<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

「ホテルで使う英語 ホテルで習う」

<ご報告>

「ギリークラブ×大人のホテル遊び」プロジェクト。
あたたかな春の昼下がり、ホテルマンの優雅なティーサービスを受けながら、ホテルで使う英語の表現を学ぶ英会話レッスンが行われました。

 会場となったのは、品川にある、スタイリッシュでありながらこぢんまりと居心地のいいストリングスホテル東京インターコンチネンタル。邸宅のサロンをイメージした「コロッサス」で、アットホームな雰囲気の中、さっそくレッスンのスタートです。

 本日の講師となるゲストリレーションズのクズネツオワ・ナタリアさんは、ロシア人らしい抜けるように白い肌の、キリッとしたクール・ビューティ。ロシア語と英語、日本語と博多弁(?)を流暢に操ります。
「私もみなさんも、英語のネイティブではありません。ネイティブではない人同士がわかりあうために、英語を学びましょう」とナタリアさん。ナタリアさんの英語は、発音が明瞭かつアクセントがはっきりしていて、非常に聞き取りやすい美しい英語です。クセのある話し方をするネイティブより、日本人には、とっつきやすいのではないでしょうか。参加者のみなさんにも「ナタリアさんの英語は、きれいで聞き取りやすく、初心者でもわかりやすい」と大人気でした。

 出席者は10名たらずと少人数で開催されたため、レッスンは最初からアットホームで和やかなムード。簡単な自己紹介の後、まずは口慣らしを兼ねて、ホテルでよく使われるボキャブラリーの発音練習がありました。
「予約」「アメニティ」「荷物」といったベーシックなものから「有料映画」「変圧器」、「腹痛」「頭痛」まで約30ワード。今回の参加者は、英語には30年以上ごぶさたという方から、海外勤務経験者までさまざま。海外経験が豊富な方もいらしたため「海外では、こういう言い方をしても通じたんだけど、どちらがスマートなの?」とか「ホテルで、こういうリクエストをするのはスマートなの?」といった質問も相次ぎました。
 たとえば、日本人が言ってしまいがちな「ベル・キャプテン」。日本人は、大人の男性を「ボーイ」と表現するのに抵抗があるため、つい使ってしまいがちですが、海外では、一般的に「ベル・ボーイ」と言った方がスマートです。
 そう。今回の裏テーマは「簡単な表現で、ホテルでスマートに振る舞うための英会話」。ビジネスやプライベートで頻繁に海外に行かれる参加者も多いため「スマートでエレガントに振る舞う」がミッションです。

 ボキャブラリーを学んだ後は、実践編です。まずは、電話で予約をとるシチュエーションを想定した「予約編」。想定文とはいえ、滞在日数や部屋タイプを聞かれたり、電話番号や住所を確認したり、スペルの確認をしたりと、教科書とはひと味違う、実践型のテキストです。
「リピート・アフター・ミー」。ナタリアさんの後に続き、全員で声を揃えて復唱します。「こんなレッスンは、学生時代以来」という参加者がほとんどで、学生に戻った気分を味わいながら、みんななんだか楽しげな表情に。大きな声で復唱します。

 が、レッスンがやさしかったのは、ここまで。

 続く「チェックイン編」では、実際にホテルで使われるレジストレーション・カードを使い、英語で記入しながら、各々さまざまなケースが想定されました。「予約がない」「常連なのでアップグレードできる」「たばこは」「ビューは」といった、実際にホテルで起こりうるケースが、ランダムに当てはめられます。「どんなシチュエーションになるんだろう」と私はドキドキしましたが、参加者のみなさんは落ち着いたもの。「海外のホテルでは、こんなことを聞かれたこともある」など、海外事情雑談も織り交ぜながら、レッスンはスムーズに進みます。

 いちばん盛り上がりを見せたのは、その後の「トラブル編」。各々がクジを引き、クジに書かれたシチュエーションで、フロントデスクにクレームの電話をかけます。

想定されたトラブルシーンは・・・
「隣の部屋がうるさくて眠れない」
この場合、フロントデスクから隣の部屋に注意を促す電話を入れて、改善しない場合、客室を移動させてもらえることが多いそうです。
「客室のパソコンがつながらない」
この状況を電話で英語で説明するのは、非常にむずかしので「パソコンが働かないから、だれか助けに来てください」と、スタッフを呼ぶのがスマート。
「頭痛が起きてしまったので、薬がほしい」
ひどく痛むか、医者の手配が必要か、病院に行くか、どんな薬が必要か。さらに会話は発展します。
「明日の国内線のエアラインを予約してほしい」
明日の何時ごろの、どこに行く便か。エアラインはどこにするか。席の種類はどうするか。さらに会話は発展します。
などなど。

 ここでナタリアさんが繰り返したのは、ネイティブではないのだから、簡単な単語を組み立てて意思の疎通ができればいい、ということ。
 次々に発展していく会話に、知っている範囲の単語で、意思を的確に表現する。
「とりわけ表情の見えない電話はむずかしいですね。困ったことがあったら、誰かに来てもらうのがいちばんです」とナタリアさん。ネイティブでない人間が「ゆっくり話して」とお願いするのは、恥ずかしいことでもなんでもないそうです。
 参加者からは、自身が海外で体験したトラブル(クレジットカードが使えなかった、加湿器をリクエストしたい、など)の例も上がり、さしずめ「いますぐ使える実践英語」のレッスンになってきました。

