<GILLIE>株式会社ギリー
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GILLIE CLUB

【ギリークラブ正会員限定企画】
『アメリカ人はなぜ肥るのか』
〜著者、アメリカの現状、日本での予防策を考える〜


<ご案内>


正会員の方に緊急案内です。

会員の猪瀬聖さんが著書を出版されます。7、8日頃の刊行なので私もまだ未読ですが、とても興味がある内容です。

本の内容は下記に記しますが、猪瀬さんを囲んで話をしたいと思います。
・何故アメリカ人は肥るのか。
・猪瀬さんが見聞きした実際の事。
・アメリカはどう対策しているのか?
・日本で懸念される事
・今から対策しておきたい事。
・それならば自分はこれも言いたい・・・

本は読んで来て頂きたいのですが、間に合わなかったら、そうでなくとも結構です。少人数で自由にこの問題を考えたいと思います。

平日の昼間という時間帯ゆえ、そんなに大ぜいがいらっしゃれるとは思いませんが、著者と語り、この問題に関心のある方と交流する・・

メディア関係の方
医療関係・健康問題に関心のある方、
飲食業界、食品業界、料理人のかた。。
ご一緒に考えませんか?

開催まで時間がありませんが、お待ちしています。

<参考>

<『アメリカ人はなぜ肥るのか』情報>
○書名:アメリカ人はなぜ肥るのか (日経プレミアシリーズ) [新書]
○発売日: 2010/11/10

池上彰さん推薦!
「アメリカ人の肥満はもはや社会病理だ。そして明日の日本の姿かも……」

重すぎて搬送できない救急患者、肥満の若者が増え、新兵確保に苦労する軍隊、太り過ぎで飛行機の搭乗を拒否されたハリウッド・セレブ------。国民の3人に2人が肥満か太り気味と診断される異常事態は、日本におっても対岸の火事ではない。元ロサンゼルス駐在記者が、アメリカ人の信じがたい食生活と、肥満を余儀なくされる社会構造に迫る。

アメリカ人の3人に2人が肥満か太り気味
黒人女性にいたっては8割が体重過多
ディズニーのアトラクションが改装になった真相
朝からデザート、寿司にもコーラを飲む食生活
肥満通信簿をつける公立学校
ジャンクフード漬けの学校給食
1420キロカロリーの特大バーガーが大ヒット
野菜・果物を買えない「食の砂漠」広がる
22万人が胃の縮小手術
中国人、インド人、イギリス人、フランス人も太り始めた
日本は大丈夫か?

目次
第一章 肥満超大国アメリカ
第二章 貧乏は肥満の始まり
第三章 You are what you eat
第四章 三つ子の魂百まで
第五章 食えよ肥やせよ
第六章 アメリカ人は痩せられるか
第七章 アメリカ発肥満が世界を襲う
第八章 日本は大丈夫か

前書き(はじめに)

アメリカでいま、肥満が大きな問題となっている。国民の三分の一が肥満、もう三分の一が太り気味と診断され、普通の体型の人は三人に一人しかいないという異常事態。肥満はこの三十年間で急速に進行し、肥満の深刻な若者や子どもの世代はアメリカ史上初めて「親より短命の世代」とまで言われている。
アメリカ人の死因一位は心臓疾患だが、その最大の原因が肥満。ほかにも肥満は糖尿病やがん、喘息など様々な病気の引き金となっている。個人の健康や財産をむしばみ、命を奪うだけでなく、医療支出の増大を通じて国や地方の財政を大きく圧迫している。肥満問題はオバマ大統領の主要な内政課題である医療制度改革と表裏一体の関係だ。肥満はさらに、将来、国防を担う兵士の数の不足をもたらすのではないかという懸念を引き起こしたり、救急・消防活動の障害となったり、企業に余計なコストを強いたりするなど、社会や人々の暮らしに大きな影響を及ぼしている。

 もちろん、肥満の進行を、みな指を加えて見ているわけではない。オバマ政権や自治体は肥満退治に次々と立ち上がった。個人も痩せようと必死だ。しかしそうした政府や個人の前にはさまざまな障害が立ちはだかる。たとえば、食品業界や外食業界の中で繰り広げられる顧客獲得競争は結果として消費者のカロリーの過剰摂取につながっている。体をあまり動かさない現代のアメリカ人のライフスタイルも問題だ。肥満は貧困とも密接に関連しており、アメリカの格差社会が問題の解決を一層困難にしている。

