漆器と日本料理 京都で開催!
〜パリ、東京に続き京都で開催、漆器を見ながら〜
|
<ご報告>
|
|
|
<ご案内>
|
小山裕久氏が理事長を務めるNPO法人日本料理文化交流協会、不肖渡辺が事務方のお手伝いをしておりますが、昨年10月にパリでセミナーを実施してきました。
そのメインイベント 講演&対談が「漆器と日本料理」でしたが、100名以上のフランス人の方が参加して頂き、熱心な質問が相次ぎ、関心の深さ、レベルの高さを感じました。
たまたま新婚旅行でパリを訪れていた漆器職人の方が、「日本でもこんな会は無い!」「素晴らしい!」と感激されていましたが、そうこんな会は無いのです。
パリのイベントの様子は、このサイトにあります。
http://www.gillie.co.jp/info-8.html
そして、東京で報告会を11月に行いましたが、マスコミや飲食関係者の方が集まって頂き、平日の昼間とは思えない盛り上がりでした。
その日の様子はここにあります。
http://www.gillie.co.jp/g_club/seminar2009/1125.shtml
今回は総集編、漆器の現物を見ながらの開催です!京漆器「象彦」本店さんにお邪魔して、あの凄い漆器類を全部見せて頂きます。
当日は「象彦の意匠展〜春の図案・置目〜」を開催中、象彦さんが保存している蒔絵の前段階に作成する図案、デザインを、器物に転写する置目(おきめ)を初めて公開しています。
細見美術館では「雅の意匠〜かぐやの婚礼調度と雛道具展}を開催中。ここでは象彦さん所蔵の竹林蒔絵婚礼調度、象彦西村家の雛と雛道具、象彦の逸品も展示されています。
そんな素晴らしいものが解説付で見られます。(細見美術館は自由観賞です)写真で見るのと現物が如何に違うか、ご想像の通りです。ご期待ください。
そして、折角京都に行くのですから、京都のお弁当を食べて、そこでセミナー、お向かいの象彦さんに移動してギャラリートーク、そしてお隣の細見美術館も見て頂く贅沢な内容です。
(以下、11月の会の案内時に書いた文章を一部再掲載します。)
日本料理は世界で唯一、食器を持って食べるマナーで知られていますが、熱い物を熱く、冷たい物を冷たく保つ食器としての漆器は、我々が普段使っているお椀や鉢、皿や箸に多用されています。
熱々の味噌汁を陶器や磁器、はたまた金属器で飲んだら、どうなるかは、日本人の方は十分お分かりだと思いますが、漆器と日本料理、切っても切れないご縁です。
今回パリのプレゼンの為に、小山さんと二人で京都に行き、本当に素晴らしい漆器に青柳の料理を乗せて撮影するという、世紀の現場に立ち会わせて頂きましたが、本当に唸っていました。
それらの写真をパリで順番に見せて行ったのですが、パワーポイントで写真が変わる度に、会場からため息が!そう、日本人の我々が見てもそれはそれは凄いものなのです。
撮影に立ち会った者からすると、漆器というモノ、食材というモノが、一緒になったとたん、ぐぐぐっと存在感を持ちます。
それぞれ影響し合って変化し、魂が宿った感さえありました。だからこそ圧倒的なパワーで、パリの聴衆の心をつかんだのですが、今回は、日本の皆様にそれをお見せする機会です。
小山裕久氏、西村毅氏が揃っていらっしゃいますので、日本料理、漆器、双方に関してのどんな質問にもお答え出来ます。文化としての日本料理、文化としての漆器、講座でもあります。
「日本人の日本知らず」と言いますが、今まで知らなかったのならば、いま知れば良いのです。そんな機会をこの場でご提供し、皆で共有したいと思います。
これらの知識は決して蘊蓄として自慢するのではなく、教養として身につけ、自分の国の文化、自分の国の食を、次の世代に、そして外国の方に正確にお伝えしたいものです。
マスコミの方、食品業界の方、飲食界の方、食いしん坊の方、漆器に興味がある方、日本文化を知りたいと思われている方、京都の方、関西の方、奮ってのご参加お待ちしています。
NPO法人日本料理文化交流協会のイベントとの共催です。(実はこの協会の事務局長は渡辺なのです。)今後もこのシリーズは共催とさせて頂きますのでご了解下さい。
小山氏・渡辺も所属する日本文化デザインフォーラムの方にもお声掛け、今回は別の感じで新しい出会いがあると思います。ご期待下さい。
パリ・東京・京都、「漆器と日本料理」三都企画です。どうぞよろしくお願いします。
|
<参考>
|
<小山裕久氏プロフィール>
徳島市生まれ。徳島「青柳」の主人。日本料理人。
徳島「青柳」「婆娑羅」、東京・虎ノ門「青柳」の他、お台場「basara」など。
2004年春、フランス共和国農事功労章シュバリエを授与される。
著書に『味の風』(柴田書店)、『小山裕久の日本料理で晩ごはん』
『続小山裕久の日本料理で晩ごはん』(朝日新聞社)などがある。
|
<参考サイト>
|
●小山裕久オフィシャルサイト
http://www.koyama-hirohisa.co.jp/
●京漆器 象彦
http://www.zohiko.com
●六盛
http://www.rokusei.co.jp/
●細見美術館
http://www.emuseum.or.jp/
|
<実施概要>
|
●漆器と日本料理 京都で開催!
〜パリ、東京に続き京都で開催、漆器を見ながら〜
●日時:2月20日(土)12:00〜15:30
12:00〜12:40 食事
12:40〜14:00 セミナー「漆器と日本料理」
14:15〜 漆器見学&ギャラリートーク
15:30 自由解散
●会場:
(食事&セミナー)六盛
・京都市左京区岡崎西天王寺町71 075-751-6171
http://www.rokusei.co.jp/access/index.html
(漆器見学&ギャラリートーク)
・象彦京都本店
京都市左京区岡崎最勝寺町10
・細見美術館
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
●ゲスト
:小山裕久氏(青柳 主人)
:西村 毅氏(京漆器象彦 社長)
●会費:ギリークラブ会員 8,000円 ビジター 10,000円
(六盛のお弁当、セミナー代、美術館入場料 他)
●参加人数:申込み先着順 30名限定 (メンバー優先です)
※NPO法人 日本料理文化交流協会との共催です。
そちらのお客様も参加されますので、新しい出会いにご期待下さい。
●応募締め切り:2月13日(土)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。
なお、翌21日(日)は「関谷江里さんと歩く美味しい京都」実施します。
これの案内はまた別途お送りしますが、2日続けて、寒いけれど意味のある京都小旅行をご一緒しましょう。奮ってのご参加お待ちしています。
|