『なにわの伝統野菜』
〜ANAクラウンプラザホテル大阪 桜井シェフの挑戦〜
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<ご案内>
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“なにわの伝統野菜”ってご存知ですか?
大阪は野菜の生産に適した砂質土壌条件に加えて、中世からは商業や海運が大いに盛んとなり、全国各地から美味しい食材が集まり、仕出屋や料理屋なども出現、独特の食文化が発達していった街です。そう、天下の台所、食い倒れの街なのです。
当たり前ですが、都市化する前の大阪は自然に溢れていて、文楽や歌舞伎で見る江戸時代の大阪の景色は、それはのどか、今では想像が出来ないほどの田畑で、様々な農作物が作られていました。
大阪だけの話ではないのですが、国の政策かどうかは知りませんが、ある時代に全国共通品種を作る動きがあり、それに反発して従わなかった京都などは別にして、各地方特有の品種は、どんどん減ってしまいました。
昨今それらの見直しが活発化、大阪でも伝統野菜が復活しています。
瓜類では毛馬胡瓜(けまきゅうり)、服部越瓜(はっとりしろうり)、玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)など。
茄子類では、水茄子(みずなす)、鳥飼茄子(とりかいなす)。
直根類では、田辺大根(たなべだいこん)、守口大根(もりぐちだいこん)、大阪四十日大根(おおさかしじゅうにちだいこん)、天王寺蕪(てんのうじかぶ)、金時人参(きんときにんじん)など、
その他、石川早生(いしかわわせ)、吹田慈姑(すいたくわい)、独活(うど)など、明治時代までは大阪市内で栽培されていた野菜たち、昔からの品種がどんどん復活しています。そして、徐々に話題になっているのです。
スーパーで売っている野菜と食べ比べると、その差がはっきりします。これは食べてみないと分かりません。(それもぜひ当日味わって下さい)
『なにわの伝統野菜』を使ったフレンチメニュー、というのが、ANAクラウンプラザホテルの料理長、桜井氏です。
伝統野菜を使った料理は、当たり前ですが和食ばかりです。それを敢えてフレンチにしたらどうなのか、桜井氏が挑戦しています。
4月からはレストラン、THE DININGの定番メニューになるそうです。
先日冬野菜での料理を試食させて頂く機会がありました。大変美味しかったのはもちろんですが、そのチャレンジ精神には脱帽しました。
今回は季節も変わり、春の食材になっています。それだけにこちらもまたまた期待で一杯ですが、桜井シェフなら、とても美味しく、斬新なメニューにしてくれるでしょう。
このようなメニューが届いています。
<「THE DINING」 なにわの伝統野菜 ディナーメニュー>
大阪野菜のピンチョス
泉州水茄子と初がつお生姜風味のバルサミコソース
葉ごぼうのスープとフラン
竹の子と桜ますワカメ蒸しと木の芽風味のデュクセリーヌ
新玉葱三種類の味わいと牛フィレ肉
季節野菜のデザート
コーヒー 小菓子
こららを一緒に食べませんか?
そして桜井シェフによる、『なにわの伝統野菜』のセミナーで、野菜本来の美味しさ、味わいというものを知ってみませんか?
ホテル内レストラン、一人で宿泊する方には貴重ですが、これらのメニューは、ある意味新しい大阪の味が楽しめます。伝統野菜を新しい感覚でフレンチメニューにする、とても現代的で、わくわくする食事の時間になります。
大阪で生まれた方は、自分たちの遺伝子に入っている野菜、こんな形で再開するのも新鮮ですし、他地方の方にふるまう、心のこもったおもてなしの場が一つ増える事になります。それもとびっきり新しい情報、かつ美味しいメニューで!
どんな伝統野菜を使っても、料理はおいしくなければいけません。まずい料理を食べさせるのは犯罪行為です。その食事の時間が取り返しのつかない事になるから。。。
桜井シェフの料理の美味しさは、本物です。大阪での食の会、昨年夏以来です。奮ってのご参加お待ちしています。
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<桜井幹也氏プロフィール>
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ANAクラウンプラザホテル大阪のコンテンポラリー・レストラン、「THE DINING」シェフ。
旧・大阪全日空ホテル時代から、宴会部門とフレンチレストランでのキャリアは20年。昨年10月の同レストランのオープン3ヶ月前にシェフに抜擢されて以来、素材を活かした調理法で「美しく、美味しく、心と体にやさしさを」をコンセプトに、お客様の五感を満たす新しいメニュー開発に挑んでいる。この4月から、「なにわの伝統野菜」を使ったヘルシーメニューを提供する。
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<桜井氏からのメッセージ>
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昨年10月の「THE DINING」オープン以来、野菜を中心とした素材を活かしたフレンチのメニュー開発に取り組んでいます。
野菜メニューを好むのは女性が多いかと思いきや、野菜好きなお子さんのいるご家族や、消化が良いと喜ばれる年配の男性など、意外なお客様からの支持に驚くこともあります。
現在、八百屋さんの協力で大阪の直売所などから「なにわの伝統野菜」をかき集めては、試行錯誤を繰り返しています。
今回は、例えば、「葉ごぼうのスープ」は、葉ごぼうの葉と茎の青味のクリームスープと、葉ごぼうの根のフランで2層に仕上げました。珍しい素材と調理法の組み合わせを幅広い層のお客様に楽しんでいただきたいと思っています。
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<参考>
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「なにわの伝統野菜」メニューは、税サ込で7000円
(ランチは品数を減らして3000円)で4月からオンメニューの予定です。
4日のギリークラブに参加できない方は、ぜひ他の日にお出かけください。
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<参考サイト>
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●ANAクラウンプラザホテル大阪 THE DINING http://www.anacrowneplaza-osaka.jp/restaurant/dining.htmls
●なにわの伝統野菜(大阪ブランド情報局) http://www.osaka-brand.jp/dokkoi/yasai/index.html
●「なにわの伝統野菜」(農林水産業振興実行委員会) http://www.epcc.pref.osaka.jp/afr/kakubu/toshinou/dentou/naniwa1.html
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<実施概要>
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●『なにわの伝統野菜』
〜ANAクラウンプラザホテル大阪 桜井シェフの挑戦〜
●日時:4月4日(土)18:00〜21:00
17:30 受付開始
18:00 セミナー開始
18:30 食事開始
20:30 交流会
21:00 終了
●会場 ANAクラウンプラザホテル大阪 ザ・ダイニング
大阪市北区堂島浜1-3-1
TEL:06-6347-1112
http://www.anacrowneplaza-osaka.jp/restaurant/dining.html
●ゲスト:
桜井幹也氏(ANAクラウンプラザホテル大阪 ザ・ダイニング料理長)
●会費:ギリークラブ会員 7,000円 ビジター 9,000円
(料理代、ワイン代、セミナー代)
●参加人数:先着順 15名を予定
●締め切り:3月28日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
●協力:ANAクラウンプラザホテル大阪
●満員の際にはキャンセル待ちができます。
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