<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

シリーズ スウェーデンに学ぶ
日本の今後の方向性を考える 〜スウェーデンの事例を参考に〜
今回のテーマ : 障がい者雇用

<ご案内>

スウェーデンに学ぶ、シリーズ第二回です。シリーズですが毎回完結ですので、単独参加もOKです。(シリーズ概要はこのページの最後に載せておきます)
前回、会場が狭くて多くの方にお断りしましたので、今回は場所を移して開催します。

今回のテーマは「スウェーデンの障がい者雇用」、この国が大変に進んでいる分野ですし、ちょっ調べてみて、心から思いました。基本的な取り組み姿勢として、学ばねばいけないです。

『チャレンジドをタックスペイヤーに』これはJ.F.ケネデイの大統領選挙における公約だそうですが、チャレンジドとは神から挑戦すべき課題を与えられた人々:障がい者の事です。

私はプロップ・ステーションの竹中ナミさん(ナミねえ)を十数年前から存じあげており、彼女が障がい者の自立を目指し雇用創出の為に東奔西走している姿を見て、過去にもメール通信で案内しましたが、凄いことですし心より尊敬しています。

今回の「スウェーデンに学ぶ」会のテーマが障がい者雇用と聞いて、すぐにナミねえを思い出しましたが、考えてみるとナミねえと一緒にいつも西野氏がいます。このテーマで話しをしてくれるのに、西野氏ほど最適の人はいません。

今回も話の中核になるであろうスウェーデンの社会福祉事業団SAMHALL(サムハル)の活動は大変参考になります。今回はその詳細が伺えます。

過去にも多くの方が視察、その後レポートをしていますが、まだまだ知らない人の方が多いのが現実です。

スウェーデンは社会福祉先進国として日本でも知られていますが、チャレンジドの完全雇用と個人としての生活レベルを高めるため、官民・労組などが協力して設立された社会福祉事業団がサムハルです。

こういうスウェーデンの社会システムなどを詳しく知る場として、また障がい者雇用に関心ある方にとっても貴重な場になると思います。

我々が外国に行って言葉が通じなければ、これは言語の障がいです。単に旅行だったら、ちょっと不自由で・・程度ですみますが、ビジネスや、ましてや短期間でも住むとなると話は全く別です。

ギリークラブにはPLAN2015という少子化テーマの会もありますが、『少子』と並んで『高齢化』という事態になるのはもうすぐです。2015年は日本の人口の4分の1が高齢者(65歳以上)になります。

若者が減ると外国人労働者が増える事が大いに予想されます。最近もインドネシアの看護師さんが沢山来てくれました。アジアの若い人に看護、介護してもらう日本の老人、それは何十年後かの我々の姿です。

彼らが日本で働くとき、「言葉の壁」というのは大きいのです。そんなことを解決する際のヒントも、サムハルの活動から知る事ができるかもしれません。

いわゆる障がい者雇用の問題は、あまりに大きすぎてこの案内にはとても書けませんが、日本の現状は解決しなくてはいけない問題が山積みだと思います。そのためのヒントもこのスウェーデンに学ぶ、にあります。

西野さんが書いている、ハンディキャッパー社会(高齢化・障がい者、外国人労働者)に本格的に突入する日本への考えるべき方向性と具体的な施策を探るこれが本当に現実味を帯びてきます。

全部を日本に導入するなどはできないとは思いますが、毎回のテーマを通じて、スウェーデンに学べば、それぞれの分野、業種で参考になる事例が沢山あるはずです。

どうぞ、奮って参加して頂き、真剣に考えましょう。お待ちしております。


<参考サイト>

●スウェーデン ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/スウェーデン
●外務省サイト スウェーデン王国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sweden/
●駐日スウェーデン王国大使館
http://www.swedenabroad.com/Start____4324.aspx
●地球の歩き方 スウェーデン
http://www.arukikata.co.jp/country/sweden.html

<西野 弘氏プロフィール>

1956年神奈川県生まれ
現在 株式会社プロシード取締役ファウンダー
  サムハル社会障がい者雇用事業団日本代表
1975年早稲田大学在学中に総長推薦でスウェーデン王国ヨーテボリ大学及びデンマーク報告インターナショナルピープルズカレッジに留学
その後スウェーデンとは長い付き合いが続き、スウェーデン企業のアジア進出や王室関係機関で認知症教育機関との日本での事業提携業務を行う。過去に多方面の方々のスウェーデン訪問サポートしてきている。細川元首相、野田聖子衆議院議員、橋本前高知県知事なども視察のアレンジ及び同行をしている。

