<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

ギリークラブメンバー限定企画
「航空機から考える」(1)戦闘機篇
〜戦闘機の実態を学び“国防”“技術”“経済”を考える〜


<ご案内>

航空機メーカーとしてのボーイング社、いつも乗っているジャンボや旅客機のイメージでしたが、この度ご縁があって訪問させて頂きました。

資料映像や模型などを見せて頂き、色々な話を聞かせて頂き、多くの新たな発見と再認識、そして問題意識が芽生え、これは皆さんにご案内しなくてはと思って企画しました。

単に飛行機オタク、兵器マニアの為の会ではなく、戦闘機、旅客機を知って、防衛や技術、経済を考えましょう。少人数で話しを伺い、何でも質問出来る会にしたいと思います。第一回目は戦闘機篇、引き続き旅客機篇も企画します。

ときあたかも「普天間基地」問題が話題です。米ロの新核軍縮条約も合意に至り4月8日にプラハで調印です。

米国の核の傘、駐留米軍と自衛隊、周辺各国の軍事配備、アジアの国際情勢、知らないでは済まされない問題です。

そんな事も勉強しておきたいとは思いませんか?ボーイング社の情報をきっかけに、防衛問題を話ししましょう。どんな素朴な事でも疑問は解決しましょう。注目する事が大切なのです。

次世代燃料やコスト、
ステルス機とは?
地上軍との連携は?
高度に進んだテクノロジーは?

過去にも軍事用に開発された技術が民政移転し、我々のライフスタイルを一変させた例も沢山あります。インターネットもそうです。そんな将来技術の芽を見る事も、大変重要です。企業として着目すべき分野のヒントもありますし

戦争など起きて欲しくはありませんが、過去の人類の歴史はこれの繰り返しです。

「世界報道写真展」で世界の現実を容赦なく見せつけられますが、日本のメディアが伝えない事が世界で起こっています。

少人数で恐縮ですが、ご一緒に考えませんか?奮ってのご参加お待ちしています。尚、2回目の民間機の会は、別途企画の上ご案内しますが秋から来年にかけてと思っています。

<高橋美都子さんからメッセージ>

今年は次期主力戦闘機調達にとって防衛・産業とも重要な年であるので、防衛と産業経済と日本の未来の安全保障を真剣にじっくり考えるはいかがでしょうか?

当日はFXの概論・近隣脅威の変化と状況、日本の防空に必要な装備とは、また候補機の説明をして参加者の方々と議論ができればと思います。視覚的にお見せするビデオも用意してお待ちしています。

<参考サイト>

●ボーイング社 防衛・宇宙・安全保障部門
http://www.boeing.jp/

●戦闘機(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/

<参考:ボーイング社の防衛・宇宙・安全保障部門>

同社のサイトから抜粋

同部門は、2002年、軍用機・ミサイル部門と宇宙・通信部門の統合によって設立されました。卓越した戦闘機のメーカーでもあるボーイング社のこの分野での日本との関わりは、マクドネル・ダグラスがF-4Eファントム2機を日本の航空自衛隊に納入した1971年に始まり、その後、三菱重工業により1981年までに合計138機のファントムがライセンス生産されています。

ファントムの日本での生産が終了した1981年、「ピースイーグル計画」の下で、マクドネル・ダグラス製F-15イーグル10機が米国外への初輸出として日本へ納入されました。さらに1983年には、4機が日本に納入され、その後、合計200機近くのイーグルがF-15J/DJとして三菱重工業によりライセンス生産されています。ボーイング社は現在、三菱重工業と共に、21世紀に向けてF-15J/DJの性能を強化する作業を行っています。

一方、海上自衛隊がマクドネル・ダグラスのハプーン対艦ミサイルを1980年に初めて発注、これを皮切りにその後600基以上の空中・艦船・潜水艦発射型ハプーンが納入されています。現在、日本の海上自衛隊は米海軍に次ぎ、最大量のハプーンを保有しています。

1984年春には、CH-47ヘリコプターが初めて航空自衛隊に納入されました。以来、ボーイング社のライセンスを得た川崎重工業が約60機のCH-47を生産し、航空自衛隊、陸上自衛隊に納入しています。

2001年8月には、中期防衛整備計画(01〜05年度)で陸上自衛隊への導入が予定されている戦闘ヘリコプターにAH-64D(アパッチロングボー)が選定され、さらに、12月には航空自衛隊への導入が予定されている空中給油・輸送機にボーイング767型タンカー・トランスポートが選定されました。2003年3月には、ボーイング、防衛庁および伊藤忠株式会社は航空自衛隊用に767型機を4機購入する契約を締結しています。なお、AH-64Dの第一号機は、2006年3月に陸上自衛隊にデリバリーされています。

宇宙関連事業に関しては、国際宇宙ステーションを始めスペースシャトル、デルタ型打ち上げロケット、海上の打ち上げ船から商業衛星を打ち上げる国際合弁事業シーローンチなど多様な宇宙関連事業に同部門は参加しており、新たな宇宙輸送ビジネスの形成に重要な役割を担っています。

ボーイング社はこれら宇宙関連事業分野でも日本の航空宇宙業界と協力関係を築いており、デルタ型打ち上げロケットや新型アッパーステージ・エンジンなどの共同開発を行っています。また、2000年にはボーイング・ロケットダイン・プロパルジョン&パワーと三菱重工業がロケット用の新型エンジンメMB-XXモを共同開発することが先頃発表されました。この共同開発では、次世代の消耗型打ち上げロケット搭載に搭載される効率に優れ、廉価で、リスクの低い液体酸素/液体水素上段エンジンの設計・開発が行われます。

さらに、日本の航空宇宙産業が重要な役割を担っている国際宇宙ステーションの建設でもボーイング社は日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA・旧NASDA)やコントラクター、パートナーと協力し、実験モジュール、JAXA遠心機モジュール、JAXAのHトランスファー・ビークルなど、日本が担当する部分に関連するハードや技術サポートを提供しています。国際宇宙ステーションに関しては、その運用と利用に関するアプリケーションを共同開発する協力協定が先頃ボーイング社と三菱重工業の間で調印しています。

その他、一般によく知られたボーイング社の製品としては、AWACS(空中警戒管制機)があります。AWACSは戦術・防空部隊に対し、空中からの監視、指令、管制、通信機能を提供する空中早期警戒(AEW)システムの世界標準で、現在E-3型のAWACSが世界中で66機展開しています。また、767型を使用した4機のAWACSが日本政府に納入されています。なお、767型のAWACSは日本の航空自衛隊により初めて実用化されました。

<実施概要>

ギリークラブメンバー限定企画
●「航空機から考える」(1)戦闘機篇
〜戦闘機の実態を学び“国防”“技術”“経済”を考える〜

●日時:4月23日(金)17:00〜18:30
16:45 受付開始
17:00 セミナー
18:00 何でも質問&交流会
18:30 終了

●会場 ボーイング社会議室1
千代田区丸の内1−1−3 AIGビル
ご参加の方に入館方法をご連絡します。

●ゲスト:高橋美都子氏
(ボーイング・インターナショナル・コーポレーション
統合防衛システム部門 IDSコミュニケーションマネージャ)

●会費:正会員:3,000円 ビジター:5,000円

●募集人数:申込先着順 10名募集 (正会員優先)

●締切:4月16日(金)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。