<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

レクチャー付きオペラ鑑賞 『リゴレット』

<ご案内>

ギリークラブのレクチャー付きオペラ鑑賞シリーズ、レクチャーの会と本公演、同時に案内します。お申込みもレクチャー、本公演、同時にお願いします。『リゴレット』で再度案内が行く事はありません。

“レクチャーを受けたから、本公演に行かなくてはいけない”そんな事はありません!レクチャーのみ参加、大歓迎です!

こういうセットを今シーズンあと8回ご案内しますが、全てに参加することなどは無理ですので、年間スケジュールはこのページの最後に載せておきます。ご自身でお考えになって、お決め下さい。

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今シーズン第2回目、今回の作品は『リゴレット』です。新国立劇場さんから届いた説明文をお読みください。

ヴェルディの傑作オペラのひとつである「リゴレット」タイトル・ロールは多くのイタリアオペラと違い、テノール歌手が演じる若くハンサムな男でも、悲劇的な死を迎えるソプラノ歌手が演じるヒロインでもなく、バリトンパートの歌手が演じる肉体的障害をもつ道化師であるヒロインの父親です。

中世のヨーロッパでは、領主が城内にお抱え道化師としての家来を雇っていて、彼らは領主や周囲の人物達を楽しませるほかに、なんと!なんと! スパイとして城内の(反逆の恐れのある人物などの)様子を探る諜報活動も行っていたという説もあるようです。

道化師は肉体的障害を持っているものが多く、笑い物としての対象にされていたのですが、一方領主に向かって無礼なことでも言うことができる唯一の存在でもありました。派手な色の服と変わった帽子を身につけていて、やわらかい素材で作られたその帽子はキャップと呼ばれ、とさかのような飾りが3つ付いていて、間抜けの象徴でもあるロバの耳と尾をイメージしているといわれています。

誰にもタメ口をきくことが出来ながら、蔑められる存在でもあった道化師。 この複雑な立場がオペラのストーリーを一層ドラマティックに展開させていきます。
教会に行くほかは外出もさせず「掌中の珠」として大事に、大事に育てられたジルダ。
あろうことか、馬鹿殿様(マントヴァ公爵)に見初められてしまい、ジルダは、身分を偽った彼女に接近してきた公爵を、一途に愛してしまいます。一方、彼にとっては気まぐれな恋の相手のひとりに過ぎません。このことを知ったリゴレットの絶望と怒り。
他人の不幸を愚弄して懸けられてしまったリゴレットへの呪いが、悲劇を予感させています。
マントヴァ公爵が ♪♪風の中の羽のように〜〜♪♪ と歌う「女心の歌」は親しみやすいメロディで、このオペラを知らない人でも聞いたことがあるでしょう。

今回のプロダクションはルキーノ・ヴィスコンティの元で研鑽を積んだアルベルト・ファッシーニが新国立劇場のために演出した作品の7年ぶりのレパートリー上演。
指揮はダニエレ・ガッレーリ。 タイトル・ロールのリゴレットにはヴェルディ作品のバリトン歌手として世界最高の評価を受けているラード・アタネッリ。清純なジルダにはアニック・マッシス。マントヴァ公爵にはウィーンで活躍しているシャルヴァ・ムケリア
脇を固める実力派の日本人歌手。ヴェルディ作品らしい華やかでドラマティックな舞台を堪能していただきましょう。

(資料:新国立劇場サイトより抜粋)
●リゴレット
2000年6月新国立劇場初演。3回目の上演となる本プロダクションは、演出家、故・アルベルト・ファッシーニが伝統的手法でこの悲劇を見事に描いている名舞台です。リゴレット役には、06年東京のオペラの森において『オテロ』イアーゴ役で絶賛を博したラード・アタネッリが08年6月『椿姫』ジェルモンに続いて登場。マントヴァ公爵に、近年急成長を遂げているシャルヴァ・ムケリア。指揮者には01年に『ドン・カルロ』で見事な音楽を奏でたダニエレ・カッレガーリが再登場いたします。

<レクチャー付きオペラ鑑賞シリーズ 概要>
事前レクチャーでは
・このオペラはどのような作品なのか、
・どのようなストーリーか
・登場人物と役柄
・ハイライトシーンを過去作品のビデオで鑑賞
・見どころ、聞きどころ
・オペラの基本
などを新国立劇場のレクチャールームで実施します。

