「スウェーデンを集中学習&訪問・・2009」
〜 学び、交流し、活用法を学ぶ小ユニット 〜
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<ご案内>
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昨年から始まったスウェーデン研究シリーズ、4回実施しました。8月にスウェーデンという国をテーマに、歴史、政治、産業、人などの概要を学びその後毎月「障がい者雇用」、「老人介護と認知症」、「ノーベル賞」を切り口に、スウェーデンを毎回違った角度から学び、日本の現状との比較もし、少人数ですが熱心な方と共に、認識を深めてきました。
企画を一緒に作ってくれた友人の西野弘氏はさらに研究を深め、ギリークラブに参加したプレスの方と共に何回かスウェーデンを訪問、日経ビジネスオンラインで関連記事を執筆されました。
<参考>
「知られざるノーベル・ネットワークの脅威」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20081209/179612/
「“障害者集団”、スウェーデン・サムハルの驚愕」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090114/182649/
「教育費をタダにせよ」
親の所得格差が生み出す教育格差は亡国への道
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090407/191216/?P=1
ひとつの国を学び、それを日本の今後の生き方の参考にする、そんなに簡単な事ではなく、切り口の選択も難しいのですが、大事な事は、その場だけでなく継続する事です。
何回もやれば、「そういえば、そんな事をやっていたな」と思って頂き、その時に参考にして頂ければよい、そんな気持ちでいます。これで何とかしたい!と必死でやると無理がきますので、ゆったりやります。
次のステージの展開を、西野さんと何回か話をしていましたが、今年はこのような感じでご提案します。7月に5週連続、このようなテーマで集中的に学びます。希望者は秋にスウェーデンにご一緒するツアーにご案内します。
スウェーデンに学ぶシリーズに参加したから、行かなければいけない、などという事はなく、あくまでも参加自由です。時間とお金がかかる事、ご自由に決めて頂ければと思います。
このセミナーで、スウェーデンに興味をお持ちの仲間が増え、共通認識と問題意識を持ち、交流しなが情報交換をし、それぞれの活動で協力関係が生まれればとても嬉しいです。
今ステージの内容
(1)7月2日(木)17:00〜19:00 その後懇親会 ※今回案内
テーマ:スウェーデンという国
ゲスト:スウェーデン社会研究所 事務局長須永昌博氏
スウェーデンの歴史や社会背景・政治体制などを学びます
(2)7月8日(水)16:00〜18:00
テーマ:雇用
ゲスト:西野 弘氏自身が話をします。
民主党の緊急雇用特別委員会にスウェーデンの制度を説明した資料で説明を行います。
(3)7月15日(水)16:00〜18:00
テーマ:教育
スウェーデン大使館よりの参加者も得て、国の根幹である教育がどのように行われているかを知ります。
(4)23日(木)15:00〜17:00
テーマ:福祉介護
※スウェーデン社会福祉研究所(溜池)にて開催
スウェーデンの認知症に関わる説明と実際の治療手法としてのタクティールマッサージの実演と体験をします。
(5)29日(水)16:00〜18:00 その後懇親会
テーマ:スウェーデン礼賛は現実の日本では浮世話なのか?