 経済のグローバル化に伴い、肥満問題は他の先進国や新興国でも社会問題となりつつある。世界はまさに、トーマス・フリードマン言うところの The World Is Flat(フラット化する世界)ならぬ、The World Is Fat (肥満化する世界)の様相を呈している。

 日本にとってもけっして対岸の火事ではない。食生活の洋風化、ファストフード化や慢性的な運動不足などを背景にメタボ人口は増加の一途。肥満は日本人の健康を着実にむしばんでいる。最近、「特盛り」や「メガバーガー」といった超ビッグサイズの外食メニューが飛ぶように売れ、刺激的な甘さのドーナツ・チェーンに長蛇の列ができる。格差社会の足音も近づいてきた。肥満化の道を一気に突き進んだアメリカとそっくりの社会状況が生まれつつあるのは、単なる偶然だろうか。ひとたび社会条件がアメリカと重なれば、日本の肥満化が一気に進む可能性も否定できない。日本人を含めたアジア人の体は高カロリーの欧米食に対し欧米人以上に脆弱だからだ。現状では日本の肥満率(全人口に占める肥満人口の割合)は欧米諸国と比べればはるかに低い。しかしだからといって、けっして安穏とはしていられないのである。

本書はアメリカの肥満問題の現状を詳しくリポートし、その原因や背景を掘り下げつつ、アメリカの肥満問題の今後を見通した。さらに、アメリカ発の肥満化の波が世界の他の地域や日本にも大波となって押し寄せつつある現状を報告。最後に、日本社会や私たち個人がどうすれば肥満化の波を食い止めることができるか、アメリカの教訓をもとに処方せんのようなものを考えてみた。

<ギリークラブ実施に向けて猪瀬さんからのメッセージ>

この『アメリカ人はなぜ肥るのか』は、私の日本経済新聞ロサンゼルス支局長時代(2004-2008年)の取材や個人的体験を基に、最新のデータや動きを加えてまとめたものです。
一見、お堅い日経新聞らしからぬテーマですが、私がアメリカで暮らしていて、単純に一番驚き、そして最も興味をそそられたのが、この肥満の問題でした。なにせ同じ人間なのに、日本人とは比較にならないほど太った人がそこら中にゴロゴロ、ウジャウジャいるのですから。
 本書では、アメリカ人が肥満になる原因についていろいろと分析を試みていますが、全体を通して食生活の大切さを強調したつもりです。
 日本のメタボ問題の現状と今後についても触れています。そして同様に、そこでも食生活の大切さを書いています。
 ギリークラブの催しでも食に関するテーマが目立ちますが、それは取りも直さず日本人の間で食や食生活への関心がいかに高いかということを示しているのではないでしょうか。本書を通じて、そうした食に関心のある方々に、改めて食について考える機会を提供できたらと思っています。また、現在メタボの方やメタボを心配していらっしゃる方が自らの食生活やライフスタイルを見直す参考にしてもらえればとも願っています。
 と、もっともらしいことを書きましたが、本書の最大の売りは、池上彰さんの推薦文でしょうか(笑)。
猪瀬聖
著者紹介
猪瀬聖
1964年栃木県生まれ
慶応大学法学部卒、米コロンビア大学大学院(ジャーナリズムスクール)修士課程修了。日本経済新聞社東京編集局生活情報部などを経て2004年から2008年まで日本経済新聞ロサンゼルス支局長。日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパート。

★ここで予約できます。(アマゾン)
http://www.amazon.co.jp

<実施概要>

●『アメリカ人はなぜ肥るのか』
〜著者、アメリカの現状、日本での予防策を考える〜

●日時:11月16日(火)13:30〜15:30

●会場:東京21Cクラブ
千代田区丸の内1-5-1(新丸ビル10階)TEL:03-5208-2121
ご参加の方に入館方法をご連絡します。

●ゲスト:
猪瀬聖氏

●会費:ギリークラブ会員 3,000円(ご同伴ビジターは5,000円)
※セミナー代・会場費分担金・飲み物代

●参加人数:申込先着順 15名限定(正会員限定・1名まで同伴可)

●締切:11月15日(月)
(それ以前でも満員の際には締め切ることもあります。)
※満員の際、キャンセル待ちは可能です。