 引き続き「チェックアウト編」で、お会計の間違いといったトラブルに対処した後、ナタリアさんから、海外で日本人が非常に間違いやすい「簡単な単語」に対する注意がありました。

 外国で、スタッフが「aii right」「OK」「good」などと言う場合「はい(了解しました。承りました)」という意と「わかります(あいづちを打つ、聞いていることを伝える)」という意があるそうです。ここを間違えてトラブルになることが多いそうなので、みなさまも気をつけてください。

 結局、予定の時間を30分近くオーバーして、楽しかったレッスンは修了。でも、これで終わりではありません。この英会話レッスンは、ホテルランチつきなのです。

 ランチの会場となったのは、中国料理「チャイナ・シャドー」。こちらの料理長の國田隆シェフは、油や調味料を控えた、体にやさしいのにキリッと存在感のある料理で、食通から高く評価されている料理人なのです。
 ランチは、スペシャリテのマーボー豆腐の土鍋煮や、鶏肉の黒豆ソース煮など、5種類からメインを選ぶプリフィクススタイル。
 英会話スクールと異なり、単にレッスンを受けて終了するのではなく、その後のランチ会でホテルの方や海外好きな参加者と交流できるのが、この会の魅力。世界のホテル事情について、ホテルでリスペクトされるスマートなゲストの振る舞いとは、といった、海外でいますぐ役立ちそうな情報が交換されました。

 将来的には「レストランで使う英語」「ショッピングで使う英語」など英会話シリーズ、「レストランで使うフランス語」「レストランで使うイタリア語」(ホテルでは英語が通じるのが世界スタンダードなため)、また、「ナタリアさんからレストランで使うロシア語を習おう」という、参加者の声もありました。
 ちなみに、ナタリアさんからは「ことばは声に出して覚えます。今日レッスンした文章を、1日10回口に出してください。そうすれば、スラスラ話せるようになるはずです」という宿題が。
 参加者のみなさまは、宿題をきちんとこなしているでしょうか・・・。

 

<ご案内>

海外に行かれて言葉に困る事はありませんか?
私などはしょっちゅう困っています。というのは、チェックインやチェックアウトなどの、決まりきった場合はともかく、何か困ったとき、相談をしたい時の表現や語彙に詰まる事が多いのです。

たとえば・・・
・ホテルの設備を確認する時
・ネットの設定方法
・メッセージの確認方法
・電話の掛け方
・トラブル時(壊れた、不足、確認)
・モーニングコール
・ジム、スパ、レストラン、などの問い合わせ
・コンシェルジュとの会話
・予約する際の言い方
・チェックアウトの確認
・タクシーを呼ぶ
など・・・色々な事があります。

上記など、考えられるシーンでの会話を再現しながら、表現方法や簡易に済ませる方法、こんな言い方もある、などをホテルの方から習える貴重な機会です。

日本語も堪能なロシア人女性と、英語(以外も)堪能な日本人、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルの現役ホテルスタッフ、お二人のロールプレーイング方式でセミナーは進みます。

今回の企画のポイントは何といっても“ホテルの方にホテルで使う言葉を習う”事です。言葉だけではなく、ホテルの賢い使い方もお聞きします。

頭がはっきりしている午前中にセミナー、質疑応答は引き続きランチを食べながら・・・ちょっと時間がある方は、終了後ホテル内施設見学会です。

あ、試験はありませんよ。でも、『はい渡辺さん、言ってみて下さい』と当てられるかもしれません。なぜなら、自分で口に出して言わなければ覚えないからです。(仲間内での恥は恥じゃない、そんな気持ちで頑張りましょう!)

品川駅横という便利な場所なのに、入ってみると静かで落ちついたホテル、ロビーアトリウムは、自然光が入る天高27メートルの空間、私も実は昨年秋に初めて足を踏み入れたのですが、大のお気に入りです。

昨年4軒のホテルを回ったうちの一軒です。
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2008/1125.shtml

その時知り合ったホテルの小野さん、足立さんと大変懇意になりましたが、私が常々こんな事が出来たらいいなと思っていたこの企画を相談、ご協力頂ける事になり、今回企画が実現しました。

この企画、実は続編も考えています。
・レストランで使う英語
・ショッピングで使う英語
そして、英語編に引き続き、他の言葉も準備しています。

また、東京の人はなかなか東京のホテルに宿泊する機会がないので、泊って習う、という企画も考えたいと思います。

何といっても世界の公用語は英語です。どこの国のホテルでも英語は大体通じます。この機会に習い、慣れる、そしてホテルの方と仲良くなる、そんな企画でご一緒しませんか?

少人数で恐縮ですが、お申し込みお待ちしています。

<参考サイト>

●ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
http://www.intercontinental-strings.jp

<実施概要>

●「ホテルで使う英語 ホテルで習う」

●日時:3月12日(木)11:00〜14:30
10:30 受付開始
11:00 セミナー開始
12:30 食事会開始
13:30 終了 希望者はその後ホテル内見学会に

●会場:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー
(品川駅直結)
http://www.intercontinental-strings.jp/access/index.html

●講師:
クズネツオワ・ナタリア氏(ゲストリレーション)
小野順也氏 (マーケティング&セールス)
お二人ともストリングスホテル東京インターコンチネンタルの方です。

●会費:ギリークラブ会員 10,000円  ビジター12,000円
(講師料、飲み物、ランチ食事代、他)

●参加人数:申込先着順 8名募集 (メンバー優先です)

●応募締め切り:3月4日
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
※準備の都合上3月5日(木)以降のご欠席は会費をご負担頂きます。