神保佳永・松嶋啓介
「レストランI(アイ)の挑戦 Part1」
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<ご案内>
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二人のシェフの挑戦がこの店で始まっています。
6月5日に原宿・神宮前に開店した「レストランI(アイ)」、コンセプトは東京キュイジーヌです。
ギリークラブではおなじみ、二人のシェフに話を聞きます。ニース「KEISUKE MATSUSHIMA」シェフ 松嶋啓介氏、「レストランI」エグゼクティブシェフ 神保佳永氏の二人です。
ギリークラブには何回か登場の、ニースの松嶋啓介シェフ、日本人オーナーシェフとして、ミシュランの星を取り続けている、若い世代の食の分野の挑戦者として頼もしい限りです。
2008年1月には「ニースのシェフ松島啓介氏に聞く、“料理人の志”、“シェフの志”」渡辺自身が松嶋氏に話を伺いました。
同じく6月には『情熱のシェフ 南仏・松嶋啓介の挑戦』出版を機に「ニースのシェフ松嶋啓介、日本の6月」
〜 対談、 書籍、 料理、パッション・・・ 〜と題し、ノンフィクション作家の神山典士との対談でした。
参加の方はご存知ですが、この日の料理を作ってくれたのが、神保佳永氏、日本での松嶋啓介氏のパートナーです。二人の友情、神保シェフの情熱とこだわりでレストランIは航海中です。
実は神保氏は以前ひらまつ「シンポジオン」にいた頃、ギリークラブで実施していた「超美味しいベジメニュー」など、渡辺が我儘を言ってお題を出した会に、厨房にいたそうで、そんな偶然にびっくりしたものです。
二人はエコール辻東京料理学校での同級生でありますが、共に修行したフランス滞在中のエピソードなど、聞けば聞くほど素晴らしい関係であり、意欲ある次世代料理人です。
この二人が組んで開店した店がレストランIです。詳細は店のサイトをご覧ください。
http://www.restaurant-i.jp/
最寄り駅が原宿と聞くと、え?と思うでしょうが、ここは神宮前、とても想像出来ない静かな場所、大人の雰囲気です。ランチ3500円、ディナー6500円という良心的な価格設定も有り、とても良い客層が付き、不況下でも順調なスタートを切りました。
今回、急ではありますが、プロデューサーである松嶋氏帰国のチャンスに、正式にギリークラブが二人を紹介し、料理を食べ、応援をする、第一回目の会をご案内します。
特に神保シェフに話を伺うのは初めてです。ギリークラブに参加して頂いたり、熱心に野菜農家に行くなど、(ギリークラブも農家さんを紹介していますよ。)本当に東京・関東のこだわり食材を厳選しています。
そんな話も聞きながら、レストランIを楽しみましょう。勿論松嶋シェフに聞くフランスの話も楽しみです。
食前酒を飲みながらバーでミニセミナー、食事は勿論ダイニングで落ち着いて頂戴し、食後は再びバーに移動、お洒落な交流会です。
この形式ができるのも、この店の特徴です。そんな事もギリークラブ的には楽しみな企画です。早くいらした方は、店内見学会実施です。
こだわりのレイアウトやインテリア、デザイン・・・神保氏、松嶋氏、そして当日紹介しますが、井上翔輝総支配人こういう方の案内で店もじっくり見て頂きます。
松嶋啓介シェフは、もちろんニースが本拠地ですが、レストランIでのポジション、考えを聞きましょう。我々を楽しませてくれる味を創出する神保シェフ、彼の料理に対するこだわりや情熱も聞いてください。
二人の絶妙なポジションで、この店は船出しました。ギリークラブの実施時期を見ていましたが、開店約3カ月で第一回目をご案内します。今回はPart 1と銘打っていますので、、、今後もご期待下さい。
ギリークラブは交流会、神保、松嶋両氏の話を伺い、同じ料理、お酒を味わった方同士の素敵な語らい、、、どうぞ素敵な出会いと交流を楽しんでください。
お一人でも全く問題ありません。直ぐに仲間になれるような雰囲気とします。小人数で申し訳ありませんが、奮ってのご参加お待ちしています。
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<参考>
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<神保佳永氏からのメッセージ>
10年来の友人松嶋と10年前の夢を、今年6月にここ東京・原宿にRestaurant-Iに実現いたしました。その夢とは、僕たち若者の料理人が”食”を通じて新しい発信を実現したい・自分たちの打ち出す”食”とは何なのか?そんな熱い”情熱”をニースから今ここ東京で僕と松嶋で表現します。僕たちの熱い思いを、ぜひ応援してください!!
