ギリーあらかると

■2014年4月掲載の情報

インドネシアの学生、劇団四季稽古場見学

2014年4月9日、インドネシアの日本語専攻学生ミュージカル劇団「en塾」一行60名の劇団四季稽古場見学のアレンジ&コーディネートをさせて頂きました。

その時の様子がこのサイトにあります。
https://www.youtube.com/
劇団四季のサイトにもあります。
http://www.shiki.jp/

この日の稽古場には浅利慶太氏ご自身が待っていて頂き、こんな事を話されました。
「国と国を繋ぐのは、まず文化の交流から始めると良い。劇団四季には海外出身の俳優も多く、非常に開かれた劇団です。インドネシアとは『ミュージカル南十字星』などを通じて親しい関係にあるので、ぜひ我こそはと思う人は四季の門を叩いてほしい」

稽古場見学、浅利代表のお話しに引き続き、福岡公演開幕に向けての「キャッツ」舞台稽古を目の前で見せて貰うという、本当に凄い経験をさせて貰った学生達は感激の涙、拍手、歓声、でしたが、その反応を見た出演者の俳優が何名も感激して目を潤ますという感動の場面がそこにありました。

玄関にずらりと並んだスリッパ、インドネシア語の挨拶、裏方さん、劇団職員、稽古に励んでいる俳優、全員が歓迎してくれ、その気持は完全にインドネシアの若者の心を捉えました。バスの窓を全開して「トゥリマ カスィ!ありがとうございます!!」と叫ぶ若者との別れの時、浅利代表はバスが見えなくなるまで手を振られていました。

準備から見送りまで素晴らしいホスピタリティでしたが、この素晴らしい出会いと感動のギリー(=案内人役)をさせて頂いた幸運に感謝し、幸せを噛み締めています。人と人を結ぶ案内人、ギリーとしての仕事を始めて13年になりますが、こういう感動の出会いを紡がせて頂くのは本当に嬉しいです。子供達の笑顔、俳優たちの笑顔、集合写真を撮っていて手が震え、涙が流れて困りました。

ここに至るまでには多くの方の努力がありましたし、劇団四季とギリークラブの長い信頼関係があったからこそ実現できたのだと思っています。数年前、「ミュージカル南十字星」を駐日インドネシア大使に観に来て欲しいとのご依頼を受け、様々なつてをたよって実現させた事がありましたが、今回もほんの少しだけですがインドネシアと日本の文化交流のお手伝い出来ました。

しかしあまりに凄かったのでかえって緊張しています。さあこれからどうするかです。日本・インドネシアのエンタテインメント交流、あまりに大きい宿題を貰ってしまいました。頑張ります!

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