<実施概要>

● シリーズ スウェーデンに学ぶ
日本の今後の方向性を考える 〜スウェーデンの事例を参考に〜
今回のテーマ : 障がい者雇用

●日時:9月25日(火)10:00〜12:00

●会場:ロシード本社 セミナールーム 新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウェスト12階 

●ゲスト:西野  弘氏(サムハル障がい者雇用事業団日本代表)

●会費:ギリークラブ会員 5,000円 ビジター 7,000円

●募集人数:30定(ギリークラブ会員優先)
●応募締め切り:9 月18日(火) 
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際も、キャンセル待ちは可能です。

<スウェーデンに学ぶ シリーズ開始時の案内>

日本の将来を考える時に、海外ではどうなのだろう?と良く考える事があります。なんでも猿まねではいけませんし、また外国の事例がそのまま、日本でも有効かどうかは、これまた分かりません。

ただひとつ言えることは、しっかり“参考にする為に学ぶ”、この視点はとても重要で、漫然と見ていては何も参考になりません。活字を目で追っていて、心に何も残らない読書と同じです。(眠い時などはそうですね。)

そして・・・学んでもその後行動に移さなければ、これも無意味です。ギリークラブは、そのテーマに興味のある人だけが集まり、しっかり目的意識を持って学び、意見交換、交流し、次の企画や仕事の参考にして頂ける場であって欲しいと思います。

今回ご案内の『スウェーデンに学ぶ』も以前から気になっていた事、北欧の国々の実態は、知っているようで知らないですね。我々の周囲にはかなり影響を受けた事例や、商品があるのに・・・

ボルボやサーブ、エリクソンなどを作りだす国であり、イケアなどの北欧デザイン家具や照明、ノーベル賞、インプラントもこの国の発明で、歯科医療も大変進んでいるそうです。

スウェーデンはもっとも成熟度が高い国のひとつとして認識されています。理由は様々でしょうが、我々の生活に身近な話題を中心に、スウェーデンの現実を再度学習するとともに、日本の現状と比較しながら、今後の日本の方向性を考えてみましょう。まずは学習です。

数回のミニシリーズで考えている中で中核を成す、障がい者雇用や老人介護・認知症対策の事例などは、日本が直面、また今後を考える際に、大変貴重な学習先です。

コーディネーターは西野 弘氏、長い間の友人で、スウェーデンと彼の関わりはなかなかのものです。そして彼だけではなく、毎回のテーマに合わせゲストにお聞きするなど、意味のある話、内容の会にしていければと思っています。

今回のシリーズは以下の内容を考えています。

<第1回  スウェーデンという国> 今回ご案内
スウェーデンの歴史、政治、産業、人、ノーベル賞
講師  西野  弘
内容
スウェーデンを多方面より理解をしてもらい、2回目以降のセミナーの基礎知識の習得セミナーの位置づけ。スウェーデン国の生い立ちや 多面的な事象でスウェーデンの魅力と問題を説明する。森と湖、社会福祉、中立国家などのイメージしかないスウェーデンの知識と理解を深める。

<第2回 障がい者雇用>
障がい者雇用から見たハンディキャップ社会になる日本と比較する
講師 西野 弘 サムハル障がい者雇用事業団日本代表
パネラー候補 厚生労働省の方
3万人の障がい者を雇用するサムハルの背景にあるものは、また組織の運営方法とは。 又、ハンディキャッパー社会(高齢化・障がい者、外国人労働者)に本格的に突入する日本への考えるべき方向性と具体的な施策を探る。

<第3回 老人介護と認知症の現状と対策>
講師候補 グスタフストランデル氏(スウェーデン社会福祉研究所代表)、介護施設の代表者
スウェーデンでは高齢化が日本より20年は進んでおり、彼らの老人介護や認知症対策などを中心に紹介と議論。日本では20年後には450万人以上に増えるであろう認知症患者対策に必要なものは何なのか、日本の介護状況とも比較をし、その改善の方向性を考察する。

<第4回 スウェーデンの進むバイオ産業の急成長と今後の課題>
講師候補 ヨハン・ウェストブラッド氏(前スウェーデン投資庁、スウェーデン大使館マネージャー) 他
スウェーデンにはノーベル医学賞が存在し、大手の医薬バイオ産業が存在している、最近世界的にも注目を集める、メディコンバレーというバイオと医薬のシリコンバレーが開発され数百社を超える多くの産学共同の起業実績を出してきている。その力と今後の日本との関係を考える。

そして・・・その後も続くかもしれません。

お酒を飲みながらの内容でもありませんので、この会は昼の時間帯に行います。この国、テーマに興味のある方、ご参加をお待ちしています(この内容はひょっとすると、メディア化されるかもしれません。)

シリーズではありますが、毎回簡潔、単独での参加でもOKです。皆勤賞の方は、年末スウェーデン式クリスマスパーティーをやります!(あながち冗談ではありません。)