ギリーが懇意にしている農業生産者の方々、栃木県の海老原さんと仲間達、、栃木県開拓農協、茨城県の飯野さんたちとネットワークを組み、新鮮な野菜が不足している被災地にお届けする活動が始まっています。
小学館の「美味サライプロジェクト」に協力させて頂き、東北各地で炊き出しをされているシェフの方に食材をお送りしています。第一弾として山形、仙台、岩手県奥州市のシェフに届け、現地での炊き出し料理用にご活用いただいております。被災地の食事情、やっと量は需要に追い付いたのですが、炭水化物が過多で栄養バランスが崩れ、野菜や果物が足りないそうです。
ご存知のように栃木や茨城は放射能の風評被害にあい、生産者の方は将来への不安もお持ちかと思いますが、「被災地の事を知ったらそんな事は思っていられない」、「何とかしたい！」という強い気持ちをお持ちの農家の方がギリーの仲間です。栃木・茨城の農産物をサポートするギリークラブを開始しているのはご存知かと思いますので、ぜひ栃木や茨城産の品もご購入お願いします。
この活動、今後も出来るだけ多くの方の協力を頂戴して続けていければと思っています。一緒に応援して頂ける生産者の方、流通の方、またそんな方を推薦していただける方からの連絡をお待ちしています。
出荷要請が来た時に対応できる方に連絡し、集荷して発送して頂きますので、まずは登録をお願いいたします。農産物から始めていきます。
参加農家（敬称略・順不動 4月10日現在）
海老原 秀正（栃木県下野市）
添野 一美（栃木県小山市）
若林 忠男（栃木県下野市）
藤沼 孝司（栃木県下野市）
上野 浩美（栃木県下野市）
大島 誠（栃木県下野市）
藤沼 秀男（栃木県下野市）
大山 重春（栃木県真岡市）
鈴木 幹應（栃木県小山市）
飯野 良治（茨城県稲敷郡）
栃木県開拓農業協同組合 （組織として参加）
世話人：渡辺幸裕（東京都文京区）
この写真は海老原ファームのビニールハウスで発芽したての野菜です。
まだこんなに小さいですが、これから大きく、美味しくなります。
ゆくゆくは我々の口に入り、そして被災者の方にも届けられたらと思います。
でも、こういう協力をして頂ける農家さんも、収入がなくては活動も続けられません。そんな意味でも我々食べ手が協力出来る事は、野菜を買う事であり、食べる事、そしてアピールする事です。どうぞご協力をお願いします。
★4月11日に第一弾の出荷をしました。
皆さんが野菜を持ち寄り、詰め合わせして送る準備をしている様子です。どうですか？風評被害に悩んでいる表情ではないですよね。野菜不足の被災地に自分たちの作った美味しい野菜を送ることが出来る・・・素敵な生産者の方の笑顔です。
その後東北のシェフたちからこの野菜の美味しさを絶賛され、「お代わり！」のご指名に応えて、2回目の出荷をさせて頂きました。香りと味にこだわった栃木野菜をを東北の皆様に食べて頂ける、本当に有難い事です。
美味サライの東日本料理支援プロジェクトの活動内容がここにアップされています。
http://fullnameproject.com/?category_name=project1
