『大七酒造見学と菊人形を楽しむ』
〜 秋の二本松を楽しみ、大七ほろ酔い小旅行 〜
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<ご案内>
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平日の昼間という乱暴な企画ですが、秋の東北を満喫したいと思います。まあ、私が行きたいから企画したようなものですが、、、
福島二本松の大七酒造には、毎年酒米の田植え、稲刈りに伺っています。新幹線に乗って何を物好きな、という人が大半なのですが、ぬかるみに入っての田植え、勿論素人ゆえの失敗も沢山あり、翌日以降の腰痛もありますが、そんな事ではないのです。
大七酒造の方たちの、本当に心温まる歓迎、これが文章では表現できないくらい素晴らしいのです。ギリークラブがやってくる事を楽しみにして頂いて、どうも社長命令ではなく、社員の方が自発的に動いて頂いているのです。
田んぼのあぜ道で食べるお昼ご飯、蔵元に帰ってからのおやつ、見学、そして・・・田植えの後は早苗饗(さなぶり)といいますが、飲み会、食事会、その料理全てが社員の方の手造りです。
酒を飲むのは、一緒に汗を流した蔵人達、普段は精米や醸造、営業や管理などで頑張っている大七の社員たち、皆さんと一緒に酌み交わす大七の本当においしい事!
勿論手造り料理も格別においしいのは言うまでもありません。そこに込められている方々の気持ち、心が違いますから・・・これを書いていても、そのシーンを思い出し涙が滲んできます。本当に嬉しい心づかいがここにはあるのです。
参加者の方はお分かりですが、こんな経験はできません。ギリークラブの参加者と大七の皆さん方、双方の思いと気持ちが一体となって出来ている稀有な例だと思います。
と、その大七酒造さんで、何と和釜を入れ替えたという事を聞きました。太田社長に送ってもらって写真などはサイトに載せておきますが、これはぜひ見たい!行くのならば秋、菊人形の時期に!と思い、今回企画しました。
まずは蔵元見学です。大七酒造は凄いですよ!本当に凄い!蔵元を見せていただくと、そこの酒造りの哲学が分かります。
和釜に関してですが、大七酒造サイトにこうあります。
(勿論写真もあります。)
http://www.daishichi.com/
国内で約40年ぶり、和釜の鋳造を実現。
酒蔵で米を蒸すのに使用する伝統的な和釜は、ほとんどの酒蔵がボイラーの蒸気と連続蒸米機で簡易に米を蒸すようになったことから、昭和40年代を最後に製造が途絶えていました。
しかし、大七酒造は和釜による蒸しに強いこだわりがあります。鋳物の和釜は強火に耐えるので、通常よりも高温の乾燥蒸気を発生させて蒸米表面から余分な水分を奪い、「外硬内軟」の理想的な蒸米を作り出すからです。ただし和釜も永遠ではなく、強い蒸気を得るために敢えてリスクを冒す酒造りの現場では、いつかは割れてしまう運命にあります。未来に道を拓くため、新しい和釜の鋳造を実現しておかなければならないということは、十年来の弊社の願いでした。
昨秋、南部鉄器の伝統を有する岩手県の岩手製鉄株式会社が鋳造を引き受けてくれることになり、今年7月、和釜鋳造がスタートしました。
和釜の複雑な形状を再現するため、幾つものパーツを組み合わせた25トンの巨大な砂型が作られ、溶鉱炉で溶かした鋳鉄の鋳込みが行われました。
8月21日、国内で約40年ぶりに誕生した新しい二基の和釜が大七の酒蔵に納品され、安全祈願の神事が行われました。(写真、左の二基が新品。右の二基は従来品。)東北のものづくり力を結集した“南部釜”の完成に、社内が喜びに湧きました。
そう、この和釜を見に行きましょう。当日は和釜を作る工程のビデオも見せて頂けます。テレビニュースにもなったそうで、楽しみです。酒造りの前に、和釜作りも学べますね。
そして・・・念願の(誰の?もちろん渡辺の、です)菊人形展です。二本松に行く度に、写真だけ見て時期違いと寂しい思いだったのが、秋の二本松城で現物が見られます。本当に楽しみ!お付き合いください。
日本の秋といえば菊でしょう!と決めつけてはいけませんが、丹精込めて作った花農家さん?の菊を眺めて歩く、、、懐かしい日本の秋の風情ではありませんか?
その後、歌舞伎や文楽でご存知かどうか、「奥州足達が原」というおぞましい話があるのですが、(長くなるので書きませんが、興味があれば調べて下さい)その伝説の地黒塚がありますので、そこも見学します。ここは一回行った事がありますが、一見の価値はあります。
そして・・・一日の締めくくりはやはり大七の飲み会です。生もと造りの銘酒「大七」を太田社長と一緒に飲みます。酒造りに忙しい時期ですから無理は言えませんので、郡山市内のお店で、東北らしい美味しい料理と一緒に楽しみましょう。
22:03の新幹線に乗れば上野に23:22、東京に23:28です。ゆっくり飲めますよ!
というような行程です。
平日という乱暴な企画ですが、どうぞお時間のある方は、蔵元、和釜、菊人形、奥州安達が原、大七飲み会という楽しみてんこ盛りの、秋の東北の一日をご一緒しましょう。
最後に、実はこの文章はパリで書いています。窓の外にはセーヌが流れていますが、これを書いている間は、私の周りは二本松になっていました。
心は東北に飛んでいます。早くいきたいなぁと願いがこめられています。
平日ですから決して無理しないで下さい。でも、金曜日ですから、翌日土日にかけて東北に行くのもまた一興かもしれません。観光地ではなく、鄙びた場所などに・・・
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<参考サイト>
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●大七酒造
http://www.daishichi.com
●二本松市
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/
●二本松の菊人形
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/kanko/kiku/kiku.html
●黒塚(安達ヶ原鬼婆伝説の地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%A1%9A
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<実施概要>
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●『大七酒造見学と菊人形を楽しむ』
〜 秋の二本松を楽しみ、大七ほろ酔い小旅行 〜
●日時:11月13日(金)10:00〜22:30
※以下はあくまでも予定です。詳細はご参加者に連絡します。
10:00 二本松駅集合
10:30 大七酒造見学会
(特に和釜を見ますよ! 下記説明お読みください)
12:30 昼食
14:00 二本松城で菊人形展鑑賞
16:00 奥州安達ヶ原・黒塚見学
18:00 郡山で夕食会 食事開始
20:00 解散
●会場 大七酒造
福島県二本松市竹田1-66 0243-23-0007
http://www.daishichi.com
●ゲスト:太田 英晴氏(大七酒造 代表取締役社長)
●会費:ギリークラブ会員 10,000円 ビジター 12,000円
(昼・夕食代、飲み物代、拝観料、入場料他)
往復の交通費は自己負担
●参加人数:先着順 5名限定
●締め切り:11月6日(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
●満員の際にはキャンセル待ちができます。
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