<GILLIE>株式会社ギリー
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小山裕久の日本料理講座 実演付きレクチャー&交流会
今回のテーマ:・包丁


<ご案内>

小山裕久氏が理事長を務めるNPO法人日本料理文化交流協会、不肖渡辺が事務方のお手伝いをしておりますが、先日今年2回目のパリでのセミナーを実施してきました。

会場であるパリ日本文化会館の中川館長によると、「今までで一番良かったですよ」の評価でしたし、フランス人の方が、目を丸くして身を乗り出してました。

今回「包丁」というテーマで行ったのですが、参加者の中に包丁自体に大変詳しい方がいらしたり、料理、道具双方から日本文化に対する関心の高さを感じました。

近石料理長、平成調理師学校溝渕教頭による、和洋包丁さばき比較実演は素晴らしかったです。切り方が全く違うんですね、これはびっくりです。

そして何と言っても、小山さん自身による鱧の骨切り!ご存じのように上方の夏を代表する魚「鱧(はも)」には、小骨が沢山あり、それを切らないと食べられません。

そこで骨切りという仕事が必要になるのですが、肉と骨という違う手ごたえの部分を一度に切り、かつ皮の手前で止める、という高度な技なのです。

一寸(3.3センチ)を24等分する、という匠の技は、それは凄い事ですが、単に技術が素晴らしいだけでなく、そうやって骨切りした鱧を湯引きにした時の美しさ、芸術品と呼びたくなる日本料理を作る為の技術です。

そして、そんな鱧を食べたいなぁと思っていますが、当日何を食べさせて頂けるのかは未定です。(食事会ではありませんが、青柳の料理、何かが出ます。)

それ以外にも、「包丁を使う事で味が変わる」技術や、日本料理の包丁の特徴(片刃なのですね)や、種類、我々が知らない包丁にまつわる知識などを学びます。

「日本人の日本知らず」と言いますが、今まで知らなかったのならば、いま知れば良いのです。そんな機会をこの場でご提供し、皆で共有したいと思います。

日本料理に関して、小山さんが何でも教えてくれます。これらの知識は決して蘊蓄として自慢するのではなく、教養として身につけ、自分の国の文化、自分の国の食を、次の世代に、そして外国の方に正確にお伝えしたいものです。

マスコミの方、食品業界の方、飲食界の方、食いしん坊の方、平日昼間の会ですが、奮ってのご参加お待ちしています。

NPO法人日本料理文化交流協会のイベントとの共催です。(実はこの協会の事務局長は渡辺なのです。)今後もこのシリーズは共催とさせて頂きますのでご了解下さい。

キッコーマンさんはじめ会員各社の方もご一緒しますので、今回は別の感じで新しい出会いがあると思います。ご期待下さい。

<小山裕久氏プロフィール>

徳島市生まれ。徳島「青柳」の主人。日本料理人。
徳島「青柳」「婆娑羅」、東京・虎ノ門「青柳」の他、お台場「basara」など。
2004年春、フランス共和国農事功労章シュバリエを授与される。
著書に『味の風』(柴田書店)、『小山裕久の日本料理で晩ごはん』
『続小山裕久の日本料理で晩ごはん』(朝日新聞社)などがある。

<参考サイト>

●小山裕久オフィシャルサイト
http://www.koyama-hirohisa.co.jp/

●キッコーマン
http://www.kikkoman.co.jp/

<実施概要>

●小山裕久の日本料理講座 実演付きレクチャー&交流会
今回のテーマ:・包丁

●日時:7月17日(金)13:30〜15:30

●会場:キッコーマン東京本社1階 KCCルーム
 港区西新橋2-1-1
(銀座線虎ノ門駅1番出口徒歩4分 都営三田線内幸町A3出口徒歩5分)
http://www.kikkoman.co.jp/company/gaiyou/tokyomap.html

●ゲスト:小山裕久氏(青柳 主人)

●会費:ギリークラブ会員 8,000円 ビジター 10,000円
(軽食付きです。)

●参加人数:申込み先着順 30名限定 (メンバー優先です)
※NPO法人 日本料理文化交流協会との共催です。
 そちらのお客様も参加されますので、新しい出会いにご期待下さい。

●応募締め切り:7月10日(金)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。