ナイトミュージアム サントリー美術館 国宝 三井寺展&交流
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<ご案内>
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サントリー美術館のナイトミュージアムシリーズ、1月の「japan 蒔絵」展も大好評でした。
美術品を見る時間はとても貴重です。我々の祖先である日本人の素晴らしさ、それを大いに評価して、外国の方がくれたお題で、職人の技量が大幅にアップした事が分かります。
何よりも、それを大事に保管しておいてくれた外国の方、お金持ちの方が、いかに漆器の価値を認め保存してくれたか、よくぞという保存状態で、大いに皆で堪能しました。
このナイトミュージアムシリーズ、事前に展覧会の見どころ解説を聞いた上で、ギリークラブ参加者だけで、閉館後の美術館で鑑賞する、本当に贅沢な時間になります。
館内にいる人数が少ないから、ゆっくり観られますし、自分のペースで、気になった作品はまた戻ったりしながら、何度でも、自由に時間をかけて観られます。
初対面とはいえ、ギリークラブに参加した方はお仲間、懇意になった方同士、感想を言い合いながらの鑑賞ができます。
美術展に行きたいけれど仲間がいないし、一人では寂しいという方が、この会で同好の方と意気投合する光景をよく見ています。
美術品と触れると、潤いのある時間が持てますが、普段忙しい仕事をされている方には貴重なリフレッシュ、何もかも忘れて、こういう事に没頭してみませんか?
このような暖かい環境で鑑賞し、人と交流することで、ギスギスした生活から、自分を癒してくれる時間になります。
今回は国宝 三井寺展です。三井寺は正式には「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山です。
三井寺には普段は拝観できない秘仏が数多くあります。今回の展示会では円珍の遺骨を納めると伝える、国宝「智証大師坐像(御骨大師(おこつだいし))」、円珍が修業中に感得し画工に描かせたという、国宝「不動明王像(黄不動尊)」、三井寺の守護神とされる新羅善神(しんらぜんじん)堂の国宝「新羅明神(しんらみょうじん)坐像」、西国三十三所観音霊場第十四番札所観音堂の本尊、重要文化財「如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)坐像」などがそろって公開されます。
そのような三井寺の国宝などを観たあと、美術品としての仏像もそうですが、こういう時代だからこそ考えたい、仏教とは何か、仏の心とは? 我々の生き方との結びつき、日本人と仏教の関係などについても考えてみませんか?
この回で、新しい視点が見えてくるかもしれません。そんなきっかけになれば主宰者としても大変嬉しいです。奮ってのご参加お待ちしています。
<公式サイトから転載>
琵琶湖を望む天台寺門宗総本山(てんだいじもんしゅうそうほんざん)三井寺(みいでら)(園城寺(おんじょうじ))。白鳳時代に創建された三井寺は、平安時代9世紀に智証大師(ちしょうだいし)円珍(えんちん)が中興(ちゅうこう)して天台別院(てんだいべついん)となり、以後権門寺院として栄えました。他の寺社との抗争や戦乱に遭いながらも、そのたびに不死鳥のように蘇り、今日に多くの貴重な寺宝を伝えています。
2008年(平成20)は、智証大師円珍が密教の真髄をたずさえ唐より帰朝されて1150年、また狩野永徳の長男で三井寺の勧学院(かんがくいん)に華麗な障壁画を残した狩野光信の没後400年にあたり、これを記念して特別展を開催します。
2体の智証大師坐像や黄不動尊の画像と彫像、西国三十三所観音霊場第十四番札所の観音堂本尊など、普段拝観できない秘仏の数々、円珍ゆかりの仏教美術、新発見の平安初期の不動明王像、狩野光信筆の桃山障壁画とその関連作品など、三井寺の名宝に、関連する名品を加え、国宝・重要文化財約60件を含むおよそ180件を公開します。多彩な仏教美術と華麗な桃山絵画の織りなす三井寺の魅力をご堪能ください。
国宝 三井寺展は2月7日から始まっていますので、この日に参加できない方は、個人的に行かれるのも良いと思います。(但し、休館日がありますのでご注意ください)
会期:
2009年2月7日(土)〜2009年3月15日(日)
※会期中、展示替えを行います
※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください
開館時間:
〔日・月〕10:00〜18:00 〔水〜土〕10:00〜20:00
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休館日:毎週火曜日
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<参考サイト>
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●国宝 三井寺展
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol01/index.html
●サントリー美術館
http://suntory.jp/SMA/
●三井寺
http://www.shiga-miidera.or.jp/
●東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html
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<実施概要>
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●ナイトミュージアム サントリー美術館 国宝 三井寺展&交流
●日時:3月9日(月) 18:00〜21:00
18:00 受付開始
18:30 レクチャー(6階ホールにて)
瀬山学芸員による展覧会の見どころレクチャー
19:00 「国宝 三井寺展」(ギリークラブ参加者のみで観賞)
20:00 美術館併設カフェでの松本部長を囲むお食事会
(希望者限定25名、別会費4,000円)
21:00 終了
●会場 サントリー美術館
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
TEL03-3479-8603
http://www.suntory.co.jp/sma/access/index.html
●ゲスト:
瀬山里志氏(サントリー美術館 学芸員)
●会費:ギリークラブ会員 5,000円 ビジター7,000円
(入場料、レクチャー、音声ガイド使用料)
●募集人数:30名
但し、食事会は先着順25名までです。
●応募締め切り:3月2日
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※キャンセル待ちもお受けします。その旨ご連絡下さい。
※準備の都合上3月2日(月)以降のご欠席は会費をご負担頂きます。
ご了解下さい。
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