歌舞伎セミナー、観劇&舞台見学
「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」
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<ご案内>
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【中止】
ギリークラブの中で、日本文化シリーズを特に、「和・倶楽部」と称しています。自国文化を愛する人の真摯な集まりです。
昨年開始の「織田紘ニ氏と歌舞伎を知る」シリーズは、これはかなり歌舞伎をご覧になっている方対象の企画ですが、劇場でのセミナー&観劇会は、基本は超初心者対象です。
ですので、この3月19日の会もその内容です。1月に大好評であった高羽氏の歌舞伎セミナー、片岡仁左衛門主演「絵本合法衢」観劇終演後の舞台見学、という流れで実施します。
観劇する歌舞伎は鶴屋南北という作家の作品、チラシにはこんな事が書いてあります。
片岡仁左衛門が鶴屋南北の作品に国立劇場で挑む!爛熟期の江戸歌舞伎が生んだ“悪の華”現代にあってもなお色あせない斬新な舞台にご期待下さい。
作品に関しても事前セミナーでお聞きしますが、「歌舞伎は娯楽、単純に楽しめば良い」と言う事でもあります。楽しみ方のヒントを教えて貰い、各人がそれぞれ楽しむ、そんな感じが良いかなと思っています。
それと、舞台見学、これは貴重な経験です。他のお客様がお帰りになった後、ごく限られた人数で、花道を歩いて移動、舞台に立って見る客席は本当に近い!(居眠りしていると分かってしまいますね)
終わったばかりの大道具やセットがあり、歌舞伎独特の黒御簾(くろみす)、下座(げざ)といわれる、音楽を演奏する場所ですが、そこも入れます。
舞台下にある奈落(ならく)の機構、花道下、すっぽんと呼ばれる場所なども歩けます。(当日の都合でご案内場所が変わる可能性もあります)
ギリークラブは、素朴な疑問を何でも聞ける場、どんなに基本的な事を知らなくても恥ずかしくない場、初心者が自国文化の一つ歌舞伎に親しめる場を心がけています。
その考えに賛同してくれる多くの方が応援して頂き、このような企画が実現するという幸せな状況です。
セミナー、観劇、舞台見学、この3要素を1日でセットしました。全て終了した後には、ご希望の方と食事会です。これがまた盛り上がるんですね。
この日体験した事を肴に、同好の方と盛り上がる、これこそギリークラブだと思います。奮ってのご参加お待ちしています。
<観賞作品:絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)>
序 幕 多賀家水門口の場
多賀領鷹野の場
多賀家陣屋の場
二幕目 四条河原の場
道具屋の場
妙覚寺裏手の場
三幕目 和州倉狩峠の場
倉狩峠一つ家の場
倉狩峠古宮の場
元の一つ家の場
大 詰 合法庵室の場
閻魔堂の場
(出演)
片岡 仁左衛門
片岡 孝太郎
片岡 愛之助
中村 時 蔵 ほか
鶴屋南北は、江戸文化が最も爛熟した文化文政期に活躍し、「東海道四谷怪談」などセンセーショナルな作品を残しました。そんな南北が「絵本合法衢」で描いたのは、悪事の限りを尽くし、立ち向かう討手を次々と返り討ちにしてゆく男二人。数ある歌舞伎劇の中でも異彩を放つユニークな作品です。
主人公は、お家横領を企む左枝大学之助と、街道筋の茶屋を生業とし欲望のままに人を殺めていく太平次の二人。武家と庶民、対照的な悪党を片岡仁左衛門が二役で演じます。
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<参考>歌舞伎を知るためのサイト
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●日本芸術文化振興会(国立劇場)
http://www.ntj.jac.go.jp/
●伝統歌舞伎保存会
http://www.kabuki.or.jp/
●歌舞伎・演劇
http://www.shochiku.co.jp/play/index.html
●文化デジタルライブラリー
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/
●日本俳優協会
http://www.actors.or.jp/index2.html
◆今回公演情報
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/3856.html
◆『絵本合法衢』(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/
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<実施概要>
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●歌舞伎セミナー、観劇&舞台見学
「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」
●日時:3月19日(土)【中止】
11:00「片岡仁左衛門を知り、絵本合法衢を学ぶ」
●場所:
セミナー:伝統芸能情報館(国立劇場裏手)
歌舞伎:国立劇場大劇場
●お話:東雲喜光氏(古遊座主催)
12:00 終了、劇場へ移動
12:30 歌舞伎「絵本合法衢」 観賞
16:50 終演予定
17:00 舞台見学会
(時間は予定、詳細はご参加者に連絡します)
※この後に別企画「飲み会」があります。
別案内をしますが、ご意向をお聞かせ下さい。
●観賞演目:「絵本合法衢」
出演:片岡仁左衛門、片岡孝太郎、片岡愛之助、中村時蔵 ほか
●会費:ギリークラブ正会員 12,000円 ビジター14,000円
(チケット代、謝礼・諸経費分担金)茶話会飲食は個別お支払いです。
●募集人数:20名
正会員の方優先、先着順で申し受けますが、
希望者多数の場合には可能な限り増枠します。
ご意向お聞かせ下さい。
●〆切り 1月31日
・締め切り前でも、満員の際には閉め切ります。
・キャンセル待ちもできます。
●会場:国立劇場(半蔵門)
(国立劇場への行き方)
http://www.ntj.jac.go.jp/gekijo/kokuritsu/index.html#access
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