もちろん、ギリークラブは交流会ですから、新国立劇場のオペラ担当者に何でも聞ける場で、参加者同士が楽しみながら交流する会です。

これは観劇したい、という作品を申し込んで頂く、そのような流れになっています。

全作品の観劇は、時間的にも経済的にも難しいと思いますので、まずはレクチャー(無料です)で内容を確認して下さい。今シーズンはレクチャーを平日に実施しますので、レクチャー終了後の交流食事会も価値ある時間となります。

レクチャーも交流会も「超初心者向け」で実施しますので、どのような素朴な疑問もOK、恥ずかしい事はありません。オペラは贅沢なエンタテインメント、高価な公演が多いので、特に初心者はじっくり選んで鑑賞したいものです。

高価な入場料で、オペラは金持ちの文化イメージが強いのは事実、歌手や裏方、関係者の数、舞台装置など現実を知ると、『ああ、そうなのか』と納得しますが、絶対額はやはり・・です。

ただ、世界の上流階級の方と同じ話題に乗るために、初歩の初歩だけ、常識としてのオペラ知識も必要です。教養として、楽しみとして、オペラ入門の場がこのシリーズです。

どんなきっかけで入っても、オペラは本当に楽しい!それがここ2,3年詰めて観劇している感想です。

人生のある時期、多くのオペラ作品に集中して接すると、その人の人生がますます充実したものになると思います。ギリークラブのオペラシリーズはそんな場にご案内します。

<参考サイト>

今回公演『リゴレット』の案内

リゴレット - Wikipedia

新国立劇場トップ

オペラ入門

<実施概要>

●レクチャー付きオペラ鑑賞『リゴレット』

<レクチャーの会>
○日時:9月26日(金)19:00〜22:00
18:30 受付開始
19:00 レクチャー開始
20:30 終了 交流会会場に移動
22:00 交流会終了

○会場:新国立劇場 5階 情報センター

○講師:飯島 健氏(新国立劇場営業部 主幹)

○会費:無料
終了後 軽食&ドリンクで交流会を実施します。(別会費・自由参加)

○募集人数:20名(ギリークラブ会員優先)
○締切:9月23日

<本公演鑑賞&交流会>
○日時:10月31日(金)19:00開演

○会場:新国立劇場 オペラ劇場

○会費:ギリークラブメンバー 27,000円 ビジター29,000円
(S席のチケット、終演後の交流会費)

○交流会のゲスト:飯島 健氏(新国立劇場営業部 主幹)他

○募集人数:申込先着順 15名(ギリークラブ会員優先)

○締切:10月1日
※締め切り前でも満員の際には閉め切りとなります。
※チケット確保の都合上、申し込み後のキャンセル不可です。
ご理解とご協力をお願いします。

<2008〜2009シーズン レクチャー付きオペラ鑑賞、予定>

●レクチャー付きオペラ鑑賞『リゴレット』

●トゥーランドット
レクチャー    9月11日(木)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 10月15日(水)18:30開演

●リゴレット
レクチャー   9月26日(金)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 10月31日(金)19:00開演

●ドン・ジョヴァンニ
レクチャー   11月10日(月)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 12月9日(火)18:30開演

●蝶々夫
レクチャー   12月16日(火)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 1月21日(水)19:00開演

●こうもり
レクチャー   1月7日(水)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 1月29日(木)18:30開演

●ニーベルングの指環 序夜 ラインの黄金
レクチャー   2月21日(土)13:00〜17:00
(ワルキューレと2回分を同日にレクチャー実施)
公演鑑賞&交流
  ・ラインの黄金 3.18(水)18:30開演
  ・ワルキューレ 4.12(日)14:00開演

●ムツェンスク郡のマクベス夫人
レクチャー   4月10日(金)19:00〜22:00
 公演鑑賞&交流 5月7日(木)18:30開演

●チェネレントラ
 レクチャー   5月11日(月)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 6月10日(水)18:30開演

●修善寺物語
 レクチャー   5月26日(火)19:00〜22:00
公演鑑賞&交流 6月26日(金)18:30開演