒ぎに紛れて逃げていく団七、茶色と白の“団七格子“の浴衣も目に焼き付いて離れません。

「夏祭浪花鑑」観る前に少しでも理解できればと思いますし、ご参加の方には床本(太夫が語る台本)、参考資料もお届けします。これは以下のように九段物ですが、9月公演では六段目と七段目が上演されます。

第一:堺お鯛茶屋の段
第二:兵大夫邸の段
第三:住吉鳥居前の段
第四:内本町道具屋の段
第五:道行妹背の走書
第六:釣船三婦内の段
第七:長町裏の段
第八:田島町団七内の段
第九:徳兵衛内の段

セミナーでは、「それまで」と「それ以後」もお話しいたします。長い長い古典作品、全部観ると朝から晩までかかり、演じる人は勿論、観ている我々も疲れ切っちゃいますが、このようにハイライト場面だけで大いに満足するのです。

今回セミナーは七段目(長町裏の段)に特化してお話しします。文楽の「三業」、太夫、三味線、人形、それぞれの良さ、それがぎゅっと凝縮しているこの名場面を楽しみましょう。

この会で少し近づいて頂き、9月東京公演でもご一緒しましょう。(無理にとはいいませんが)
ギリーが「夏祭浪花鑑」に少しばかりご案内します。団七を遣う吉田玉助さんとの食事会付の観劇会は9月14日です。奮ってのご参加お待ちしています。

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<参考サイト>


<参考サイト>

●夏祭浪花鑑
https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc18/natsu/index.html/
https://ja.wikipedia.org/wiki/

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実施概要

リモート会 文楽「夏祭浪花鑑」に近づく 
日時 7月2日(火)20:00〜21:00
 その後30分の質疑応答タイム
お話し 渡辺幸裕
開催場所 Zoomオンライン
募集 10名様(正会員優先、先着順)
参加費 正会員 無料 ビジター登録者:1,000円
締め切り 7月1日(月)

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