(プロフィール)
神保 佳永(じんぼよしなが)
銀座「ベルフランス」を経て、20歳で渡仏。星付きレストランで修行を重ね、2002年に帰国。株式会社ひらまつに入社。丸の内「サンスエサブール」のオープニングスタッフとして活躍。2005年 退職。浦安「ホテルエミオン東京ベイ」で副料理長に就任。2008年 松嶋啓介とともに株式会社ACCELAIREを立ち上げ、代表取締役総料理長に就任。
<松嶋啓介氏からのメッセージ>
料理とは?ここ数年毎日疑問に思っている、僕の大きなテーマです。料理人をやっていて、ここ最近の食の問題にはとても心が痛むことが多く、そしてこれからの未来に対して疑問をたくさん持ちます。
そして、最近は料理は自分にとっていろんなことの表現方法の一つだと思いはじめました。環境、土地、気持ち・・・時にはその土地のすべてを表現するのが料理であり、Iでは関東、東京というのを食材と環境、伝統からのインスピレーション、歴史から料理を創っていければと思っています。料理から国の文化、環境、伝統すべてを感じることができるはずなんです。
ニースに住んで7年、毎日取り組んだ料理を創造する事から、気づけばすべての創造は自然がインスピレーションだと言うことでした。そして自然から受けたインスピレーションから創るものは多くの人に、感動を生むことができるということでした。料理でも人の心を動かすことができるんじゃないかと思っています。
自然に敬意を払う、自然とともに共存する、それは日本人がこれまで作り上げてきた伝統です。ですがここ数十年の間、その伝統がうまく引き継がれてないような気がします。文明の発展が大事なことを見失う原因になっていると思います。
こういうことに対しても料理からメッセージを発信することはできるんだと思います。食べることは生きるための原点です。Iではエコロジーの思想の元、料理人のクリエート力を活かして、世の中に食の大切さの見直しを発信できればと思っています。
調理場は最新のテクノロジーを搭載したオール電化の厨房ですが、料理の旨さはアナロジックから生み出され、土地を愛することから生まれるということを皆に感じてもらいたいと思っています。思うことはたくさんありますが
(プロフィール)
松嶋 啓介(まつしまけいすけ)
渋谷「ヴァンセーヌ」を経て、20歳で渡仏。フランス各地で修行を重ねたのち、2002年、25歳でニースにフレンチレストラン「Kei'sPassion」をオープン。南仏の素材を生かした新鮮な料理が評判を呼び、2006年に28歳でミシュラン1ツ星を獲得。同年、店名を「KEISUKEMATSUSHIMA」に改め、拡大オープン。2008年も3年連続星を獲得。
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<参考サイト>
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●レストラン I
http://www.restaurant-i.jp/index.html
●関連記事
http://www.elle.co.jp/atable/news/i09_0610
●松嶋啓介ブログ
http://blog.goo.ne.jp/keisukematsushima/
●KEISUKE MATSUSHIMA
http://www.keisukematsushima.com/
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<実施概要>
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●神保佳永・松嶋啓介
「レストランI(アイ)の挑戦 Part1」
●日時:9月20日(日)17:00〜21:30
・17:00 受付開始
・17:30 バーでミニセミナー シェフ対談「レストランI」の挑戦
・18:30 食事開始
・20:30 食事終了後バーに移動、
シェフ・マネージャーを交え、食後酒片手に交流会
・21:30 終了
●会場 Restaurant-I (レストラン アイ)
渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F
03-5772-2091
http://www.restaurant-i.jp/info_access/index.html
●ゲスト
:神保佳永氏 レストランI エグゼクティブシェフ
:松嶋啓介氏 「KEISUKE MATSUSHIMA」シェフ
●会費 メンバー12,000円 ビジター 14,000円
(セミナー 食事、飲み物、食前酒+食後酒など含む)
●参加人数:先着順 20名以内で実施
●締切:9月13日(日)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
●満員の際にはキャンセル待ちができます。
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