「社会人のための文楽鑑賞教室」観劇会
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<ご案内>
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文楽12月文楽には観賞教室があります。昼間は学生向けですが、2日間だけ社会人向けの会があります。今回はそれに参加しようと思います。
初心者にとって分かり易い公演・プログラムである事は事実ですが、実はエキスパートにとってもこの演目は見逃せません。
「伊達娘恋緋鹿子」火の見櫓の段「八百屋お七」という名前でも知られている江戸の町娘による放火事件、それをお芝居にした作品ですが、大変派手な部分も多く、人形がやぐらを登る場面などは本当に面白いです。
「三十三間堂棟由来」という作品も有名です。人に助けられた動物や植物が姿を変えて恩返しをする、日本の説話にはそんなストーリーが多いのですが、これもその一つです。時に泣かされます、こういう話に。
歌舞伎は贔屓にしている役者の芝居を楽しむ演劇ですが、文楽は大夫の語りと三味線で話が自分の中に入り込んできて、目の前で人間より人間らしい人形が演技をするのです。ストーリーは歌舞伎よりも、ぐんと入ってきます。
そんな作品で、かつ初心者に分かり易く、コンパクトにまとまった時間で楽しめるのが観賞教室です。
この会も発売前の10月末に確定する必要がありますので、ご参加希望の方はお急ぎご返事をお待ちしています。
11月初旬に希望者で埋まらない場合には、劇場に返却し、希望する一般のお客様に販売する分に回しますので、決して無理して参加する必要はありません。
それぞれの内容・あらすじ・出演者などは下記チラシをご覧ください。
(チラシ表面)
(チラシ裏面)
世界から認められ、評価されるのが日本文化、(政治も経済もこうありたいものです)
どこかの真似ではなく、オリジナルなものだからでしょう。
それでは日本人が自分の国の文化を理解しているでしょうか?残念ながら劇場に来ている方、ビジネス上の会話を聞いても、もう少し頑張らなくては、と思う次第です。
渡辺の持論は「日本文化をビジネスに活かす」です。文楽をはじめ、歌舞伎や狂言などの芸能は勿論楽しむものですが、ビジネスマンがこれらを理解した上で、自らの武器として、教養として身につける意味を知って欲しいと思います。
ビジネス最前線にいらっしゃる方も、この機会に文楽デビューをして頂きたいと思います。何回かの実体験で、日本の素晴らしさを認識し、次にビジネスへどう活用できるか、ご検討ください。
目をそらさないで一回ご覧になってください。真の国際化とは自分の国を知る事です。そんなことをお考えの方も、奮ってご参加下さい。
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<参考>文楽を知るためのサイト
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●国立文楽劇場
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
●文楽協会
http://www.bunraku.or.jp/japanese.html
●文楽ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%A5%BD
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●人形浄瑠璃 文楽
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/
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<実施概要>
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●「社会人のための文楽鑑賞教室」観劇会
●日時:12月10日(金)
18:30開演 20:55終演予定
「伊達娘恋緋鹿子」 火の見櫓の段
解説 文楽の魅力
「三十三間堂棟由来」
鷹狩の段 平太郎住家より木遣り音頭の段
その後希望者は技芸員の方との食事会があります。
ご意向お聞かせ下さい。
●会場:国立劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access
●会費:ギリークラブ正会員 4,000円 ビジター5,000円
(チケット代、諸経費分担金)食事会は別途集金します。
●募集人数:20名
正会員の方優先、先着順で申し受けますが、
希望者多数の場合には可能な限り増枠します。
ご意向お聞かせ下さい。
●〆切り 10月31日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
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