<GILLIE>株式会社ギリー
GILLIE CLUB
社会人の為の歌舞伎入門講座
<ご案内>
国立劇場は歌舞伎初心者のためにセミナー付の鑑賞会、歌舞伎鑑賞教室を、毎年6月、7月に行っており、和・倶楽部も毎年これに参加しています。手軽な料金で参加できる会であり、大変な好評を頂戴しております。
今年は6月18日(金)19:00社会人のための歌舞伎教室で、片岡孝太郎、片岡愛之助による『鳴神』観劇&交流会、7月23日(金)19:00 同じく社会人のための歌舞伎教室で中村錦之助による『身替座禅』です。こんなラインナップでお届けします。
歌舞伎初心者の方にとっては、歌舞伎とはの解説も付き、コンパクトな作品で楽しめる観劇会&何でも質問出来る場になります。しょっちゅうご覧になっている方にも、大変役に立ち、常々疑問に思っていた事が分かる場になると思います。
6月、7月共に、19:00スタートという公演は、社会人が仕事を終えて駆け付けられる時間帯です。21:00終了ですから、それからの交流会開催も可能です。
6月18日の演目は『鳴神』です。これは歌舞伎十八番の一つですが、歌舞伎十八番とは、天保年間に七代目市川團十郎が、市川宗家のお家芸として選定した18番の歌舞伎演目です。
<あらすじ>
子のない天皇からの依頼をうけて、鳴神上人(なるかみ しょうにん)は寺院建立を約束に皇子誕生の願をかけ、見事これを成就させる。しかし当の天皇が寺院建立の約束を反故にしたため、怒った上人は呪術を用いて、雨降らしの竜神を滝壷に封印してしまう。それからというもの日照りの日ばかりが続き、やがて国中が旱魃に襲われ、民百姓は困りはててしまった。
そこで天皇は女色をもって上人の呪術を破ろうと、内裏一の美女・雲絶間姫(くものたえま ひめ)を上人の許に送り込む。姫の色仕掛けにはさすがの上人も抗しきれず、思わずその身体に触れたが最後、とうとう戒律を犯し、さらには酒に酔いつぶれて眠ってしまう。その隙を見計って姫が滝壷から竜神を解き放つと、一天にわかにかき曇り、やがて豪雨が降りだした。その轟音に飛び起きた上人は、やっと騙されたことに気づき、烈火のごとく怒り出す。髪は逆立ち、衣は炎となって、鳴神上人は雷神鳴神(らいじん なるかみ)となり、姫の後を追う。
歌舞伎初心者ということは決して恥ずかしいことではありません。思い立って出かけて見ませんか?歌舞伎デビューにも最適な鑑賞教室です。
今回は解説付きですので、レクチャーはありませんが、終演後は金曜の夜、交流飲み会をしましょう。皆で孫悟空の話題で盛り上がりたいと思います。どうぞ奮ってご参加下さい。お待ちしています。
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7月23日(金)は、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)まずは日程のみ予告まで。やはり19時スタートです。
<6月公演のチラシ:あらすじなどがあります。>
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=5306_1.jpg&idx=1
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=5306_2.jpg&idx=2
<参考サイト>
●日本芸術文化振興会(国立劇場)
http://www.ntj.jac.go.jp/
●伝統歌舞伎保存会
http://www.kabuki.or.jp/
●歌舞伎・演劇
http://www.shochiku.co.jp/play/index.html
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●日本俳優協会
http://www.actors.or.jp/index2.html
◆今回公演情報
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2404.html
◆鳴神(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B4%E7%A5%9E
<実施概要>
●日時:6月18日(金)
19:00 開演
21:00 終演予定
その後 交流飲み会(参加自由)
●演目:歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
出演:片岡 孝太郎、片岡 愛之助 他
(演目概要は、以下に記しておきます)
●会費:ギリークラブ会員 4,500円 ビジター5,000円
メンバーの方優先、先着順で申し受けます
交流・飲み会会費は当日集金します。
●募集人数:20名
●〆切り 5月15日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
●会場 国立劇場大劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access