ナイトミュージアム サントリー美術館 まぼろしの薩摩切子展鑑賞
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<ご案内>
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サントリー美術館のナイトミュージアムシリーズ、1月の「japan 蒔絵」展、3月の「国宝 三井寺展」も大好評でした。昼間は大変な人気で混み合っている美術館の閉館後、他のお客様がいない美術館を我々だけで独占できるのです。
そして、学芸員の方の事前解説で見どころを仕入れ、鑑賞後の交流会では同じ体験をした方との交流、言ってみれば、食前酒、食後酒も楽しむフルコースです。
がさがさした時代、心休まるような環境にはない日々、メールや携帯で追いかけられ、不況の報道に心を痛め、周囲に元気を無くしている人の存在もきっとあるでしょう。
そんな毎日をおくっていらっしゃる都市生活者の方に、束の間の心休まる時間を、と思って企画しました。全ての美術工芸品はそうですが、現物を鑑賞するに限ります。
綺麗なポスターやネットでの紹介でも良さは分かりますが、ひとたび現物を見ると、その素晴らしさに「はっ!」とさせられ、次の瞬間、自分の心の中に爽やかさがジュンと溢れます。
そう、この素晴らしさはとても私のような素人には表現できません。ご自身の目で、心で、感じて頂きたく思います。その中でもガラス工芸品というものは、本当に綺麗です。
絵画や壺、仏像や、漆器、彫刻、屏風、、、色々な物を見てきていますが、美術品にあたる照明に、ガラス工芸品は特に映えます。
今回の薩摩切子展、まぼろしの。。。とうたっていますが、幕末の藩主島津斉興が起こしたガラス工芸、あの篤姫の嫁入り道具にもなった薩摩切子は、薩英戦争、西南の役ではかない運命になってしまった貴重品です。それをご一緒に見たいと思います・
館内にいる人数が少ないから、ゆっくり観られますし、自分のペースで、気になった作品はまた戻ったりしながら、何度でも、自由に時間をかけて観られます。
初対面とはいえ、ギリークラブに参加した方はお仲間、懇意になった方同士、感想を言い合いながらの鑑賞ができます。美術展に行きたいけれど仲間がいないし、一人では寂しいという方が、この会で同好の方と意気投合する光景をよく見ています。
美術品に触れると、潤いのある時間が持てますが、普段忙しい仕事をされている方には貴重なリフレッシュ、何もかも忘れて、こういう事に没頭してみませんか?
このような暖かい環境で鑑賞し、人と交流することで、ギスギスした生活から、自分を癒してくれる時間になります。そんなお時間になって頂ければ主宰者としても大変嬉しいです。
なお、終了後の夕食会、今回は場所を変えます。同じ東京ミッドタウン内の“ボタニカ”で、大変美味しい等質制限メニューで行います。
レストランASOの阿曽達治総料理長の指導のもとに、新井田シェフのセミナーつきです。この案内は別途ご案内いたします。
サントリー美術館から引き続き参加の方も、ボタニカの食事会から参加する方もいらっしゃいます。そう、この日はギリークラブ2本立てとなります。
Botanica『健康メニューでディナー』
奮ってのご参加お待ちしています。
<公式サイトから転載>
江戸時代後期、日本にも虹色に輝くガラスが登場しました。江戸切子や薩摩切子と呼ばれるカットガラスです。かつて、西洋からもたらされた無色透明のカットガラスは、その洗練された美しさから「ギヤマン」と呼ばれました。「ギヤマン」は、ポルトガル語の「ディヤマンテ」を語源とし、「ダイヤモンド」を意味します。日本で生まれたカットガラスの中でも、とりわけ鹿児島・薩摩藩が力を尽くして生み出した薩摩切子は、多様な色彩と豊富な文様とのハーモニーが最大の魅力です。
弘化3年(1846)、薩摩藩主・27代島津斉興(しまづなりおき)が始めた薩摩のガラス産業は、息子・斉彬(なりあきら)の代に飛躍的な成長を遂げました。幼い頃からヨーロッパの書物に親しみ、一流の蘭学者と交流のあった斉彬は、外国文化も積極的に取り入れました。イギリスの力強い直線やボヘミアの優美な曲線など、その造形にはヨーロッパの影響が多々見られます。また、海外輸出も視野に入れた藩の特産品として開発されたこともあって、現存する器は、将軍家や大名家などに伝来するものも少なくありません。しかし文久3年(1863)、薩英戦争によってガラス工場が破壊されると、その製造は衰退の一途をたどります。
幕末の十数年の間に一気に興隆し、明治初期には制作されなくなり、はかない運命を遂げた薩摩切子。本展では、その成り立ちから終焉までを約160件の作品で一挙公開いたします。さらに、これまで存在が明らかにされてここなかった「無色の薩摩」にも着目し、近年の調査の結果も踏まえつつ、その一端をご紹介いたします。西洋への憧れと日本的な美意識とが融合した、独自の美の世界をお楽しみください。
まぼろしの薩摩切子展は3月28日から始まっていますので、この日に参加できない方は、個人的に行かれるのも良いと思います。(但し、休館日がありますのでご注意ください)
会期:
2009年3月28日(土)〜2009年5月17日(日)
開館時間:
〔日・月〕10:00〜18:00 〔水〜土〕10:00〜20:00
※4月29日(水・祝)と5月6日(水・祝)は18時で閉館
※5月3日(日・祝)から5日(火・祝)は20時まで開館
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休館日:毎週火曜日
※但し5月5日(火・祝)は開館
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<参考サイト>
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●まぼろしの薩摩切子
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol02/index.html
●サントリー美術館
http://suntory.jp/SMA/
●薩摩切子 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/
●東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html
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<実施概要>
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●ナイトミュージアム サントリー美術館 まぼろしの薩摩切子展鑑賞
●日時:4月20日(月)18:00〜20:30
17:30 受付開始
18:00 レクチャー(6階ホールにて)
土田学芸員による展覧会の見どころレクチャー
18:30 「まぼろしの薩摩切子」(ギリークラブ参加者のみで観賞)
20:00 終了 ご希望の方はボタニカでの食事会に
20:30 ボタニカでの食事会(参加自由、別会費です。)
22:30 食事会終了
●会場 サントリー美術館
港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
TEL03-3479-8603
http://www.suntory.co.jp/sma/access/index.html
●ゲスト:
土田ルリ子氏(サントリー美術館 学芸員)
松本 明氏(同美術館 部長)
●会費:ギリークラブ会員 5,000円 ビジター7,000円
(入場料、レクチャー、音声ガイド使用料)
●募集人数:40名 (食事会は参加自由です)
●応募締め切り:4月13日
※それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。
※キャンセル待ちもお受けします。その旨ご連絡下さい。
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