ご即位二十年記念 舞楽公演鑑賞会 &
事前レクチャー 超初心者の雅楽セミナー
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<ご案内>
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【満員御礼】
雅楽は大人気で、この公演も即日完売になってしまったそうです。特にこの宮内庁式部職楽部は雅楽の最高演奏家、全員が重要無形文化財保持者=人間国宝だそうです。
和・倶楽部では一昨年舞楽を鑑賞しましたが、大変人気が高く、参加された方に大変喜んで頂きました。私の瞼にも、その日の光景が鮮やかに蘇ってきます。
管楽器、打楽器、それぞれの音色は大変雅びで、神社で感じる、あの荘厳な雰囲気に大劇場が満たされ、普段歌舞伎を見ているのとは全く異なる気持ちになるから不思議です。
雅楽をこうやって聴く事はあまりないと思いますが、今回は国立劇場さんにお願いして、超初心者の為の雅楽講座を、数日前に実施して頂ける事になりました。
前回も素晴らしかったのですが、いろんな疑問が残りました。あまりに自分がこの音楽に関して何も知らない事が分かり、もう少し理解して鑑賞会に臨めば、もっと楽しいと思います。
2回劇場に足を運ぶことになりますが、それだけの価値はあると思います。自分の国の音楽、雅楽のなんたるかを、これを機に学び、そして自分をその中に置いてみませんか?
舞楽とは音楽とともに奏する舞です。詳しい説明はセミナーでお聞きしますが、雅楽の何たるかを知ると、きっと自国が誇らしくなると思います。
雅な音を聞き、優雅な舞を見て、クリエイティブ感覚を研ぎ澄ませませんか?奮ってのご参加お待ちしています。
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<国立劇場パンフより転載>
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圧倒的な音空間の中、きらびやかな装束の舞人が、華麗な舞を見せる「舞楽」は、<雅楽の華>とも称されます。天皇陛下御即位二十年の記念となる今回の雅楽公演は、宮内庁式部職楽部による「舞楽」をご覧いただきます。宮内庁楽部は八世紀の雅楽寮(うたまいのつかさ)以来の伝統を持ち、その演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定されています。
(1)振鉾(えんぶ)
一節・二節・三節
舞の場を清める意味で、通常舞楽の上演に先立って行われます。長い鉾を振って威儀を正し、天地の神々に祈りを捧げます。
笛の乱声が響く中、まず<一節>では左方の舞人が金色の鉾を、続いて<二節>で右方の舞人が銀色の鉾を持って舞います。さらに<三節>になると「合鉾(あわせぼこ)」といい、左方、右方の舞人が共に舞っていきます。三節は略されることも多いのですが、今回は正式に三節まで行います。三節では龍笛(左方)を高麗笛(右方)がそれぞれ乱声を奏し、舞台上は独特な響きに包まれます。
管絃舞楽・垣代(かいしろ)入
(2)青海波(せいがいは)
序「輪台」・破「青海波」
源氏物語「紅葉賀」で光源氏と頭中将が舞った曲として知られる「青海波」。この場面は物語全編の中でもひときわ華やかで印象的です。
「青海波」には複雑で長大な次第があり、正式には四人舞の「輪台」を<序>、二人舞の「青海波」を<破>として二曲を連続して舞います。また多数の「垣代」が舞台の後ろに並び作法を行うほか、「管弦舞楽」として伴奏に琵琶・箏も加わるなど、大規模で華やかな組曲です。
近年では、その全貌を知る機会はありませんでしたが、
今回はこの大組曲「青海波」を管弦舞楽の形式で、また垣代作法も復活して通して上演します。このような本格上演は、宮内庁楽部としても、明治19年1月の「新年宴會舞楽」以来120年ぶりです。壮麗なる<一大舞楽絵巻>の再現の夢が、今ここに実現します。
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<実施概要>
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<ご即位二十年記念 舞楽公演鑑賞会>
●日時:2月11日(水・祝) 14:00 開演 15時50分終演予定
【満員御礼】
(演目)
(1)振鉾(えんぶ)
一節・二節・三節
管絃舞楽・垣代(かいしろ)入
(2)青海波(せいがいは)
序「輪台」・破「青海波」
出演=宮内庁式部職楽部(重要無形文化財「雅楽」)
<事前レクチャー 超初心者の雅楽セミナー>
●日時:2月8日(日)14:30〜
●会場:国立劇場内(参加者に詳細をご連絡します)
●講師:香取麻貴氏(国立劇場芸能部 雅楽プロデューサー)
●会費:ギリークラブ会員 5,500円 ビジター6,500円
(1等席のチケット+レクチャー代の合計です。)
●募集人数:20名
●〆切り 1月6日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
●会場:国立劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access
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