過去の講師や大使館の方の参加を含めてパネルディスカッションを行います。
番外編:スウェーデンツアー
10月29日から11月4日の間に5日間の訪問をします。
日程は第一回が終了した時点で決定します。
ツアーは関係者を含め10名以内で実施予定です。
王宮・政府機関・教育機関・認知症施設・障害者施設訪問、市民との触れあいなどを予定しています。
バイキング料理レストラン、ボートで行くレストランなど、通常のツアーでは行きにくいスポットも訪問します。
ツアー費用は合計で40万円程度を想定しています。(航空運賃、滞在費用などの合計)
詳細は企画を詰めてからご案内しますが、ご希望の方はお早めにお申し出下さい。
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<西野 弘氏からのメッセージ>
今年に入ってスウェーデンに関わるメディアや政治などの関心が高くなってきている。
スウェーデンのことは昨年のギリークラブスウェーデンを学ぶ会でも明らかなように、まだまだ日本人に理解されていない部分が多い。
また、スウェーデンの制度の素晴らしさを話をすると決まって税金が高い、900万人だから出来るという反論に会い、スウェーデン礼賛の話に片付けられてしまう。
よく考えてみれば税金も実は国が豊かで国民一人ひとりが収入が多くなければ高い税金も支払えないし、その国力を人口900万しかない国が何故出来るのか。1億2千万という内需が大きい日本とは大きく違い、海外の市場で売れる商品やサービスが必要である。今回は日本で多くの人が言っている「出来たら良いけど、スウェーデンしか出来ない」という幻想を捨てて、日本でも出来ることを探す旅に参加者と出たいと思っている。
そのために、スウェーデンの学習を多方面にわたりすることもスウェーデン人との交流も行いながら10月末に実際にスウェーデンに訪問することも行う企画する。
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そう、単なる礼賛ではなく、スウェーデンが現在に至った経緯とその背景を考える機会としたいのです。
日本を考える為にスウェーデンに学ぶ場は如何ですか?何かしらヒントと刺激を得て、同じ問題意識を持つ人と交流し、現実とのギャップはあると思いますが、今後の活動に繋げて頂ければと思います。
そんな場がギリークラブで始まればと願っています。ご興味のある方のご参加をお待ちしています。シリーズ参加が大歓迎ですが、各回のみの参加でもOKです。
参加費は各回メンバー3,000円、ビジター5,000円、懇親会費は別途です。会場費、その他もろもろを考えるとぎりぎりの設定ですが、西野さんと二人、頑張って続けていきたいと思います。
第一回が7月2日から始まります。今回のゲストは須永昌博氏、楽しみな話からスタートです。奮ってのご参加お待ちしています。
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<須永昌博氏プロフィール>
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須永昌博 (すなが あきひろ)
1940年 中国瀋陽生まれ。東京大学卒。(財)電力中央研究所にて植物工場の研究に従事。‘70年、スウェーデン大使館科学技術部。科学技術アタッシェとしてスウェーデン政府、大学、企業へのコンサルタントとして30年間勤務。
その後、スウェーデン製大規模無農薬野菜工場、スウェデポニック・アジア(株)社長をへて、(株)ノルディック商会代表取締役として、スウェーデンに対するコンサルタント業務を継続中。2002年より(社)スウェーデン社会研究所所長、(社)日本・スウェーデン基金理事。グスタフ・スウェーデン国王より北極星勲章を叙勲。
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<西野 弘氏プロフィール>
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西野 弘(にしの・ひろし)
1956年4月生まれ。早稲田大学教育学部卒業。スウェーデン、ヨーテボリ大学に半年間留学。コンサルティング会社「プロシード」代表取締役。富山大学非常勤講師。エリクソンのコンサルタントのほか、サムハル福祉事業団日本代表を務めるなど、スウェーデン企業、政府との関係が深い。ライフワークは教育と福祉。
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<参考サイト>
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●スウェーデン社会研究所
http://www.sweden-jiss.com/index.html
●外務省 スウェーデン
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sweden/index.html
●スウェーデン ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/
●スカンジナビア政府観光局
http://www.visitscandinavia.or.jp/
●プロシード(西野氏の会社)
http://www.proseed.co.jp/index.php
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<実施概要>
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●ギリークラブ 「スウェーデンを集中学習&訪問・・2009」
〜 学び、交流し、活用法を学ぶ小ユニット 〜
●日時
(第一回)
7月2日(木)17:00〜21:00
16:30 受付開始
17:00 開会 セミナー開始
19:00 セミナー終了 交流会開始
21:00 交流会終了
●会場 プロシード セミナールーム
160-0023 新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウェスト11階
TEL:03-6302-3350
(参加者の方に詳細をお知らせします。)
●ゲスト:須永昌博氏(スウェーデン社会研究所 事務局長)
●モデレーター:西野 弘氏(株式会社プロシード 代表取締役)
●会費:ギリークラブ会員 3,000円 ビジター 5,000円
※交流会会費 別途7,000円
(お支払はご一緒にお願いします)
●参加人数:申込先着順 12名募集 (メンバー優先です)
●応募締め切り:6月25日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
本シリーズは5回完結&オプションでスウェーデン訪問ツアーです。
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