ギリークラブメンバー限定企画
日本三大地鶏を含む6種類の食べ比べ
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<ご報告>
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正会員限定企画限定で実施した日本三大地鶏を含む6種類の食べ比べが行われました。
6種の鶏とは・・・
(1)東北産 ブロイラー
(2)福島県産 伊達鶏(銘柄鶏)
(3)岩手県産 地養鶏(日本三大地鶏)
(4)愛知県産 名古屋コーチン(日本三大地鶏)
(5)秋田県産 比内地鶏(日本三大地鶏)
(6)鹿児島県産 薩摩軍鶏(日本三大地鶏)
を順番に食べました。これは当日食べ比べした人にしか分からないのですが、当日お店の永田さんが説明してくれた資料は大変参考になるので、掲載します。
またやりたいなぁと思っています。
こうやって同じ時に食べ比べると、その差が良く分かります。私は一つづつ残しておいて、冷たくなってからの比較もしたのですが、その時味の差は勿論あるのですが、アツアツの時はブロイラーでもそれなりの美味しさがあります。やはり焼き鶏は焼き立てを食べるべきです。当然と言えば当然ですが、話しに夢中になって、折角の美味しいものをもったいない事をする、反省ですね。
ブロイラーとは?
もともとは、アメリカの食鶏用語。品種ではなく、「ブロイル=丸焼き」という意味。小型の鶏を指す言葉。1940年代のアメリカで食肉不足を解消するために開発されたが、現在、日本では50日程の飼育日数で重量は2.8キロ程度で出荷される。
ブロイラーはゲージなどに入れられ、1坪に50〜70羽飼育され、餌も高蛋白・高エネルギー飼料を与えられ、飼育されている。肉質は柔らかい=運動していないから。
銘柄鶏とは?
銘柄鶏とは、日本食鳥協会による自主規格として造られた基準に基づき、飼育された鶏のこと。
基準とは、「地鶏より、増体に優れた肉専用種」「通常とは異なった飼育方法」で育てられている事。つまり、品種自体はブロイラーとは同等だが、飼育方法を工夫する事で品質向上を図った鶏。
銘柄鶏は、ゲージで飼育されるケースは少なく、平飼いをする生産者が多い。飼育日数はまちまちだが、60日以上が大半。ブロイラーと地鶏の中間の存在。
地鶏とは?
地鶏とは、日本古来の在来種か、明治時代までに国内で成立し定着した鶏の品種です。もしくは在来種の血を50%引いている鶏の事を指す。
その他に飼育条件にも厳しい規定があり、80日以上の飼育、生後28日以降は平飼い(放し飼い)、さらに飼育密度は、1平方メートルあたり10羽以下で飼育する事も義務付けられています。今回の比内地鶏・薩摩軍鶏の親鶏の「ロードアイランドレッド」は明治以前に定着しているため、在来種扱いとなる。主に、肉量を増加させる目的で交配させる。
Q&A
Q比内や名古屋コーチンは、他の地域で飼育したら名乗ることはできるのか??
A 出来ません。それぞれの地鶏には、飼育エリアや飼育方法、鶏の外観の特徴や、親鶏の交配など厳しい規定があり、生産者の組合などに管理されている。しかし、法律では、規定は義務付けられていない。あくまで、各団体での規定となっている。
Q名古屋コーチンのコーチンの意味は?
A コーチンの正式名称である「名古屋種」は、タイ原産の「バフコーチン種」が起源となっており、そこから名付けられた。
名前: 地養鶏
産地: 岩手県
飼育日数: 50日以上
鶏種:♂ホワイトコーニッシュ ♀ホワイトロック
特徴:ブナ、ナラの樹液と海藻、ヨモギ粉末を加え作られた「地養素」で育てられた銘柄鶏。岩手県以外でも飼育されており、地養鶏協会により厳しく品質管理が行われている。肉質は柔らかく、味はコクと甘みが強くまろやか。
名前: 伊達鶏
産地: 福島県
飼育日数: 65日以上
鶏種:♂ニューハンブシャー ♀ロード
特徴:ブロイラーよりしっかりと、シャモよりは柔らかくという独特の「柔らかな歯ごたえ」が伊達鶏の最大の特徴。また飼育方法にもこだわり、主に穀類と米ぬかを飼料とし、飼育密度も平飼いで坪45羽以下という環境で育つ。
名前: 比内地鶏
産地: 秋田県
飼育日数: 約170日
鶏種:♂比内鶏 ♀ロードアイランドレッド
特徴:日本三大地鶏の1つで、秋田県北部で飼育されている。古くから人気のある地鶏で、江戸時代には年貢として納められていた程です。肉の旨みがとても濃く、秋田名物「きりたんぽ」に欠かせない食材!!1羽、約2Kgの大きさ。
名前: 名古屋コーチン
産地: 愛知県
飼育日数: 約130日
鶏種:♂名古屋種 ♀名古屋種
特徴:言わずと知れた有名地鶏。名古屋コーチンの正式名称は「名古屋種」と言う。名古屋種は卵をよく産み、肉も美味しいことから「卵肉兼用種」と呼ばれ、肉質は締まっていて歯応えがあり、濃い旨みが特徴。1羽、約2.8Kgの大きさ。
名前: 薩摩軍鶏
産地: 鹿児島県
飼育日数: 約170日
鶏種:♂薩摩鶏 ♀ロードアイランドレッド
特徴:鹿児島県の養鶏試験場で10年もの歳月をかけて品種改良された地鶏。原種である薩摩鶏は見た目の美しさから観賞用として親しまれている。軍鶏ならではの引き締まった肉質で、コクのある味わい。1羽、約1.8Kg程の大きさ。
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<ご案内>
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ソムリエの阿部誠氏が昨年開いた焼き鳥屋さん、ヤキトリ エ・ヴァン・プ-サン。炭火焼き鳥と板前の和食メニューに、こだわりのカジュアルワインを合わせる店です。
プーサンとは「ひよこ」の意味。
メニューはここにありますが、
http://www.vionys.com/poussin/menu/
焼き鳥だけでなく、フランスの要素、和の一品もあります。
勿論ワインも!です。
昨年の5月にも焼き鳥の会を実施しましたが、今回はまた特別企画、ご一読ださい。
日本三大地鶏を含む6種類の食べ比べ。
●6種の鶏の食べ比べ
(1)東北産 ブロイラー
(2)福島県産 伊達鶏(銘柄鶏)
(3)岩手県産 地養鶏(日本三大地鶏)
(4)愛知県産 名古屋コーチン(日本三大地鶏)
(5)秋田県産 比内地鶏(日本三大地鶏)
(6)鹿児島県産 薩摩軍鶏(日本三大地鶏)
同じ部位を食べます。ブロイラーと銘柄鶏、そして三大地鶏はどのように違うのでしょうか?阿部さんの解説もついての食べ比べ、これは滅多に出来ない企画です。
ウェルカムドリンクにはスパークリングワイン。食中には国産の赤・白ワインをご用意頂いています。
カウンターは10席だけ、我々夫婦以外に8席、後ろのカウンター席が8隻ありますので、総勢18名での会です。ご返事お待ちしています。
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<実施概要>
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●日時:2月22日(月)
18:45 受付開始
19:00 食事開始
21:00 終了・食後交流会
21:30 解散
●会場 ヤキトリ エ・ヴァン・プ-サン
港区西麻布3-2-5 グリーンプラザアネックスノゾエビル1F
TEL:03-3405-0325
http://www.vionys.com/poussin/about/
●ゲスト:阿部 誠氏
●募集:16名
●会費:ギリークラブ会員 8,000円 同伴ビジター 10,000円
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